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ワイドFM対応の予約録音できるラジオ・その後 [ラジオ]

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ICZ-R250TV | ICレコーダー/ラジオレコーダー | ソニー

ワイドFM(FM補完放送)対応で、タイマー予約録音できるラジオというと、ソニーのICZ-R250TVが一番最初に出て、ラジオに2万円が出せるなら、今でもおすすめの決定版だと思うが、その後、他に製品が出ていないか、ちょっと調べてみた。

HappyFM93 ワイドFM FM補完放送 ニッポン放送

ワイドFM対応のAV製品は、こちらのニッポン放送のサイトで紹介されている。
寂しいなぁと思ったのが、ラジオに比較的積極的だったパナソニックから、ワイドFM対応のラジオの新製品がほとんど出ていないこと。
過去、録音できるいいラジオもあったのに、その後継機種も出ていない。ひょっとして、業績悪化でこのジャンルから撤退したのだろうか?

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TY-CR110:SD/USB/CDクロックラジオ:東芝エルイートレーディング株式会社
東芝エルイートレーディングは、東芝の子会社で、中国で開発、製造したAV機器などを販売している。
ただ、その割に、日本市場に向けて力の入った製品も多く、このラジカセスタイルの製品も、SD/USB/CD/Bluetoothからの音楽再生が可能で、AM/FMラジオを搭載。ワイドFMに対応し、SDHCカードに最大10件のタイマー予約録音が可能だ。底値は、1.6万円台。

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TY-CWX81:SD/USB/CDラジオ:東芝エルイートレーディング株式会社

こちらも、東芝エルイーのラジカセスタイルの製品で、ワイドFMに対応し、SDHCカードに最大10件のタイマー予約録音が可能だ。
底値は、1.2万円台。

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東芝エルイー、microSDカードに録音できるAM/FMラジオレコーダー「TY-RPR1」 - ITmedia LifeStyle

こちらも、東芝エルイーのポータブルタイプのラジオだが、ワイドFMに対応し、microSDカードに最大20件のタイマー予約録音が可能だ。価格は、1.5万円前後か。

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CFD-RS501 | ラジオ/CDラジオ・ラジカセ | ソニー

ソニーのラジカセ(本当にカセットテープも使える)で、ワイドFMに対応し、SDHCカード、または、メモリースティックデュオに最大10件のタイマー予約録音が可能だ。底値は、1.9万円台。

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CMT-SX7 特長 : マルチオーディオ | システムステレオ | ソニー

こちらは、ソニーのミニコンポだが、ハイレゾ音源にも対応する多機能コンポで、さらに、ワイドFMに対応し、SDHCカードにタイマー予約録音が可能だが、予約は1件のみというショボい仕様でガッカリ。価格は、5.8万円台。

これ以外では、ワイドFM対応で録音はできるけど、タイマー予約はできない製品も多く、タイマー予約録音ができるとなると、現状では、この程度しかないみたいだ。
(もし、他にご存知でしたら、教えていただければありがたいです。)

トータルで見ると、予想外の東芝エルイーの頑張りが目立つ。子会社化し、開発、製造も海外でやっている分、機動性がいいのかもな。

ちなみに、録音できるラジオというと、デジタルノイズ対策が気になるところで、従来だと、メーカーによる技術の差が歴然とあって、AM放送をどれだけ感度よくクリアに録音できるか?というのは、技術者の腕の見せ所。デジタル処理部のシールドの出来次第で感度やノイズレベルが全然違ってくるので、製品による差が大きかった、
また、同じラジオでも、AMを綺麗に受信したいために、周りにデジタルノイズを発生する機器を遠ざけたり、デジタル機器とは別のコンセントから電源を取ったり、内蔵アンテナの向きや家の中の置き場所を感度がよくなるよう調整したり、外部アンテナを工夫したり、と苦心惨憺しているユーザーも多いと思う。

しかし、ワイドFM対応製品に関しては、その辺は、あまり心配がない。
RF部のノイズ耐性が極めて低いAM放送に比べ、FM放送は原理的に比較的ノイズに強いからだ。

もちろん、RF部でノイズが乗らなくても、メモリカード記録時に、ある程度はデジタルノイズは乗ってしまう製品も多いが、CDを買う代わりに録音をしている人でもなければ、放送内容を聞くのに支障があるレベルのノイズではない。

おまけに、FMは、電波が強ければ、AMどころかRadikoより、音質はいい。
我が家の場合、東京タワーに向いているVHFアンテナが、地デジ終了後も設置されたままになっているため、壁から出ているテレビアンテナ端子を分配器で分配してラジオに接続すれば、ほぼ同じ方向のスカイツリーにアンテナが設置されたJ-WAVEやTOKYO FMはクリアに受信できる。そのため、同じ場所から電波が出る予定のFM補完局も、間違いなくクリアに受信できるはず。

今後、ワイドFMでAM局が皆放送を開始すれば、これまでのように、AM放送を、できるだけいい状態で録音するための努力は、ほとんど不要になるだろう。
デジタルラジオと違って、FMは著作権保護がかからないので、録音した番組をコピーして外に持ち出して聞くのも簡単。

だから、AMのFM補完放送の拡大は、ラジオの録音に関しても、実は画期的な出来事になると思うな。

関連記事:
在京民放AMラジオ局のFM補完放送は秋以降に:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ





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