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省エネを意識した石油ファンヒーター [白物家電]

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灯油の値段が急上昇し、エアコン(電気)や都市ガスより、燃料コストが上回る状況になったため、昨冬は、我が家でもほとんど石油ファンヒーターを使わなかったが、実際、昨冬の石油ファンヒーターの販売状況は、低迷したと聞いた。

それなのに、燃料費を少しでも節約できる工夫を考えた石油ファンヒーターは、これまでほとんど出ていない。

トヨトミのハイブリッド石油ファンヒーターはエコなのか? | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ

強いて言えば、トヨトミのこの製品ぐらいか。でも、この製品も、本質的にエコかと言うと、疑問が多い。
基本、化石燃料を燃焼させるタイプは、容積に対して発生できるカロリー量は変わりようがないので、あまり燃費改善の余地がない。
なので、これまでも、積極的にエコな製品を作ろうという意思が働かなかったのだろう。

それでも、さすがに昨冬の業績低迷に危機感を覚えたのか、ようやく省エネに力を入れた製品が、トップメーカーのダイニチから発表された。

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ダイニチ、「Wエコモード」搭載で灯油の消費量を抑えた石油ファンヒーター | マイナビニュース

ポイントとしては、まず、室温の検知に季節による判断を加えて灯油の燃焼量をコントロールする「ecoおまかせモード」。
室温が設定温度を超えた場合、燃焼量をセーブするが、春先や秋口は早めにセーブし、冬季は室温や体感温度が下がりにくいようにセーブ量を変動させることにより、体感的な寒さを感じさせないよう、春先や秋口の燃焼消費を抑えるらしい。

さらに、今回の新製品では、エアコンみたいに、省エネセンサーを追加し、人の動きを検知して運転をコントロールする機能を加えた。
部屋に人がいないと判断した場合、約15分で最小火力運転に移行し、さらに45分経過すると自動的に消火することにより、省エネに加えて、消し忘れも防止する。

二つのエコ機能により、3.7W機で1シーズンあたり56L(約3缶)を節約することができる(1日8時間、10月~5月の期間使用した場合)という。

ただ、発表されたラインナップを見ると、当然、ハイエンド機と次のランクの高級機であり、しかも、10畳以上用の大きめの部屋用の製品のみ。

省エネ制御のためにコストが掛かるため、普及機にまでは搭載できなかったのだろう。
また、省エネ効果についても、エアコンのように、業界で統一的な評価基準があるわけでもないので、売り文句通りにいくとは考えない方がいいだろう。

ただ、既に、このハイエンドクラスの石油ファンヒーターを使っているご家庭で、買い替え時期にあるなら、この新製品に買い換えることで、それなりの省エネ効果は見込めそうだ。

一方、我が家でも、以前は6~8畳用の石油ファンヒーターをリビングで使っていたが、ローエンド機なので1万円前後で買ったと思う。
それを、この程度の省エネ効果のために、2倍以上する価格の石油ファンヒーターに買い換える意味があるかというと、ちょっとなさそうだ。

この製品が1万円強で買えるなら、今あるファンヒーターは既に6年以上使っているので、そろそろ買い替えてもいいかな?という気はするが、まずそんなことにはならないんだろうな。

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