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LED照明が普及する中で [白物家電]

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最近、LED照明に関するニュースを取り上げていない。
最初は、3,000円以上したLED電球も、省電力、広角、密閉容器対応など、次々と新しい技術革新が進んだ一方、元々、シンプルな構造の製品であり、技術的にも、あっとういうまに行き着くところまで行ってしまい、コモディティ化してしまった。
秋葉原では、二流ブランド品であれば、40W相当のE26型LED電球が2個500円で販売される始末。
しかも、一度買い替えると、めったに壊れないから、半永久的に買い替えしてくれないという泥沼。

これじゃ大手メーカーは作っても儲からないだろうな、と思っていたらこんなニュースを発見。

サムスン電子、日本の家庭用LED市場から完全撤退―韓国メディア|中国情報の日本語メディア―XINHUA.JP - 中国の経済情報を中心としたニュースサイト。分析レポートや特集、調査、インタビュー記事なども豊富に配信。

朝日新聞デジタル:シャープ、住宅用LED縮小へ 価格下落、撤退も検討 - 経済・マネー

サムスン電子に続いて、シャープも住宅用LED照明から撤退するという。シャープというと、LED照明の老舗だったのに、業績が悪い中、儲からない事業は止めるべし、という判断なのだろう。

パナソニックのように、パナホームという系列の住宅メーカーと組んで、新築市場で高く売るルートを持っている企業なら別だが、シャープだけでなく、日立や東芝などの家電メーカーも、儲からなくて厳しいだろうな。
最終的には、コイズミやアイリスオーヤマのような、固定費が安く、小回りの利く専業メーカーしか生き残れないのかもしれない。

パナ、蛍光灯器具の生産終了 15年度中、LEDに移行:朝日新聞デジタル
一方で、白熱電球に続き、続々、蛍光灯も製造中止になりそうだ。
パナソニック、日立、東芝なども、すでに蛍光灯照明の新製品は出していないそうだ。

白熱電球生産中止の次は、蛍光灯も??・・「水銀条約」ただ今協議中 - 朱美のトランス雑記帳2012 - Yahoo!ブログ

蛍光灯に関しては、消費電力面では、白熱電球ほどはLED電球との差は大きくないが、製品に水銀を使用するため、その観点からも製造中止の動きが見えており、その方向性は動きそうにない。

蛍光灯の置き換えについては、電球のようには簡単には行かず、シーリングライト全体での交換となるため、電球よりは敷居が高い。
しかし、そのLEDシーリングライトの価格も、2年ほど前から急激に下がり、安いものだと6畳用で5000円台から。
しかも、その価格でありながら、寿命が長く、ちらつきも少なく、消費電力も少ない上に、リモコン付きで、照度切換えやタイマーOFFができたりと、むしろ、蛍光灯のシーリングライトよりコストパフォーマンスが高いぐらい。

これでは、蛍光灯の勝ち目はなさそうだ。

ただ、高コスト体質の大手家電メーカーが、この値段で儲かるかといえば、採算が合わないだろうから、コイズミなどの照明専業メーカーの天下は揺るぎそうにないな。

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