
シャープのふとん専用クリーナー「コロネ」 [白物家電]
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業界初、温風でダニを引き剥がして吸引するふとん掃除機「コロネ」 - 家電 Watch
シャープから、温風でダニを繊維から引き剥がして吸引する「サイクロンふとん掃除機 Cornet(コロネ) EC-HX100」が発売される。
店頭予想価格は40,000円前後(税抜)とのこと。
以前にも、レイコップなど、布団のダニなどが取れるという布団専用クリーナーについて取り上げたことがあるが、天日干しでも紫外線でもダニは死なず、掃除機で吸っても、脚のとげが引っかかって、ほとんど吸い込まれないことは、実験で明らかになっている。
実験によれば、乾燥機に40分以上かけると、ダニは死滅するそうだが、死骸でもアレルゲンとなりうるダニが、掃除機で吸っても、あまり取れないのは変わらない。
シャープのふとん専用クリーナー掃除機「コロネ」は、業界初の「ヒートサイクロン」方式を採用したふとん掃除機。
ダニ退治、紫外線では死にません。 | ツキヒカの日常 - 楽天ブログ
上の実験でも、ダニが高温が苦手なことは判明していおり、その習性を利用し、温風で布団に送り込むことで、ダニが布団から逃げ出そうとするところを、「たたきパワーブラシ」で掻き出し、それをクリーナー吸引するという、なかなか賢い方式。
温風は、モーターが駆動する際の熱エネルギーを再利用するので、電力もそれほど食わない。60℃以上にはならない過熱防止機能を備える。
吸引したダニは、遠心分離サイクロンの高速旋回気流により、ダストカップ内で99%以上死滅するそうだ。ダストカップとフィルターは丸ごと水洗いできるので、目的を考えれば、毎回確実に水洗いしたいところ。
また、シャープお得意の「プラズマクラスターイオン」も搭載し、イオンを送り出し、枕などについたニオイを除去できるそうだ。
プラズマクラスターイオンやナノイーに効果はない!? | トドのつまりは・・・ - 楽天ブログ
以前にも取り上げたが、イオンとは状態であり、大手家電メーカーとして、何のイオンなのかを書かない非科学的な説明態度はどうかと思う。
エアコンや加湿器なんかだと、水分子のイオン化したものなのかな?などとも推測できるが、この製品の場合、水なんか扱わないし、本当に何のイオンを発生させていて、何が効果があるのかを説明してくれないと、エセ科学っぽくて非常に嫌だ。
しかも、以前、プラズマクラスターイオンなどと呼ばれている粒子自体には殺菌効果がほとんどなく、実際の殺菌は、同時に発生するオゾンが担っているとする論文が公開されたが、シャープがそれに対して、回答なり反論した様子も伺えない。
上記のニオイ除去効果だって、オゾンによるものと考える方が、よっぽど筋が通っている。
話が脱線したが、ふとん専用クリーナー掃除機「コロネ」のダニ除去の仕組み自体は、「プラズマクラスターイオン」とは異なり、非常に説得力があり、これなら本当にダニが除去されそうだ。
価格は、レイコップが2万円で買えるのに対し、4万円と高いが、構造的には充電式のサイクロンクリーナーと変わりがないため、やむ得ないが、もうちょっとコスト削減をがんばってほしいところ。
ただ、ダニアレルギーで苦しむ人には、本当に効果があるなら、この金額を出してでも欲しい人は多いだろう。
それに、レイコップ自体、海外のメーカーが日本市場に持ち込んだものであり、逆に言えば、この製品、海外にも売れるはず。
シャープといえば、会社全体では業績不振で元気がないが、家電部門は、先にヒットしている「ヘルシオお茶プレッソ」など、新しい芽も出始めている。
こういうユニークな新しい発想の白物家電は、世界に広める前提で、是非頑張ってほしいな。
関連記事:
電動ふとん用吸口「G-DF1」を購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ


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シャープから、温風でダニを繊維から引き剥がして吸引する「サイクロンふとん掃除機 Cornet(コロネ) EC-HX100」が発売される。
店頭予想価格は40,000円前後(税抜)とのこと。
以前にも、レイコップなど、布団のダニなどが取れるという布団専用クリーナーについて取り上げたことがあるが、天日干しでも紫外線でもダニは死なず、掃除機で吸っても、脚のとげが引っかかって、ほとんど吸い込まれないことは、実験で明らかになっている。
実験によれば、乾燥機に40分以上かけると、ダニは死滅するそうだが、死骸でもアレルゲンとなりうるダニが、掃除機で吸っても、あまり取れないのは変わらない。
シャープのふとん専用クリーナー掃除機「コロネ」は、業界初の「ヒートサイクロン」方式を採用したふとん掃除機。
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上の実験でも、ダニが高温が苦手なことは判明していおり、その習性を利用し、温風で布団に送り込むことで、ダニが布団から逃げ出そうとするところを、「たたきパワーブラシ」で掻き出し、それをクリーナー吸引するという、なかなか賢い方式。
温風は、モーターが駆動する際の熱エネルギーを再利用するので、電力もそれほど食わない。60℃以上にはならない過熱防止機能を備える。
吸引したダニは、遠心分離サイクロンの高速旋回気流により、ダストカップ内で99%以上死滅するそうだ。ダストカップとフィルターは丸ごと水洗いできるので、目的を考えれば、毎回確実に水洗いしたいところ。
また、シャープお得意の「プラズマクラスターイオン」も搭載し、イオンを送り出し、枕などについたニオイを除去できるそうだ。
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エアコンや加湿器なんかだと、水分子のイオン化したものなのかな?などとも推測できるが、この製品の場合、水なんか扱わないし、本当に何のイオンを発生させていて、何が効果があるのかを説明してくれないと、エセ科学っぽくて非常に嫌だ。
しかも、以前、プラズマクラスターイオンなどと呼ばれている粒子自体には殺菌効果がほとんどなく、実際の殺菌は、同時に発生するオゾンが担っているとする論文が公開されたが、シャープがそれに対して、回答なり反論した様子も伺えない。
上記のニオイ除去効果だって、オゾンによるものと考える方が、よっぽど筋が通っている。
話が脱線したが、ふとん専用クリーナー掃除機「コロネ」のダニ除去の仕組み自体は、「プラズマクラスターイオン」とは異なり、非常に説得力があり、これなら本当にダニが除去されそうだ。
価格は、レイコップが2万円で買えるのに対し、4万円と高いが、構造的には充電式のサイクロンクリーナーと変わりがないため、やむ得ないが、もうちょっとコスト削減をがんばってほしいところ。
ただ、ダニアレルギーで苦しむ人には、本当に効果があるなら、この金額を出してでも欲しい人は多いだろう。
それに、レイコップ自体、海外のメーカーが日本市場に持ち込んだものであり、逆に言えば、この製品、海外にも売れるはず。
シャープといえば、会社全体では業績不振で元気がないが、家電部門は、先にヒットしている「ヘルシオお茶プレッソ」など、新しい芽も出始めている。
こういうユニークな新しい発想の白物家電は、世界に広める前提で、是非頑張ってほしいな。
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