ASUS「TAICHI21-3337」の感想 [パソコン]
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購入したノートパソコンASUS「TAICHI21-3337」の中古について、何も書いていなかったので、簡単に感想を書いておきたい。
最初にびっくりするのは、段ボール箱ではなく、黒い化粧箱に入っていること。
ASUSの中では、TAICHIシリーズは、一応プレミアムモデルにあたるらしく、ふたを開けると、プレステージカードなる名刺大のカードが同梱されており、裏にいくつか特典も書かれているが、中古で購入時期、場所も不明なので、おそらく役には立たないだろう。
本体は、薄さが際立つデザインで1.25kgとフルHDの液晶パネルを2個持つ割に軽い。
画面を開くと、キーボード面はヘアライン仕上げで、キーにはバックライト付きで、高級感がある。キータッチもフラットキーの割に悪くない。
売れなかったとはいえ、さすがにプレミアムモデルのUltrabookといったところだ。
外側の液晶画面は10点マルチタッチで、アナログ感圧の専用デジタイザも付属するので、本格的なお絵かきにも使えるあたりも、プレミアム感がある。
ACアダプタは比較的コンパクトで、ヘアライン仕上げでデザインにも気を使っており、プラグを収納できて便利。
端子類で予想外は、最近の機種では珍しくSDカードスロットがないこと。
外付けアダプタを使えばいいとはいうものの、イーサネットもアナログRGBも外付けアダプタを使用するし、HDMIもmicroHDMIなので変換ケーブルが必要なため、やたら持ち歩きのアクセサリが多くなってしまうのは閉口だな。
スピーカーは、一瞬どこにあるかわからないが、裏側の両側面、一見通気口かと見える場所にステレオスピーカーがある。「ASUS SonicMaster」や「MaxxAudio Master」なる技術を導入しているそうで、詳しくは分からないが、実際、場所が悪い割に、音はクリアで聴きやすい。
珍しいのは、マイクやカメラも力が入っている、パソコンスタイル面には、エコーキャンセルやノイズリダクションが働くアレイマイクと、500万画素のWebカメラを搭載し、タブレットスタイル面にもデジタルマイクと92万画素のWebカメラを搭載し、どちらのスタイルでもテレビ電話などができるように配慮されている。
また、GPS、電子コンパス、加速度センサ、ジャイロスコープなどもフル装備し、タブレット端末として、不満なく使える装備となっているのも特徴。
ただ、Windowsの場合、GPSなどを使えるのはModern UIのアプリだけのことが多く、私のように、デスクトップUIのアプリしか使わない人間には、あま恩恵がないみたい。
トータルで見て、なかなか高級感がある仕上げだし、スペックも充実しており、4.6万円で買えるのは、ひとえに液晶2画面の変態仕様で、あまり売れなかったお蔭だな。
それも、シンプルに、ノートパソコンと、タブレット端末を切り替えて使うためだけに使うと考えれば、何の不満もない。ASUS S20のスライド式より、むしろすっきり美しいぐらいだ。
ただ、この変態スペック、生かさないのであれば、買った意味はない。
一応アイデアはあるのだが、今すぐ使う訳ではないので、とりあえずシステムを最新に更新だけして、しばらく仕舞っておくことにする。
ASUS「TAICHI21-3337」は、元が、Windows 8なので、Windows 8.1でWindows 10へのアップグレードが可能な状態まで持っていくのは、思ったより大変だった。
何度も再起動を要求されるので、ずっとマシンを見続けているのでなければ、なんだかんだで丸一日かかると見ておいた方がいいだろう。
ちなみに、アップグレードがすべて完了した状態で、128GBのSSDの状態をチェックすると、Cドライブに93.93GBが割り当たっており、それ以外に、EFIシステムパーティション(300GB)、回復パーティション(900GB)、OEMパーティション(4GB)、回復パーティション(20.01GB)が割り当てられており、Cドライブの空き容量は58.7GBとなっている。
回復パーティションが2か所に分かれていたり、OEMパーティションという何のためか分からないパーティションもあり、だいぶ容量を食われている。
もし、今後、Windows10にアップグレードし、復活パーティションが不要になったら、こうしたパーティションを開放して、Cドライブに割り振ってもいいのかな?とも思えるが、もう少ししっかり調べてから考えたい。
