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新しい発想のメガネ型デバイス「JINS MEME」 [ウェアラブルデバイス]

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以前、腕時計式やメガネ式のウェアラブルデバイスについて、装着が負担になりそうで、使いたくないということを、ブログでも書いたことがあったが、今回JINSから発表された「JINS MEME」は、初めて使ってみてもいいかも、と思えるウェアラブルデバイスだ。

JINS MEME.jpg

眠気や疲れなど身体の内面が分かるアイウェアがJINSから登場 - 家電Watch

従来のメガネ型ウェアラブルデバイスというと、AR目的で、周りの風景に情報を重ねて表示するディスプレイとしての役割を狙ったものが多かったが、「JINS MEME」は全く目的が異なり、目の周辺の生態情報を検出することを狙いとする。

新開発の眼電位センサー、加速度、角速度センサーなどを搭載し、人間の五感の約9割を占めるという目の動きに着目し、「疲れ」や「眠気」などの情報を可視化、管理できるそうだ。
特に、スマホアプリと連携し、運転中の眠気を検知してアラートをあげてくれる機能や、フィットネス中の歩数カウントや活動量のほか、ランニングや歩行中の体の傾きやブレをリアルタイムに検出し、ロギングしてくれる機能などは、なかなか面白い。

これまでも、視線移動を検知するアイ・トラッキング技術や、眼電位t測定技術などは存在したが、消費電力が大きかったり、センサーサイズが大きくなったりして、ウェアラブルデバイスには使用しにくかった。
今回の新製品では、東北大学加齢医学研究室の川島隆太教授をfはじめとした各研究施設との共同研究により、メガネの鼻パッドと、眉間部分から検出される眼電位を元に、8方向の視線移動とまばたきをリアルタイムで測定できる「三点式眼電位センサー」を開発したという。

新しいセンサーはコンパクトなので、本体重量は約36gと通常のメガネと大差ない重量を実現。
センサー機構はメガネフレーム内に閉じているため、レンズは汎用の度の入ったものが使える。
そのため、目が悪い私でもこの製品は使えるはずだし、この重量なら、装着しても疲労感は酷くはないだろう。

本体にリチウムイオンバッテリーを内蔵し、連続使用時間は約8時間、充電時間は1時間とのことなので、かなり頑張っているが、一日中装着することを考えれば、もう少しだけ持たせたかったところ。
ただ、昼休みにメガネを外して充電すれば、十分、丸一日持つはずだから、ギリギリ実用範囲か。

スマホとは省電力なBluetooth 4.0 smartで通信し、micro USBでPCなどと通信したり充電を行う。
スマホ側のBluetooth も4.0対応が必須になるので、使える機種は制限されるが、消費電力を考えれば仕方のないところだろう。

全く新しい発想のメガネ型デバイスであり、こうした製品が、技術的バックグラウンドのないメガネ屋さんから出てきたことには驚くが、逆に言うと、電機メーカーやITベンダが先を越されたことは、それらの会社の人は悔しいだろうな。

本体には充電ケーブル、メガネ拭き、メガネケースが付属し、2015年春より製品として発売する。
現時点で発売価格などは未定だそうだが、「JINSの商品なので、手が届かない価格設定にすることはない」とのことなので、期待して発売を待ちたいな。

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