FM補完放送の影響は意外に大きいかも [ラジオ]
スポンサードリンク
ラジオ業界にとっては、大ニュースのFM補完放送の開始だが、一般的にはそれほど大ニュースともいえないようだ。
ただ、色々状況を見てみると、このサービス、地味ながら影響が大きい話である気がしてきた。
まず、先日もブログで書いたが、90MHzより上の周波数が選局できるラジオが、思ったより少ない。
特に、地上アナログテレビが終了して以降、「テレビの音声も聞ける」という売り文句も言えなくなり、ワールドワイドで使えること売りにする一部の製品以外は、ほとんど対応製品がなくなってしまったようだ。
中でも、問題は、ラジオ好きには必携の予約録音できる既存のラジオが全滅状態だったこと。
ラジオとしては高価なソニーのICZ-R51、CFD-RS500や、パナソニックのRF-DR100といった人気機種を持っている人が、FM補完放送を録音したければ、買い替える必要があるのは痛い。
FM補完放送のことを知らず、最近買ったラジオ好きの人がいたとしたら、相当悔しいだろうな。
今後は、ラジオはFM補完放送対応でないと売れないだろうし、非対応製品はクレームが怖いのでお店が売りにくくなるだろう。
こうしたラジオは、早急にFM補完放送対応製品に切り替えていく必要があり、現行商品は早々に在庫処分される可能性が高いな。
私自身、オリンパスのラジオサーバーVJ-10で、Radiko録音のバックアップとしていくつか予約録音を入れているが、AM局は、ニッポン放送以外、常にいい状態で受信できているとは言えないから、FM補完放送が始まれば、当然FMの方を予約録音したい。
しかし、VJ-10はFM補完放送に非対応なので、FM補完放送が始まったら、FM補完放送も録音できるラジオに買い換えたいと思う。
パナソニック、ワンセグTV音声も聴けるFM/AMポケットラジオ - AV Watch
パイオニア、FM補完放送対応のCD/Bluetoothコンポ「X-EM22」。実売12,800円 - AV Watch
ソニーから、FM補完局対応の録音できるラジオ、一番乗り!:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
オンキヨー、NFC対応のBluetooth/CDミニコンポ - AV Watch
最近発売されたこれらの製品も、早速、FMが108MHzまで対応しており、技術的な難しさはないため、今後発売されるラジオは、FM補完放送に順次対応することになるのだろうな。
予約録音できる製品も、ソニーから「ICZ-R250TV」が出て、一安心。
さらに、今はまだ無理だが、FM補完放送に対応する局が増えてきたら、AMなしのFM専用ラジオが大多数を占めるようになるかもしれない。
FM専用にすれば、コストも下がるしコンパクトにもできるから、ポータブルラジオとしてメリットが大きいはずだからだ。
放送内容の面では、既にRadikoが始まってから、その傾向があったが、AM局でも、真正面から音楽を扱う番組がさらに増えそうだ。
FMは音楽、AMはトークという棲み分けが、完全に崩れるはずで、既存FM局にはかなりの打撃があるのではないだろうか。
聴取率面でも、電波が増えない既存FM局に比べ、FM波が増えるAM局は、中長期的に見れば明らかに優位になるはず。このことは、局の広告収入にダイレクトに影響する。
その余波で、FM局の業績が、今より悪化するかもしれない。
特に、東京FMは、関東では孤立無援で地上デジタルラジオ放送を立ち上げようとしているので、そのために膨大な資金が必要はなず。しかも、その力を入れているデジタルラジオも、対応受信機が続々出る雰囲気がない。
数年後、東京FM東京が潰れたりしないか、本気で心配になるな。
ラジオ受信機、放送それぞれについて、こうして考えてみると、FM補完放送の影響は意外と大きいかもしれない。
関連記事:
AMラジオのFM補完中継についての補足情報:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
スポンサードリンク
ラジオ業界にとっては、大ニュースのFM補完放送の開始だが、一般的にはそれほど大ニュースともいえないようだ。
ただ、色々状況を見てみると、このサービス、地味ながら影響が大きい話である気がしてきた。
まず、先日もブログで書いたが、90MHzより上の周波数が選局できるラジオが、思ったより少ない。
特に、地上アナログテレビが終了して以降、「テレビの音声も聞ける」という売り文句も言えなくなり、ワールドワイドで使えること売りにする一部の製品以外は、ほとんど対応製品がなくなってしまったようだ。
