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スズキ・ソリオは4年でどこまで変わったのか? [乗り物]

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昔は、車のマイナーチェンジというと、こまごまとした装備の追加や、エクステリア、インテリアのデザイン変更が主で、大きな技術革新は、型式が変更されるようなモデルチェンジ時に行われるのが常だったのだが、最近は、マイナーチェンジと言いながら、エンジンを変えたり、燃費が大幅に向上したり、衝突防止機構が追加されたりと、大幅な改良がおこなわれる車が多い。

我が家の愛車は、三菱の「デリカD:2」で、これはスズキ「ソリオ」のOEMモデルだ。
この「ソリオ」、最近の車の傾向に漏れず、マイナーチェンジによる改良が激しい。

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スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2010年12月24日 スズキ、小型乗用車 新型「ソリオ」を発表

発売されたのは、2010年末だったが、

Car Watch スズキ、「ソリオ」にデザイン違いの「バンディット」追加

私が、「デリカD:2」を購入したのは、2012年の6月で、この最初のマイナーチェンジのとき。
前モデルに後席両側の乗降グリップや防眩式ルームミラー、時間調整付きフロント間欠ワイパーを採用。
アイドリングストップシステム搭載車のCVTオイルを低粘度に変更し、JC08モード燃費を21.8km/Lに高めたとある。

スズキ、「ソリオ」シリーズに「デュアルジェット エンジン」「エネチャージ」搭載モデル追加 / 2WDのデュアルジェット エンジン搭載車は燃費25.4km/L、免税(100%減税)に - Car Watch

2013年末には、1気筒当たり2本のインジェクターを装備することで燃焼効率の向上と各種損失の低減を実現した「デュアルジェット エンジン」に変更し、減速エネルギー回生機構「エネチャージ」、効率をアップした新アイドリングストップシステムなどを採用した新グレードを追加。
2WD車は、従来のアイドリングストップ搭載車と比べ、JC08モード燃費が約17%向上(+3.6km/L)となる25.4km/Lを達成(4WD車は21.6km/L)。
エコカー減税により2WD車は自動車取得税と自動車重量税が免税(100%減税)となった。
全車に「ワンタッチパワースライドドア」(全モデル後席左側、一部モデルは後席両側に標準装備)、「パーソナルテーブル」(一部車種を除く)を搭載した。

スズキ、「ソリオ」シリーズに衝突被害軽減システムを搭載 / エマージェンシーストップシグナルやESPも加え安全装備を充実 - Car Watch

2014年2月には、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システムを搭載した「レーダーブレーキサポートII」、「エマージェンシーストップシグナル」、「ESP(車両走行安定補助システム)」、45km/h~100km/hの間で設定が可能な「クルーズコントロールシステム」を搭載したモデルを追加。

スズキ、「ソリオ」シリーズを一部仕様変更、安全装備充実 / 「X」「S」「BLACK&WHITEII」「BANDIT」に「レーダーブレーキサポートII」やクルーズコントロールを標準装備 - Car Watch

そして、2014年8月の改良では、ほとんどのモデルで、「レーダーブレーキサポートII(前方衝突警報機能、前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能、自動ブレーキ機能)」、「エマージェンシーストップシグナル」、「ESP(車両走行安定補助システム)」、「クルーズコントロールシステム」が標準装備化された。

それでいて、さほど値上がりしていないのも凄い。

発売から3年余りで、凄い進化だなと思う。
購入当事の金額で、今なら、「レーダーブレーキサポートII」も搭載し、「アイドリングストップ」「デュアルジェットエンジン」「エネチャージ」などで燃費も大幅に向上している訳で、ちょっと悔しい気分はある。

こうしたマイナーチェンジって、買った後でも、改良に応じてくれないものかね。
やってくれたら、それなりに市場で高く評価されると思うんだけどな。

とりあえず、次回、車を買い替えるのは、今の車を買ってから10年後の2022年前後になるだろうから、そのときは、車がどう進化しているのか、愉しみだな。

個人的には、家で充電して近所はEVとして走れるPHV(あるいは、そのころ実用的になっているかもしれない燃料電池車)で、日産が本気で開発している自動運転機能を搭載し、高速道路ぐらいは完全自動運転で、縦列駐車も、車を降りてから勝手にやってくれるぐらいになっていて欲しい。
ナビも、自動運転機能の一部機能となり、ナビゲーションがフロントウィンドウに重ねて表示され、人や車を見つけると、ブレーキをかけ自動停止。

そんな世の中に、10年前なら、誰も信用しなかっただろうが、今だと、現実的に思えてくるから、凄い世の中になったものだ。

東京オリンピックと自動運転車と、都市の未来 2013年9月12日号 | シンクタンクならニッセイ基礎研究所

自動運転に関しては、特に日本では、人口減から車の内需が減るのは確実で、それをカバーするには、高齢者の車需要を維持するために必要と考えられているようだ。
実際、地方では、車がないと生活できない地域なのに、車の運転が厳しくなり、生活に困る高齢者が増えており、確かにニーズはありそうだ。
こうした車のコモディティ化を、いわゆる「白物家電化」ととらえ、忌み嫌うタイプの自動車エンジニアも多いと聞く。ただ、そうした古い感覚を転換しないと、次の世代で、マスマーケットの車は、Googleが設計し、中国に生産させる自動車に乗っ取られてしまうだろうな。

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久々にデリカD:2のこと:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

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