また、この機種、ハード的に2バージョンあるらしく、BIOS上は「TAICHI21」と表示される製品と、「TAICHI21A」と表示される機種があり、前者だとBIOSの最新バージョンは2.11が、後者だと最新バージョンは2.05が公開されており、互いに互換性がない。
すなわち、例えば「TAICHI21A」の機種には2.11のBIOSはインストールできない。
試しに、たまたま「TAICHI21A」だった私のパソコンに対し、「TAICHI21」用の2.11に更新しようとしてみたが、実際に機種が違うと撥ねられてしまった。
何だか気持ち悪い仕様だが、我が家の場合は、BIOSの機種名は「TAICHI21A」と表示され、BIOSのバージョンは既に2.05になっていたため、これ以上更新する必要はないみたいだ。
【ASUS】 Windows8.1へ更新後のタッチパネル不具合の対策【Taichi】 - NAVER まとめ
また、Windows 8.1nに更新すると、タッチパネル面の画面が表示されなくなるバグがあるらしいので、ASUSのサイトから、最新のドライバ(ディスプレイ、Bluetooth)をダウンロードして、バージョンアップを行った。
最後に、KingsoftのOfficeやセキュリティソフトなどのプリインストールされていた評価版もすべて削除し、すべての作業は完了。
この状態で触ってみて、さすがUltrabookだなと思うのは、コールドスタートが異様に速くログイン画面が表示できるまで10秒弱しかかからないこと。シャットダウンも、12秒ぐらいで終わる。
サスペンド/リジュームするのと、ほとんど感覚的に変わらないのだから凄い。
フル充電でバッテリーの持ちは5.2時間とあるが、減り方を見ると、3.5時間ぐらいじゃないか。中古なので、だいぶくたびれてきているのかもしれないが。
また、起動時間以外の体感速度も、Core i5+SSDの割に今一つの気もする。SSDの読み書き速度がイマイチなのだろうか。
さらに、発熱も割と大きく、負荷が重いとファンの音も目立ち始めるのは、Core i5クラスだと、やむを得ない面もあるが、夏場はかなり熱風を浴びそうだ。
とりあえず、システムは最新まで更新し、Windows 10へのアップグレードが可能な状態になったので、具体的な使い道が確定するでは、棚に片づけておくことにする。
関連記事:
ASUS「TAICHI21-3337」を購入してしまったが:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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購入したノートパソコンASUS「TAICHI21-3337」の中古について、何も書いていなかったので、簡単に感想を書いておきたい。
最初にびっくりするのは、段ボール箱ではなく、黒い化粧箱に入っていること。
ASUSの中では、TAICHIシリーズは、一応プレミアムモデルにあたるらしく、ふたを開けると、プレステージカードなる名刺大のカードが同梱されており、裏にいくつか特典も書かれているが、中古で購入時期、場所も不明なので、おそらく役には立たないだろう。
本体は、薄さが際立つデザインで1.25kgとフルHDの液晶パネルを2個持つ割に軽い。
画面を開くと、キーボード面はヘアライン仕上げで、キーにはバックライト付きで、高級感がある。キータッチもフラットキーの割に悪くない。
売れなかったとはいえ、さすがにプレミアムモデルのUltrabookといったところだ。
外側の液晶画面は10点マルチタッチで、アナログ感圧の専用デジタイザも付属するので、本格的なお絵かきにも使えるあたりも、プレミアム感がある。
ACアダプタは比較的コンパクトで、ヘアライン仕上げでデザインにも気を使っており、プラグを収納できて便利。
端子類で予想外は、最近の機種では珍しくSDカードスロットがないこと。
外付けアダプタを使えばいいとはいうものの、イーサネットもアナログRGBも外付けアダプタを使用するし、HDMIもmicroHDMIなので変換ケーブルが必要なため、やたら持ち歩きのアクセサリが多くなってしまうのは閉口だな。
スピーカーは、一瞬どこにあるかわからないが、裏側の両側面、一見通気口かと見える場所にステレオスピーカーがある。「ASUS SonicMaster」や「MaxxAudio Master」なる技術を導入しているそうで、詳しくは分からないが、実際、場所が悪い割に、音はクリアで聴きやすい。
珍しいのは、マイクやカメラも力が入っている、パソコンスタイル面には、エコーキャンセルやノイズリダクションが働くアレイマイクと、500万画素のWebカメラを搭載し、タブレットスタイル面にもデジタルマイクと92万画素のWebカメラを搭載し、どちらのスタイルでもテレビ電話などができるように配慮されている。
