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au2014年夏モデルは意外に盛りだくさん [携帯キャリア]

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ASCII.jp:【速報】au夏モデルはWiMAX 2+対応のXperiaなどスマホ6台|【au夏スマホ】WiMAX 2+対応のXperiaやGALAXYなどザクザク

auの2014年夏モデルが発表されたが、予想以上に盛りだくさんで、力が入っていたな。

KDDIも通話中データ通信対応か、CDMA2000を捨ててLTEに特化した携帯電話が登場へ | BUZZAP!(バザップ!)

力を入れざるを得ない理由もあって、ドコモが採用するW-CDMAはLTEとの連携がスムーズで、LTE上のIP通信による通話であるVoLTEを実現する場合、LTEが繋がらないエリアでは3Gでの通話にスムーズに切り替えられるらしいのだが、auが使用するCDMA2000は、W-CDMAに比べてLTEとの共存に制約が多く、VoLTEを実現する際、事実上、通話はVoLTEのみで実現せざるを得ないらしい。
そのせいで、この夏には、ドコモ、ソフトバンクからVoLTE対応スマホが登場するのに対し、auは、LTEのサービスエリアを3G並みに拡充する必要があり、VoLTEの実施時期がかなり遅れるらしいのだ。
この夏、ドコモ、ソフトバンクが、VoLTEを前提とした通話定額で攻めてくるのに対して、同じ土俵で戦えないauとしては、それ以外の面に力を入れて、勝負せざるを得ないのだろう。

発表された新製品は、スマホ6機種に、タブレット2機種で、それ以外にHTCがスマホを出すという予告があった。
ここ数回の発表会の中では、機種数が多い方だろう。

今回の目玉は、最大110Mbpsの「WiMAX 2+」に加えて、LTEの800MHzと2.1GHzの電波帯に同時接続して高速化する「キャリアアグリゲーション」により150Mbpsの高速通信が、追加料金なしで利用できることと、他社に先駆けて、全機種がAndroid 4.4を搭載したことだろうか。
また、microSDXCカードのサポート容量も、ほぼ共通で128GBに拡大されている。バッテリーも、3日使えることを共通仕様にして、強化されている。
一方、SIMカードについては、依然としてnano SIMとmicro SIMの機種が混在しており、どちらかに統一しようという意図はないようだ。

LGL24.jpg

個別の機種では、「isai FL」は、5.5型の1440×2560ドット液晶画面に、録画も可能なフルセグチューナー搭載、4K動画撮影可能なカメラ、CPUもSnapdragon 801 2.5GHzと、一番のハイスペックで、名前の通りまさに「異彩」を放っている。
ただし、この小さな画面にドット密度をここまで上げる実質的な意味があるとは思えないし、持ち歩きではまともに受信さえ困難な地デジの録画機能を搭載する意味があるとも思えない。
4k動画のカメラも、小さなレンズが撮像素子の解像度に追いついているとは思えないし、再生できるテレビを持っている人がほとんどいない上に、128GBのSDXCを使ってもたいした時間録画できない。すぐにフルになるメモリカードの動画を外部にExportし、編集して保存し、後から再生する環境も用意されていない。
技術的には最先端のことに挑戦している製品ではあるが、頑張った部分が実際にはことごとく役に立たない、マーケット的にはひどく的外れな製品だと言わざるを得ない。

TORQUE.jpg

今回、一番魅力的だったのは「TORQUE」。
京セラ製なのに、まるでカシオの再来みたいなヘビーデューティなスマホ。MIL規格の中でも、MIL-STD-810Gに準拠し、防水、防塵、耐衝撃性に加え、耐振動、塩水耐久性、防湿性能、耐日射性能、耐低圧性能も満たしているという。
画面解像度や、CPU性能などが最新機種に比べれば劣るし、キャリアアグリゲーションやWiMAX 2+にも対応しないなど残念な点もあるが、それを補って余る魅力がある製品だと思う。
デザインも、撤退したカシオのスマホを思い出させる雰囲気があるが、これって、本当にカシオからヘッドハントしたエンジニアが開発したんじゃないだろうか? 全く根拠はないが、そう思ってしまう出来だな。

MeMO Pad.jpg

タブレットでは、10インチ液晶画面で、6.4mmと超薄型でありながら防水・防塵対応のハイスペックモデル「Xperia Z2 Tablet」より、クアッドコアのAtom CPUを採用しながら、なぜかWindowではなくAndroid 4.4を搭載した「ASUS MeMO Pad 8」が目を引いた。
普通に考えれば、Atomを使った方が、コストも高そうだし、消費電力も多そうだし、結果として重くなってしまいそうなのだが、それでも採用した意味があるとしたら、インテル側の戦略的な価格施策があるのかも。
今後、実際に「ASUS MeMO Pad 8」がいくらで販売されるのかに注目したい。

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