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ウェラブルデバイスブームは失敗に終わるのか? [ウェアラブルデバイス]

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4タイプ分類でスッキリわかる、ウェアラブルデバイスの最新動向 | IT Leaders

最近、いわゆるウェアラブルデバイスの製品発売が多いが、あまり売れているようには思えないし、実際に、身につけている人をほとんど見かけないな。

ウェアラブルデバイスというと、メガネ型、腕時計型が代表的で、それ以外に、指輪型、ベルト型、ストラップ型などもある。

しかし、代表的なメガネ型にしろ、腕時計型にしろ、使う上での問題が多すぎる。

Google Glassの失敗が証明した、ヒットするウェラブルデバイスの必須条件

メガネ型のGoogle Glassが失敗に終わり、撤退することをGoogle自身が認めたみたいだ。
以前にも書いたが、メガネ型デバイスは、まず目が悪くない人は、敢えてつけたいと思わないだろうし、目が悪い人も、普通のメガネ並みに軽くないとつけたくない人が多いだろう。
私自身、普段つけているメガネでさえ、体調が悪いと、耳の付け根やイヤーパッドがあたる部分に炎症を起こして、痛くて仕方ないことがよくある。さらに重くなるといわれたら、いくら便利でも嫌だ。

社会的にも、実際、米国で使用するリスクが不安視された。運転ももちろんダメ。レストランなどでも、カメラ機能をこっそり使われるのを嫌われ、拒絶されるところも多かったようだ。

価格も一向に手に入れやすくなる気配もなく、アプリケーションも、アイデアは色々あるが、実用的で画期的なものがいまひとつ。

この、Google Glassの失敗は大きく、メガネ型デバイスの普及への敷居は大幅に上がったと見ていい。

一方、腕時計型は最近異様に多いが、腕時計なのに腕時計としての最低スペックを満たしていない商品が多すぎる。

腕時計なのだから、バッテリーは最低1週間は持って欲しい。できれば、太陽電池で、永久に使えるぐらいであって欲しい。
また、防水も必須。防滴仕様でバッテリーは1日しか持たないスペックの製品を、腕時計代わりに使わせようというのは、あまりに考えが安易だろう。
その時点で、腕時計の置き換えにならないからだ。

さらに、私のように、夏場は腕がかぶれるので腕時計をしなくなった人間も、もちろんこのタイプのデバイスは使わない。
スマートフォンの普及以降、腕時計を使わなくなったビジネスマンも多いというから、そうした人たちが、わざわざ腕時計を再び使い始めるかも大いに疑問だろう。

実際、腕時計型は色々出ているが、どこも売れているようには見えず、苦戦している。
「何ができるのか?」という機能の大半が、必ずしも腕時計型でなければいけない機能ではないのも苦しい。

指輪型、ベルト型、ストラップ型などに至っては、その形状を生かす使い方のアイデアが不足している気がする。

このままいくと、ウェラブルデバイスブームは、今年一杯持ちこたえられないだろう。
年末には、在庫処分のウェアラブルデバイスたちが巷にあふれ、再起には時間が掛かるかもな。

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唯一、普及する可能性があるのは、単機能なタグ型ぐらいか。
単機能だが、非常にコンパクトで、ボタン電池で長時間持ち、チェーンなどでカバンやスマホなどにぶら下げて使うタイプのデバイスだ(もはやウェアラブルとは言えないかも知れないが)。
これは、今年あたりから爆発的に普及しそうな予感がする。

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