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Sereneti社の全自動調理器 [白物家電]

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2015 CES:スマホがあれば料理ができる?――Serenetiの全自動調理器 - ITmedia Mobile

今年のCES展示に関する記事で、一番面白いと思った製品がこれ。

Serenetiという会社が開発したスマートフォンで操作できる全自動調理器で、600ドル前後の予定価格で、2015年度内に発売される予定だそうだ。

シルバーの金属製フレームで組み立てられた筐体は、日本のキッチンにはちょっと大き過ぎる感じもするし、家庭用というより、業務用の調理器具みたいに見えるが、試作機だからだろうか。
実際のターゲットは、一般家庭らしい。
これでも、海外の広いキッチンなら、許容範囲のサイズなのだろう。

IH電磁調理台の上にフライパンを置いて、上からぶら下がる形で取り付けられ、モーターで動くターナー(フライ返し)が、料理を撹拌する。

本体内には、トレイが3個あり、そこのにあらかじめ料理の具材をセットしておき、専用のスマートフォンアプリで、用意された料理を選んで、調理開始ボタンを押せば、レシピに設定されたシーケンスに基づき、加熱温度を監視しながら、具材を順に投入しながら、自動で調理を行ってくれるという。
また、プリセットされていない料理は、調理方法を自分で設定できると書かれているが、マクロを組むような機能なのだろうか。
さらに、将来は、この機器用の具材の販売も検討しているという。

また、記事からは、調味料の投入はどう行っているのかが、読み取れないので分からないし、機能を見る限り、基本、焼いたり、炒める料理ぐらいしかできそうになく、蒸したり、揚げたり、茹でたりはできなさそうなので、決して万能の調理器ではない。

それでも、まるで、この昔のSFマンガに出てきそうな面白い調理家電が、今まで出てこなかったのが不思議ではある。

Sereneti.jpg

Sereneti Web Site

公式サイトはどちらかと探したが、どうやらここみたい。といっても、イメージ動画以外ほとんど情報はない。


その動画は、CESでの展示とは少しデザインは違うが、CES展示はあまりにバラックっぽいので、最終的な製品イメージは、この動画の方が近いのかもしれないな。

これまでも調理ロボットというのは、外食産業などではすでに活躍はしてきたのだが、確かに、もうちょっと汎用性を持たせた家庭向けの調理ロボットが、そろそろ出てきてもいいんじゃないかと思う。お掃除ロボットみたいに。

個人的には、オーブンレンジの中にこの回転するターナーが付いていて、自動で撹拌ができる製品ができたら、調理のムラも減らせ、調理時間も短縮でき、料理レシピの幅も広がる気がするのだが、日本の家電メーカーさんいかがでしょう?

少なくとも、何を目的ににしているかわからない人型ロボットに力を入れるより、家庭用ロボットとして、よっぽど意味があるのではないだろうか。

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