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変わり種ノートASUS「TAICHI 21」もお買い得かも [パソコン]

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タブレットとしても使える安いモバイルノートとして、Dell Venue 10/11 Proシリーズと、MSIのS20をご紹介したが、もう一つお買い得そうな商品を発見。といっても、少し古い製品だが。

TAICHI21.jpg

ノートパソコン | ASUS TAICHI 21 | ASUS 日本

ASUS TAICHIシリーズというと、一見普通のノートパソコンに見えるが、液晶画面が両面についているという変わり種だ。

この構造で、フルHDの液晶パネルを2枚も使うと、普通のノートパソコンより、高価になるし、厚く重くなるのも不利。
実際、初代のASUS TAICHI 31は、重くて1.56kgあり、あまり持ち歩きには適してはいなかった。
お客さんに画面を見せながら、パソコンの操作をするような業務用には、面白い端末かもしれないが、とてもではないが、コンシューマ用のニーズがあるとは思えず、こんなもの売れるはずがないと思った。

実際、あまり売れなかったようで、アウトレット商品として、秋葉原やオークションで安くで見掛けるようになり、それがあまりに安い(旧モデルで39,800円という値段を見たことがある)のと、改良型では随分欠点が解消されたように見えるため、改めてモバイルノートとして興味が湧いてきた。

一番新しいモデルTAICHI21-3337で見ると、CPUが2コア4スレッドのCore i5 3337U(1.8GHz)で、RAMは4GB、ストレージがSSD 128GBと、モバイルノートとしては高水準。

画面が、外側が、11.6インチのフルHDIPS液晶 (10点マルチタッチ)で、内側も、11.6インチのフルHDIPS液晶 (タッチパネルではない)を備えるため、閉じればタブレット端末、開けばノートパソコンとして使える。
パーソナルユースで、2つの画面を同時に使う使い道はないだろうが、ノートスタイルと、タブレットスタイルを使い分けられるというだけでも、十分意味はある。

外側の画面は、10点マルチタッチ対応の上に、付属の256段階の筆圧検知に対応したスタイラスペンを使った手書き描画も行える。

しかも、初代に比べて軽量化も進み、幅306.6mm×奥行き199.3mm×高さ3~17.4mmで、軽さ約1.25kgと、Dell Venueシリーズなんかに比べても、キーボード込みだとむしろ軽い。

見た目はノートパソコンなのに、GPS、電子コンパス、加速度センサ、ジャイロセンサも備え、タブレットとして使うのにも不備はない。
形状からしてノートパソコン主体の設計と思いきや、タブレット端末としても、こだわりを持って作り込まれていることが、スペックから分かる。

Webカメラも2つ備え、外側の液晶面には、高解像度の500万画素でフルHDの動画撮影も可能、内側の液晶面にも、92万画素で720pのHD動画撮影が可能という充実ぶり。

サウンド面も、ステレオスピーカーと、独自のオーディオ技術「ASUS SonicMaster」と、Waves社のDSP技術「MaxxAudio Master」を組み合わせることで、高音質を実現。

また、内側の液晶面に、アレイマイクを搭載し、「エコー除去」「ノイズサプレッション」「指向性録音機能」などの機能により、よりクリアな音声キャプチャを実現する。

キーボードも、暗闇でも打ちやすいイルミネーションを搭載し、マルチタッチジェスチャーに対応したタッチパネルも備える。

インタフェース関係は、USB 3.0×2端子、無線LANがIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0も搭載するが、有線LAN接続は、付属のUSBイーサネットアダプタを使用する。

外部ディスプレイとの接続は、micro HDMI端子は内蔵するが、アナログRGBは、付属のmini VGAアダプタを使用する必要がある。

弱点として一番気になるのは、バッテリー駆動時間は、CPUがあまり省電力でないせいか、約5.3時間とやや短いこと。実質、半日持てばいい方だろう。
また、アナログRGBのディスプレイ接続は付属VGAアダプタが必要だし、有線LAN接続も付属の外付けUSBアダプタを利用する形になり、SDカードスロットもないため、アダプタをUSBで外付けする必要がある。
2端子しかないUSB 3.0が、これらで塞がれるのはもったいない気もする。

また、OSは、発売時期が古いので、Windows 8 64bitを搭載する。もちろん、無料でWindows 8.1に更新できるので、最初のセットアップには時間がかかる。大きな問題はないかもしれないが。

ハードウェアのコストで見れば、Dell Venue 10/11 Proシリーズや、MSIのS20に比べても、フルHDの液晶画面を2枚持ち、細部の作り込みも含め、お金がかかっているのは間違いない。
それでいて、価格面でも、オークションでは、最新のTAICHI21-3337というモデルの程度のいいアウトレット品が、5万円前後から買えるので、Dell Venue 10/11 Proシリーズや、MSIのS20と並んで、タブレットにもなる安いモバイルノートとしては、なかなかお得な選択肢だと思う。

関連記事:
MSIのコンバーチブルノートPC「S20」がお買い得かも:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ



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