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最近のガスコンロのトレンド [白物家電]

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我が家のシステムキッチンは、今の家を建てたときについていたもので、約10年前なので、IHクッキングヒーターでもなく、ガラストップでもない、普通の昔からある3つ口のガスコンロだ。
奥さんによると、そのガスコンロの調子が今一つよくないらしい。
時々ではあるのだが、点火したり火力を調節する前面のレバーやボタンが、思ったように動かせず、点火しないままガスが漏れたり、火力の調整がうまくいかず、火が消えてしまったりすることがあるそうだ。
最初は、単に点火用の電池が消耗したのだろうと思い、調べてみたが、電池は昨年替えたばかりで問題なし。
ただ、奥さんに言われて、レバーやボタンを触ってみると、確かに長年使い続けて、ヘタってきており、強くボタンを押し込まないと点火しなかったり、レバーのたわみみたいな症状があるのが分かった。

使い始めて10年経つので、定期的に綺麗に掃除をしていても、全体的に取り切れない油汚れがひどくなってきているし、症状が悪化して故障したら、そろそろ買い替えた方がいいかも、という話になった。

その場合、東京電力を信用していないので、オール電化にもIHクッキングヒーターにもする気もないが、ガスコンロなら、手入れが楽な話題のガラストップタイプにしたいという。

ということで、どのぐらいの予算を見ておけばいいのか、あらかじめ下調べをしてみた。

条件としては、

・サイズは、我が家のシステムキッチンの場合、狭い方の60cm幅タイプ
・3つ口コンロ
・魚焼きグリルは、使わないのでどうでもいい
・掃除が楽なガラストップタイプ

といったところだが、主流の製品を調べると、リンナイやハーマンなどが有名で、ガラストップで主流の商品は10万円を超え、工事を頼むと、取り外した製品の処分も含め、さらに1~3万円程度かかるケースが多い。

ただ、壊れて使えなくなって、一両日中に交換したい場合は、そのぐらいかかるが、壊れる前に余裕をもって交換するなら、アウトレットでもう少し安くで買えるケースもあるようだ。

たとえば、新聞の折り込みチラシでも、こうしたコンロやユニットバスのアウトレット品を専門に売る店のチラシが時々入っており、そうした店だと、工事費込みで10万円以下で目標スペックの商品が買えそうだし、ネットでも安い店はあって、注文してから工事まで時間がかかるのが許容できるなら、やはりアウトレットで10万円以下で買えそうだ。

奥さんには、以上の状況を報告し、どうするか考えてもらうことにした。

ただ、ガスコンロの場合、冷蔵庫や洗濯機よりは、壊れたときの緊急度は低い。
冷蔵庫に調理済みのストックもあるし、冷凍食品という手もあるし、電子レンジやカセットコンロといった代替の調理手段もあるからだ。
だったら、壊れてから、安い店を探して工事をお願いして、取り付けまでに1週間かかったとしても、何とかなりそう。

なので、結局、壊れるまで使い続け、壊れたら買い替える方針で、奥さんと合意した。

ところで、ガスコンロの価格調査をしていて、最近のガスコンロにトレンドに接してみたら、いろいろ面白いことが分かった。

ビルトインコンロの選び方 : ガスコンロから豊かな暮らしを -ガス器具ネット-

最近のトレンドについては、こちらのサイトなどがよくまとまっていて、分かりやすい。

天板については、ガラストップというタイプが、最近の流行であることは知っていたが、それ以外にも、少し安いガラスコート、業務用っぽいステンレス、アルミトップなんてのもあるらしい。
また、ガラストップで、バーナー周りにパッキンが施されたシールドトップ構造で、汁受け皿がない汁受けレスのタイプだと、拭きこぼれたときに、ガラスの天板を拭くだけなのでお手入れが非常に楽なので、人気が高いそうだ。

コンロやバーナーについても、単純なタイマーだけでなく、鍋底のセンサーを利用して温度を検知し、「揚げ物温度調節」「炊飯機能」「湯沸し」など、調理温度や加熱時間を自動で調節してくれる温度調節機能(温調機能)付きの製品もあるらしい。

魚焼きグリルについても、奥さんは、汚れると掃除がしにくいので、全く使っていないため、興味がなかったのだが、最近は色々進化しているみたいだ。
まず、最近は、魚焼きグリルのトレーに「水」を入れる必要がなく、上と下から一気に焼き上げる「無水両面焼き」が主流になっているそうだ。
さらに、上位機種になると、オートメニューと焼き加減を設定するだけで、焼き時間と火力を自動でコントロールし焼きあがると自動で消火する「オートグリル機能」が付いている機種もあるらしい。電子レンジでは当たり前だが、火力のコントロールがしにくいガスでもそうしたきめ細かな制御ができる製品が出ているんだな。

安全機能についても、現在はすべての製品に「天ぷら油防止装置」 「立ち消え安全装置」の搭載が義務付けられており、全てのバーナーに温度センサーも搭載されているそうだ。
また、様々な安全機能が搭載され始めており、

・油温が一定温度を超えると自動消火する調理油過熱防止装置
・万が一消し忘れても、一定時間経過後に自動消火するコンロ・グリル消し忘れ消火機能
・グリル庫内の温度が異常に上がると自動で消火するグリル過熱防止機能
・料理が焦げつきはじめると自動消火する焦げつき消火機能
・鍋を載せないと火がつかず、調理中にお鍋を外すと火が小さくなる鍋なし検知機能
・いきなり強い火が出ないよう中火で点火する中火点火機能
・チャイルドロック機能
・排気口の工夫で炎が出にくくするグリル火災防止装置
・一定震度以上の揺れを感知して自動消火する感震停止機能

など、様々なセンサーと安全機能が開発され搭載されているそうだ。

ガスコンロなんて、昔と大して変わらないだろうと多寡をくくっていたところもあったが、既にマイコンとセンサーよる電子制御機器に様変わりしていることがよく分かったな。

ガスコンロなんて、こんなことでもなければトレンドを調べたりもしないので、ちょっとした勉強になったのは間違いない。

関連記事:
料理をナビゲーションしてくれるIHクッキングヒーター:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ





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