えぇーっ！オーム電機って二つあったの！？

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私が生まれる前から、「オーム電機」というメーカーがあった。
正直、ソニーやパナソニックから見ると格下で、アイワ、ゼネラルあたりと競う安物の家電品やAV機器を製造、販売している会社のイメージが強く、その後、就職してからは、色々な電子部品や計測機器も、企業向けに販売していることでも知っていた。

つい最近知ったのだが、「オーム電機」には、全く違った2つの会社があるらしい。


株式会社オーム電機

一つが、東京都池袋区に本社があるこちらの「オーム電機」で、1955年にできた古い会社。

秋葉原のジャンク屋で、よくスピーカーシステムや、LED電球、OAタップなど、こまごまとした家電品や電気アクセサリを見かける。
正直、安いが品質はいまひとつの印象が強く、激安だったので買ったBluetoothスピーカーは、ダイソーのヘッドホン並みの酷い音質だったし、OAタップは、半年で個別スイッチが壊れた。だから、最近はほとんど手を出すことはない。


オーム電機株式会社｜OHM ELECTRIC CO., LTD. ｜配線パーツ｜熱対策関連機器｜環境製品 ミスト・クリーン｜検査・計測装置｜制御技術｜

そしてもう一つの「オーム電機」は、1959年に浜松市で設立。

こちらの会社は、企業向けに様々な電子部品や計測機器などを製造販売している会社で、就職後、こちらの「オーム電機」とも接するようになったが、どうしても安物家電品のイメージの強い「オーム電機」とのギャップを感じていて、ずっと「どういう会社なのだろう？」と思っていたのだ。

ずっと感じていた違和感は、結局、この二つの会社は、全く別の無関係の会社だったからなのだと、最近になって知った。

これって電気系エンジニアには、当たり前の常識なんですかね？　これを知らなかったのって、恥ずかしいことなのかな？？

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