また、GPS、電子コンパス、加速度センサ、ジャイロスコープなどもフル装備し、タブレット端末として、不満なく使える装備となっているのも特徴。
ただ、Windowsの場合、GPSなどを使えるのはModern UIのアプリだけのことが多く、私のように、デスクトップUIのアプリしか使わない人間には、あま恩恵がないみたい。
トータルで見て、なかなか高級感がある仕上げだし、スペックも充実しており、4.6万円で買えるのは、ひとえに液晶2画面の変態仕様で、あまり売れなかったお蔭だな。
それも、シンプルに、ノートパソコンと、タブレット端末を切り替えて使うためだけに使うと考えれば、何の不満もない。ASUS S20のスライド式より、むしろすっきり美しいぐらいだ。
ただ、この変態スペック、生かさないのであれば、買った意味はない。
一応アイデアはあるのだが、今すぐ使う訳ではないので、とりあえずシステムを最新に更新だけして、しばらく仕舞っておくことにする。
ASUS「TAICHI21-3337」は、元が、Windows 8なので、Windows 8.1でWindows 10へのアップグレードが可能な状態まで持っていくのは、思ったより大変だった。
何度も再起動を要求されるので、ずっとマシンを見続けているのでなければ、なんだかんだで丸一日かかると見ておいた方がいいだろう。
ちなみに、アップグレードがすべて完了した状態で、128GBのSSDの状態をチェックすると、Cドライブに93.93GBが割り当たっており、それ以外に、EFIシステムパーティション(300GB)、回復パーティション(900GB)、OEMパーティション(4GB)、回復パーティション(20.01GB)が割り当てられており、Cドライブの空き容量は58.7GBとなっている。
回復パーティションが2か所に分かれていたり、OEMパーティションという何のためか分からないパーティションもあり、だいぶ容量を食われている。
もし、今後、Windows10にアップグレードし、復活パーティションが不要になったら、こうしたパーティションを開放して、Cドライブに割り振ってもいいのかな?とも思えるが、もう少ししっかり調べてから考えたい。
また、この機種、ハード的に2バージョンあるらしく、BIOS上は「TAICHI21」と表示される製品と、「TAICHI21A」と表示される機種があり、前者だとBIOSの最新バージョンは2.11が、後者だと最新バージョンは2.05が公開されており、互いに互換性がない。
すなわち、例えば「TAICHI21A」の機種には2.11のBIOSはインストールできない。
試しに、たまたま「TAICHI21A」だった私のパソコンに対し、「TAICHI21」用の2.11に更新しようとしてみたが、実際に機種が違うと撥ねられてしまった。
何だか気持ち悪い仕様だが、我が家の場合は、BIOSの機種名は「TAICHI21A」と表示され、BIOSのバージョンは既に2.05になっていたため、これ以上更新する必要はないみたいだ。
【ASUS】 Windows8.1へ更新後のタッチパネル不具合の対策【Taichi】 - NAVER まとめ
また、Windows 8.1nに更新すると、タッチパネル面の画面が表示されなくなるバグがあるらしいので、ASUSのサイトから、最新のドライバ(ディスプレイ、Bluetooth)をダウンロードして、バージョンアップを行った。
最後に、KingsoftのOfficeやセキュリティソフトなどのプリインストールされていた評価版もすべて削除し、すべての作業は完了。
この状態で触ってみて、さすがUltrabookだなと思うのは、コールドスタートが異様に速くログイン画面が表示できるまで10秒弱しかかからないこと。シャットダウンも、12秒ぐらいで終わる。
サスペンド/リジュームするのと、ほとんど感覚的に変わらないのだから凄い。
フル充電でバッテリーの持ちは5.2時間とあるが、減り方を見ると、3.5時間ぐらいじゃないか。中古なので、だいぶくたびれてきているのかもしれないが。
また、起動時間以外の体感速度も、Core i5+SSDの割に今一つの気もする。SSDの読み書き速度がイマイチなのだろうか。
さらに、発熱も割と大きく、負荷が重いとファンの音も目立ち始めるのは、Core i5クラスだと、やむを得ない面もあるが、夏場はかなり熱風を浴びそうだ。
とりあえず、システムは最新まで更新し、Windows 10へのアップグレードが可能な状態になったので、具体的な使い道が確定するでは、棚に片づけておくことにする。
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