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ゲオの格安SIM参入は面白いアイデアだな [携帯キャリア]

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ゲオが格安SIMに参入、「Smart G-SIM」月額880円~ - ケータイ Watch

ゲオのSIMカード、キャンペーンのデータ増量分を恒常化 - ケータイ Watch

CD/DVDレンタルのゲオに、白ロムスマホを見に立ち寄ったら、「Smart G-SIM」というオリジナルのMVNOのSIMカードの販売を行っていた。

ゲオといえば、昨年あたりから、白ロム携帯の販売を始めていて、品揃えは今一つだが、販売価格が、他の白ロムショップや、ヤフオクと比べても安いケースが多く、私も、何度も買ったことがある。

よく考えたら、白ロム携帯ショップが、独占的な契約でSo-netみたいなMVNO事業者と本格的に手を組んで、格安SIMを販売するというのは、おそらくこれが初めて。
ドコモの白ロムのスマホを買って、ドコモショップで契約しに行かなくても、その場でSIMカードのパッケージを買って使い始められるのだから、ゲオも、なかなか面白いビジネスを考え付いたな。

なぜ、今まで、こうしたサービスを考え付く会社がなかったのかが不思議なぐらいだ。

販売するSIMカードは、So-netのMVNOサービスでNTTドコモ網の3G(FOMA)/LTE(Xi)のネットワークが利用「Smart G-SIM by So-net」で、SIMカードのサイズは、標準SIM、microSIM、nanoSIMが選べ、利用容量に合わせた2つのプランが用意される。

安い税別880円/月のプランだと、日ごとに50MBの制限が設けられ、超えると速度制限が掛かる(具体的な制限後の速度は記載が見当たらない)。
容量制限は毎日0時にリセットされ、翌日はまたフルスピードで使える。
OCNだと日ごとの制限は30MBだったと思うので、かなりお得と思える。

また、Smart G-SIMと中古スマートフォンまたはタブレットとのセット購入で3000円を割り引くキャンペーンも実施していた(こちらは、期限ありだったので、もう終わったかも)。

また、「Smart G-SIM for Wi-Fi by So-net」というモバイルWi-FiルータとSIMカードがセットになったプランも用意されており、こちらは、購入した複数の白ロムスマホやタブレットと組み合わせて、インターネットを利用したい場合に最適という、意図なのだろう。
月額1,833円で、月間2GBまたは3日間で360MB以上利用した場合に、通信速度が制限されるということで、ルータ代が含まれているとはいえ微妙な値段設定だ。

いくつか惜しいのは、契約手続きがゲオの店頭では行えず、自分でネットで行う必要があることと、SMSや音声通話ができるSIMカードプランが用意されていないことか。
それがあれば、まさに携帯ショップと同じ感覚で、スマホを買って、電話機として使い始められるのにな。

もっとも、ゲオも、当然次のステップを考えているだろう。このサービスがうまくいったとしたら、次にどんな手を打ってくるか、楽しみだな。

関連記事:
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