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最近の技術系用関数電卓を見て [便利グッズ]

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大学に入った子供が、関数電卓を買わされていたので、ちょっと触ってみた。

FX-JP500-N.jpg

高精細画面で日本語表示を実現した関数電卓 - 2014年 - ニュースリリース - CASIO

カシオの「fx-JP500-N」という製品で、大学生協で2,700円で買わされたそうだが、大手家電量販店でも2,100円台で買えるのだから、ちょっとボッタクリ過ぎじゃないの?

4ケタの日本語表示が可能な192×63ドットのモノクロ反射型液晶画面を備え、電源を入れると、まずメニューやガイダンスが、日本語表示されるのが新鮮。

キー表記は、カシオの最近のお得意の「数学自然表示」で、入力した数式もできるだけ式のまま表示されるため、関数電卓初心者でもとっつきやすいだろう。
入力した数式は、もちろん保存しておき、変数の値を変えて再利用することができる。

特に、理系でも電子、情報系でない人間にとっては、こうした分かりやすいUIは喜ばれそうだ。今回は、日本語表示が加わり、さらに分かりやすくなった気がする。

約500種類の関数を内蔵することだが、我が子が進む化学分野だと、どこまで必要なのかはよく分からない。

電源は、基本、ボタン電池(LR44×1)で動作するのだが、太陽電池も搭載しており、発電で電卓機能がすべてまかなえるなら、電池を消費しないとのこと。

上位機の「fx-JP900-N」だと、価格は4,000円を超えるが、統計・漸化式計算などに活用できる表計算機能や、2次~4次の不等式計算、正規分布確率などを算出できる高度統計分布計算、行列・ベクトル計算機能などを搭載する。

さらに、スマートフォンやタブレット等との連携を実現する専用Webサイトを用意し、「fx-JP900」で入力した数式をQRコードに変換し画面に表示でき、それをスマートフォンなどでQRコードを読み取って専用Webにアクセスすれば、入力式のグラフをスマートフォンなどで確認できるらしい。

久々に最新の関数電卓に触ったが、2,000円強で買える関数電卓が、ここまで進化しているのを見ると、隔世の感があるな。

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