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家庭用UPSの決定版が登場か? [パソコン周辺機器]

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我が家では、東日本大震災の計画停電を経験して以降、UPSを導入し、停電中も、光メディアコンバーター+ホームゲートウェイ+FAX電話の電源をバックアップしていることは、以前別の記事でも取り上げた。

BE550G-JP
APCのUPS「BE550G-JP」を使用しているが、ホームゲートウェイを節電モード(無線LAN切、有線LAN10Mbps制限)にして、固定電話+有線LANによるネット接続が、2時間程度使い続けられる計算である。

「BE550G-JP」は、デザインからしてあまり一般家庭に置くのに向いていないが、当時、低価格のUPSというと、ほとんどこれしかなかったのだ。

ただ、鉛蓄電池を使っていて重いため、テレビラックの棚に置いていたら、棚板がたわんできたり、床に置いたら、指先をぶつけて死ぬほど痛かったり、出力波形が矩形波方式なので、使えない電気製品があったり(実際、一部の石油ファンヒーターが動作しなかった)と、家庭用には問題も多かった。

その後、UPSについて興味を持つことはなかったのだが、最近、次の新製品を見かけて、ちょっと興奮した。

  • BG500-JP.jpg
シュナイダーエレクトリック APC GS Pro 500 BG500-JP - NTT-X Store

縦置きすると、家庭用NASかと見間違うような、かつてないデザインのUPSだ。
これなら、家庭用のルーターやNASの、隣に縦に置いても何ら違和感のないデザインで、初めて家庭向けにデザインされたUPSだと言えるのではないだろうか。

従来のUPSは大抵、鉛蓄電池だったが、この製品は、リチウムイオンバッテリを搭載することにより、54×290×191mmというコンパクトサイズと、2.2kgという軽さを実現しながら、500VA/300Wという「BE550G-JP」並みの電源容量を実現している。

また、出力波形も、近似正弦波出力なので、使えない電気製品も大幅に減るはずだ。矩形は方式では動作しないことがあるActive PFC 電源ユニット (PSU)のパソコンも、問題なく動作するだろう。

パソコンとLANやUSB接続して、リモートでのON/OFFできるスマートコンセント機能や自動シャットダウン機能もあるし、さらに、ネットワーク接続状態を監視するWatchdog機能でルーターやモデムの再起動/回復ができる機能もあるらしい。

コンパクトなだけに、コンセントは、バックアップコンセント×2個(うち1個がマスターコンセント)、 スマートコンセント×2個(マスター連動/Watchdog/リモートコントロール設定可能バックアップコンセント)の4個と少なめなのだが難点だが、容量からして、これ以上増やしても短時間しかバックアップできないので、適切な割り切りかもしれない。

価格は、今のところ4万円弱あたりが相場で安くはないが、リチウムイオンバッテリで近似正弦波出力というスペックを考えれば決して高いとは言えない。
上に挙げたサイトでは、クーポンを利用すれば3.6万円弱で買えるので、現時点の底値だと思う。

ただ、日本に出回り始めたばかりの商品のようで、まだ入荷予定、予約中となっている店も多いため、急がない人は、市場に潤沢に出回り始めて、値下がりするのを待ってもいいと思う。

デスクトップパソコンの電源バックアップなら、ここまでのコンパクトさは必要はないと思うが、停電時にでも、ひかり電話+インターネットが繋がるように、ホームゲートウェイの横に置いて電源をバックアップしたいなら、この製品のコンパクトさは物凄い魅力だと思う。

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