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デジタルラジオでこけたFM東京:FACTA online

asahi.com:デジタルラジオ計画が白紙に 在京民放ラジオ局5社 - テレビ・ラジオ - 文化芸能

V-LOW(VHF 1~3ch)のデジタルラジオの本放送を行う会社「マルチプレックスジャパン」の発起人会が解散となったそうだ。
在京民放ラジオ局5社で設立されたが、TOKYO FM以外がデジタルラジオから事実上離脱し、TOKYO FMだけが、解散しても、単独でデジタルラジオ放送を始めたい意向だそうだ。

ただ、ここまで頑張ってきたTOKYO FMは悔しいだろうけど、流れはAMのFM化にあり、もうその流れは食い止められないだろうな。

記事によれば、auは既に、デジタルラジオ対応のスマフォの開発をスタートしていたそうだが、えらいとバッチリだな。

当然、AMがFM化すれば、AM局全部が直接の競合相手になるFM局は、既得権益が侵されることになる。
突然、TOKYO FMばかりが損をする事態になるのは可哀想なので、モバキャスの電波枠でデジタルラジオが流せるようにしてあげたり、東京都のみの放送免許なのを、AM並みに関東全域に広げて認めてあげるぐらいの配慮は必要だろうな。

以前にも書いたが、個人的には、デジタルラジオなんかやめて、V-LOW帯域を、AM放送のFMサイマル配信に使うことには賛成だ。
原理的に外乱ノイズに弱いAM変調は、デジタルノイズだらけの現代社会においては、もう技術の寿命が尽きていると言える。

放送局に、いつまでもAMにだけしがみつけ、と強制するのは、携帯電話会社に、他は3Gだ4Gだと言っている時代に、未来永劫PDCやPHSのサービス(いや、時代的に言えばアナログセルラーか)だけを続けろ、と言っているのに等しく、それでは、企業として存続は難しいだろう。

ただ、AM放送の停止自体は、慎重にあるべきだろうな。
関東平野以外では、直進性の高いFM(というよりVHF帯)で、AM(というよりMW帯)と同等のサービスエリアを実現するのは、多分難しいはず。
FMで聞けなくなる家庭のラジオを、ラジオ局自身がすべでRadiko端末にでも交換して聴けるようにするなら止めても文句は出ないが、お金のないラジオ局に、そんなことは不可能だろう。

一方、デジタル化は断念するにしても、デジタル化で実現されるはずの週間番組表の配信だけは、インターネットでもいいので、ぜひ実現して欲しい。

ラジオの聴取率調査は、テレビのような機械式ではなく、アンケート方式で、リアルタイムだけでなく録音して聞くのも含まれた値として集計されると聞く。
それは、調査にお金をかけられないから、というのもあるが、ラジオの場合、テレビのようにはいちいちCMをスキップして聴かないという習慣も考慮して、録音でもスポンサーには価値があるとの判断があるらしい。

だとしたら、しっかりした番組表が配信され、簡単に予約録音ができるラジオレコーダーが増えれば、ユーザーの利便性も上がるし、ラジオの聴取率向上に役立つはずだ。

テレビの場合、番組録画が視聴率向上に結びつかないどころか、低下に拍車をかけていることから、放送局は録画されるのが嫌いらしいが、ラジオの場合は、録音は聴取率向上に直接結びつくのだから、もっと積極的にラジオを予約録音できる環境を広めて欲しいな。

一人のラジオファンの望みとして、是非ともラジオ局にはお願いしたい。

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