カシオがスマートウォッチを作るとこうなる [ウェアラブルデバイス]
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以前、今あちこちから発売されているスマートウォッチが、あまりに腕時計としてしょぼい仕様で、普通の腕時計から置き換えができないという問題について書いた。
そのとき、一点書き忘れたことがある。
「カシオだけは、その例外だ」ということをだ。
腕時計の新しい動き | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ
カシオのスマートウォッチというと、あまり話題に上らず地味な存在だが、2011年にはすでにBluetoothを搭載して、スマホと連携できる腕時計を発売しており、現在、かなりの数のスマートウォッチと呼べる商品を発売している。
[カシオ「EDIFICE EQB-500」ファーストインプレッション] アナログなのにBluetooth対応、ソーラー充電でずっと使える喜び - ケータイ Watch
たとえば、この「EQB-500」というモデルだが、日付のデジタル表示さえなく、一見普通の指針式のアナログ時計にしか見えない。
10気圧防水で、タフソーラー(ソーラー充電)対応で、日常の使い方であれば、ほとんど充電を気にせず使えるという、まさに腕時計として王道のスペックだ。
唯一電波時計ではないのが、首をかしげるところだが、これについてはあとで。
しかし、この時計、Bluetoothでスマホと連携して、アプリを使って、ディスプレイのない腕時計の細かな操作や設定を行うことができる。
こうしたディスプレイがない多針式の腕時計の場合、ボタン操作の組み合わせに対し、針の指す方向で状態を表示するのだが、取扱説明書がないと非常に分かりにくい。
しかし、スマホと連携させることで、スマホが腕時計のディスプレイ代わりになるのだ。
電波時計でない件についても、実はスマホと連携させると、スマホからの情報で常に時計を補正するため、ずれる事はないそうだ。
おそらく、電波受信に必要な電力消費なくし、Bluetooth通信に集中的に振り向けることで、太陽電池のみで動作できるよう考えたのだと思う。
連携内容は地味だが、腕時計としてまず、魅力的なスマートウォッチだ。
カシオには、これだけでなく、さらにいろいろな機能のスマートウォッチがある。
ASCII.jp:iPhone 5とBluetooth接続できるG-SHOCKを衝動買い (1/3)|T教授の「戦略的衝動買い」
GB-6900は、デジタル表示のGショックで、太陽電池は搭載しないが、電池寿命は約2年と、他のスマートウォッチとは一線を画する。
それでいて、Bluetoothでスマホと連携し、着信・着メールの確認、スマホの探索、リンク切れ警告、スマホの時刻修正が行える。
スマホに音声電話やメールの着信があると、GB-6900上での音や振動で知らせてくれる機能もある。
カシオのスマートウォッチは「リーズナブル」:時計メーカーならではの提案 ≪ WIRED.jp
OmniSync STB1000は、少しターゲットを絞っていて、Bluetooth 4.0に対応した心臓モニターや、Abvio社製の「Runmeter」「Cyclemeter」「Walkmeter」といったスポーツやフィットネスに関するアプリと連携して使うことができる。
Gショックシリーズではないが、10気圧防水で、電池寿命は約2年というあたりもしっかり押さえられている。
G-SHOCKで音楽を楽しむ。カシオのスマートウォッチ「GBA-400」 : ギズモード・ジャパン
GBA-400は、メールの着信やプレヴュー機能に加えて、プレイリストや曲名検索表示もできる本格的な音楽のプレーヤー機能搭載する。
G-SHOCKなので、耐衝撃・防水機能も保障つきで、電池寿命も約2年。
カシオのスマートウォッチは、決して安くはないし、スマートウォッチのブームに乗じて、積極的に売ろうとしているようにも見えない。
しかし、まず腕時計としてまったく不満がないスペックを作り込んだ上で、スマートウォッチとしての新たな機能を提供するという企業姿勢は、一本筋が通っており、さすが長年ビジネスをやってきた腕時計メーカーだと思う。
防滴仕様でバッテリーは1日持てばいいと思っている他の会社(アップルを含む)は、是非、見習って欲しいものだ。
惜しむらくは、そのカシオも、腕時計ならではの新しいアプリケーションの提供と言う意味では、他社同様、なかなか画期的なアイデアを見出せていない模様。
だから、カシオが、画期的なアイデアを持つベンチャーとうまく組めば、本物のスマートウォッチが生まれるかもしれないな。
そこまで行かなくても、スマートウォッチとしての機能が不満足でも、最低限マトモな腕時計として使える商品と、腕時計としてはゴミである商品では、商品としての行く末が長いのは、どちらかは明白だろう。
