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Internaional CES 2013の感想 [AV機器]

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今年のInternaional CESも、AV機器やモバイル機器の新製品発表が目白押しだったが、印象に残ったことだけをメモしておきたい。

テレビ関係は、当面買い替えも買い足しもしないので、ほとんど興味がないが、

2013 International CES:パナソニックも56V型の4K有機ELパネルを参考展示、ソニーと協力 - ITmedia LifeStyle

ソニーとパナソニックから、4kの有機ELパネルの展示があったようだが、この記事によれば、両社の共同開発したものだったらしい。本当に、ソニーとパナソニックが組んだんだね。逆にいえば、そこまで追い込まれているということか。

ソニー、4K解像度の動画配信サービスを2013年夏に提供開始へ - CNET Japan

4k動画のネット配信が始まるというのは、早速先日の予想が当たったな。ただし、差別化したいようで、ソニー独自で始めるようだ。3Dのときもそうだったけど、メーカーが用意できる10本程度の無料動画では、購入動機にはならないと思うんだけどな。

LG、Google TV 3.0を搭載した新型スマートTVを発表、画面サイズ別に42/47/50/55/60型の5種類を投入 | juggly.cn

新しいGoogle TVは、何と第3世代なのだそうだ。一昨年末ぐらいに出ていたマイナーバージョンアップは、第2世代のつもりだったのね(笑)

第3世代は、さすがに音声検索やジェスチャ操作など、多少は新しいことをやってきたな。

ただ、一新された画面構成も特に画期的とも思えないし、相変わらず、文字入力用にフルキーボードリモコンを残したりして思い切りの悪さを感じさせるし、なにより、CESでは全く存在感がなかったのはどうして?

テレビは、今や、サムスン、LGがトップブランドで、勢いがあるのは間違いないが、韓国経済全体は盤石じゃないし、安部首相の経済政策が本気なら、まだまだ日本メーカーに付け入る隙はあるはず。国内のテレビメーカーも事実上4社に絞られた感じだし、残ったメーカーには頑張って欲しいな。

さて、今年のCESを象徴するニュースはCPU関係の発表だった気がする。 話題がPCからすっかりモバイルが中心になったことが、分かる内容だった。

NVIDIA、Cortex-A15ベースになったモバイルCPU「Tegra 4」 ~GeForceも72プロセッサに - PC Watch

【イベントレポート】【CES 2013レポート】【Qualcomm基調講演編】次世代Snapdragon 800の性能を公開 ~サプライズゲストであの人が登場

Huawei / HiSilicon の次世代チップ K3V3 は今年後半、Cortex-A15クアッド構成 - Engadget Japanese サムスン Exynos 5 Octa 発表、4+4のヘテロジニアス8コア プロセッサ - Engadget Japanese

NVIDIAに続き、競うようにQualcomm、HiSilicon、Samsungも次世代モバイルプロセッサを発表し、にぎやかだったな。

インテル、最新「Atom」プロセッサの「Bay Trail」と「Lexington」を発表 - CNET Japan

Intelでさえ、スマフォ向け「Bay Trail」「Lexington」を発表のメインに据えた。

しかも、「Lexington」は普及価格帯と銘打っており、最初から性能競争には負けを認めてしまっており、「Lexington」も性能において「Tegra 4」に及ばないらしく、この市場で劣勢は免れない。

マイクロソフトも、今年からCES展示を止めており、特別講演はあったものの、存在感は皆無だったと言っていい。

このCESは、Wintel時代の終わりが見えた気がするな。

[ #CES2013 ]サムスンがEvernote搭載の冷蔵庫を発表。さて、どう使う? : ギズモード・ジャパン CES 2013:米Dacor、Androidを搭載したウォールオーブンレンジ「Discovery IQ Wall Oven」を発表 | juggly.cn 【レポート】CES 2013 - パナソニック、北米市場で理美容製品など強化へ | 家電 | マイナビニュース

もうひとつの傾向として、パナソニックが、テレビ以外の白物家電や車載機器などに展示発表の重点を置き始めていたり、サムスンなどからスマートデバイスを内蔵する冷蔵庫やオーブンレンジなどの家電品が発表されたり、ネットワーク対応のヘルスケア製品も本格的に増えだしたりと、AV以外の新たな新分野開拓の芽が見え始めていることだろう。

ただ、試作品レベルの展示が多かったり、売る気があるのか疑問に思えるほど馬鹿高かったりして、すぐにはモノになりそうにないのも事実。 まだまだ、各社の新分野の模索は続きそうだ。

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