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超低音の人体に対する影響 [オーディオ機器]

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人は19Hzの音を聴くと幽霊が見える?低周波音と幽霊目撃の奇妙な関係 : カラパイア

上記の記事によれば、幽霊がよく目撃される場所で、共通して20Hz以下の人間の耳で聞こえない超低音が観測されることから、この超低音が、幽霊を見る現象に関わっている可能性があるらしい(なお、なぜか19Hzという固定の周波数が問題であるかのように書かれているが、常識的に考えて、20Hz以下の超低音帯域全体が問題なのだと思う)。

面白い研究報告ではあるが、何をいまさら、という気もする。

相当古い研究で、20Hz以下の超低音は、人間の耳の鼓膜では聞き取れないが、皮膚の触覚として体全体で感知することができることが明らかになっている。

そのため、高レベルの超低音があると、「何かが近くにあるかのような感覚」を皮膚から感じて、一方、視覚、聴覚など他の感覚では何も捕らえられないことから、脳が混乱を起こしやすく、長時間、超低音にさらされると、ストレスから変調をきたすこともあることは、結構有名な話だ。

実際、ホラー映画やアクション映画などでも、迫力あるシーンに、超低音の果たす役割は大きい。
特に、ホラー映画では、映像とは無関係の超低音を入れることでも、恐怖感を増すことが分かっており、ハリウッド映画などでは実は多用されている。

音楽の上でも、昔のオーディオマニアは、超低音の再生にこだわったものだが、超低音の再生には、大型で強力なスピーカーが必要なので、今の時代、音楽に入っている超低音を聞くことができる環境がほとんどない。
バスドラムやパイプオルガンのような超低音を含む音楽を、大音量で聞くと、実際、部屋さえビリつくほどのエネルギーが、皮膚感覚として感じられるのが分かる。
機会があれば、高級オーディオショールームなどで、一度いいソースを聴く体験をしてみて欲しいな。

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