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10気圧防水で、タフソーラー(ソーラー充電)対応で、日常の使い方であれば、ほとんど充電を気にせず使えるという、まさに腕時計として王道のスペックだ。
唯一電波時計ではないのが、首をかしげるところだが、これについてはあとで。
しかし、この時計、Bluetoothでスマホと連携して、アプリを使って、ディスプレイのない腕時計の細かな操作や設定を行うことができる。
こうしたディスプレイがない多針式の腕時計の場合、ボタン操作の組み合わせに対し、針の指す方向で状態を表示するのだが、取扱説明書がないと非常に分かりにくい。
しかし、スマホと連携させることで、スマホが腕時計のディスプレイ代わりになるのだ。
電波時計でない件についても、実はスマホと連携させると、スマホからの情報で常に時計を補正するため、ずれる事はないそうだ。
おそらく、電波受信に必要な電力消費なくし、Bluetooth通信に集中的に振り向けることで、太陽電池のみで動作できるよう考えたのだと思う。
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それでいて、Bluetoothでスマホと連携し、着信・着メールの確認、スマホの探索、リンク切れ警告、スマホの時刻修正が行える。
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Gショックシリーズではないが、10気圧防水で、電池寿命は約2年というあたりもしっかり押さえられている。
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G-SHOCKなので、耐衝撃・防水機能も保障つきで、電池寿命も約2年。
カシオのスマートウォッチは、決して安くはないし、スマートウォッチのブームに乗じて、積極的に売ろうとしているようにも見えない。
しかし、まず腕時計としてまったく不満がないスペックを作り込んだ上で、スマートウォッチとしての新たな機能を提供するという企業姿勢は、一本筋が通っており、さすが長年ビジネスをやってきた腕時計メーカーだと思う。
防滴仕様でバッテリーは1日持てばいいと思っている他の会社(アップルを含む)は、是非、見習って欲しいものだ。
惜しむらくは、そのカシオも、腕時計ならではの新しいアプリケーションの提供と言う意味では、他社同様、なかなか画期的なアイデアを見出せていない模様。
だから、カシオが、画期的なアイデアを持つベンチャーとうまく組めば、本物のスマートウォッチが生まれるかもしれないな。
そこまで行かなくても、スマートウォッチとしての機能が不満足でも、最低限マトモな腕時計として使える商品と、腕時計としてはゴミである商品では、商品としての行く末が長いのは、どちらかは明白だろう。
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来年三月には、いよいよカシオも本格的なスマートウォッチを発売しますね。
今までの腕時計事業の延長じゃない、全く新規の事業として商品開発中との事で…
いや楽しみですね。最初はデジタル時計として発売との事で。近年カシオさんは腕時計はアナログ機種にばかり力をいれてられてましたから、そろそろ気合の入った全く新しいデジタル腕時計の発売を期待してたんです。
まずは来年一月のCESでの発表との事で。いや待ち切れないですね、来年が。
by とおりすがり (2015-09-04 20:27)
とおりすがりさん、こんにちは。
私も、カシオのスマートウォッチ、楽しみにしています。
カシオだから、当然G-SHOCKで、 GPSハイブリッド電波ソーラーで、なおかつそのGPSを使ったアプリが使えるものを狙ってくるのでは?と想像しています。
by naniwa48 (2015-09-05 00:09)
レスありがとうございました。
「>電波ソーラー」は私も望みますね。特にソーラー充電、技術的に可能ならぜひ実現して欲しい所です。
ネット見回してみても、「一日毎に充電が必要な時計なんて」というのはやはり皆さん言ってます。カシオの部長さんも「煩わしい充電なんてお客さんにさせたくない」なんて言ってますし。
…まあApple watchを始めとした現行各社のスマートウォッチなんて、あんなフルカラー画面じゃそりゃスマホ並の充電が必要なんでしょうけど。
ぶっちゃけた話、私がスマートウォッチに望むのは「カラー画面のデジタル時計」で、それ以外のBluetoothとかの機能は別にどうでもいいんです。携帯電話のサブディスプレイの時刻表示程度の画面でいいから、とにかく従来の旧態然の「“マッチ棒組み合わせ”モノクロデジタル表示」から一歩進化したカラーデジタル画面を搭載した時計であれば、それ以上望む事は無いんです。…でもApple watchとかは過剰性能過ぎますし、私が欲しいのとはちょっと違いますからね。
…果たして来年一月のCES、カシオさんが私(達)の望み通りの製品を出してくれるかどうか… どうか期待が裏切られませんように。
by とおりすがり (2015-09-19 21:51)