中でも、問題は、ラジオ好きには必携の予約録音できる既存のラジオが全滅状態だったこと。
ラジオとしては高価なソニーのICZ-R51、CFD-RS500や、パナソニックのRF-DR100といった人気機種を持っている人が、FM補完放送を録音したければ、買い替える必要があるのは痛い。
FM補完放送のことを知らず、最近買ったラジオ好きの人がいたとしたら、相当悔しいだろうな。
今後は、ラジオはFM補完放送対応でないと売れないだろうし、非対応製品はクレームが怖いのでお店が売りにくくなるだろう。
こうしたラジオは、早急にFM補完放送対応製品に切り替えていく必要があり、現行商品は早々に在庫処分される可能性が高いな。
私自身、オリンパスのラジオサーバーVJ-10で、Radiko録音のバックアップとしていくつか予約録音を入れているが、AM局は、ニッポン放送以外、常にいい状態で受信できているとは言えないから、FM補完放送が始まれば、当然FMの方を予約録音したい。
しかし、VJ-10はFM補完放送に非対応なので、FM補完放送が始まったら、FM補完放送も録音できるラジオに買い換えたいと思う。
パナソニック、ワンセグTV音声も聴けるFM/AMポケットラジオ - AV Watch
パイオニア、FM補完放送対応のCD/Bluetoothコンポ「X-EM22」。実売12,800円 - AV Watch
ソニーから、FM補完局対応の録音できるラジオ、一番乗り!:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
オンキヨー、NFC対応のBluetooth/CDミニコンポ - AV Watch
最近発売されたこれらの製品も、早速、FMが108MHzまで対応しており、技術的な難しさはないため、今後発売されるラジオは、FM補完放送に順次対応することになるのだろうな。
予約録音できる製品も、ソニーから「ICZ-R250TV」が出て、一安心。
さらに、今はまだ無理だが、FM補完放送に対応する局が増えてきたら、AMなしのFM専用ラジオが大多数を占めるようになるかもしれない。
FM専用にすれば、コストも下がるしコンパクトにもできるから、ポータブルラジオとしてメリットが大きいはずだからだ。
放送内容の面では、既にRadikoが始まってから、その傾向があったが、AM局でも、真正面から音楽を扱う番組がさらに増えそうだ。
FMは音楽、AMはトークという棲み分けが、完全に崩れるはずで、既存FM局にはかなりの打撃があるのではないだろうか。
聴取率面でも、電波が増えない既存FM局に比べ、FM波が増えるAM局は、中長期的に見れば明らかに優位になるはず。このことは、局の広告収入にダイレクトに影響する。
その余波で、FM局の業績が、今より悪化するかもしれない。
特に、東京FMは、関東では孤立無援で地上デジタルラジオ放送を立ち上げようとしているので、そのために膨大な資金が必要はなず。しかも、その力を入れているデジタルラジオも、対応受信機が続々出る雰囲気がない。
数年後、東京FM東京が潰れたりしないか、本気で心配になるな。
ラジオ受信機、放送それぞれについて、こうして考えてみると、FM補完放送の影響は意外と大きいかもしれない。
関連記事:
AMラジオのFM補完中継についての補足情報:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
【送料無料】【SALE】【お取り寄せ】ソニー (SONY)ワンセグTV(音声)... 平日16時(土曜14時)までの代引注文は当日出荷!平日15時までに... 【Joshinは平成20/22/24年度製品安全対策優良企業 連続受賞・Pマー... 5000円以上で送料無料!CDミニコンポーネントシステ... |
人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
補完化の動きは大歓迎で、既存FM局も周波数整理していただければありがたいのだが。。。
既存ラジオが対応していないのが凄く残念で。。。
パナソニックのラジオは、祖母にあげましたww
古いラジオは対応してるけど、もう寿命で。。。
日本経済のためにも買い替えですかね。
by ハマチ (2014-10-30 00:38)
ハマチさん、コメントありがとうございます。
ラジオは、安いですから。買いましょ!
>既存FM局も周波数整理していただければありがたいのだが
それはさすがに無理でしょう。聞いていたFM局が聞けなる人は困りますから。
by naniwa48 (2014-10-30 02:29)