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2015年秋のプリンタの新製品 日本HP編 [パソコン周辺機器]

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日本HPは、コンシューマ向けを明確に謳った新製品の発表は、まだ行っていない。

ただ、少し前に、デザインやサイズ上はSOHO向けと思われる複合機「HP OfficeJet 7510」を発表している。

Officejet 7510.jpg

競合最安値の新鋭プリンタ:A3ノビ対応で2万円を切る「HP Officejet 7510」の“戦略的費用対効果”を検証する (1/4) - ITmedia PC USER

この製品、A3ノビ印刷に対応しながらも、税別1万9800円という破格の値段の複合機だ。

PCやスマホからの印刷、カラーコピー、スキャン、さらには、FAX送受信にも対応し、スマホからの印刷やスキャンも行える。
保存性や耐水性がよい顔料インクを全4色に採用し、印刷速度はA4カラーで約8枚/分、A4モノクロで約15枚/分。
給紙トレイは250枚収納可能で、35枚まで対応のADFも標準搭載する。
スキャナは、CISセンサーで片面のみ、A4サイズまで読み取り可能。
接続インターフェイスは、USB 2.0、有線LAN、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)に対応する。
操作は、カラー液晶タッチパネルで行うの。

一番の弱点としては、本体サイズが、613(幅)×483(奥行き)×287(高さ)mmで、13.02kgとデカいこと。
エプソンやブラザーが、家庭向けに奥行きを抑えたA3プリンタ複合機を発売しているのに対し、483mmという奥行きは、家庭のラックなどからはみ出すサイズなので、A3ノビ対応とはいえ、家庭向けとは言えない。

また、スキャナは、A4サイズまでの対応で、A3サイズはスキャンできないし、両面印刷機能も搭載しない点は諦めるしかない。
さらには、インクが、4色すべてが顔料タイプだから、文字や図面などはきれいだが、写真の色再現はやや劣るだろう。

ただ、それらの点と置き場所さえ気にならないなら、この価格でこの機能、性能は激安だと思う。

ブラザーから出ているA3印刷対応のSOHO向け製品「MFC-J6973CDW」「MFC-J6573CDW」あたりは、値段が違い過ぎて大打撃かもね。

なお、家庭向けプリンタの新製品発表がまだない日本HPだが、あとで発表があり、面白そうな製品だったら、改めてご紹介したい。

(追記)
日本HP、印刷速度を高速化した個人向けインクジェット5製品 - PC Watch
10月28日になって、日本HPから、ようやく個人向けインクジェット複合機/プリンタの新製品5機種が発表された。
5機種と言っても、「Envy 5642」「OfficeJet 5742」は、それぞれ既存の「Envy 5640」「OfficeJet 5740」と同一仕様とのことなので、実質、新機種は「OfficeJet 4650」「Envy 5540」「Envy 4520」の3機種。
この3機種も、デザインは一新されており、新たに印刷開始と同時に自動で排紙トレイがせり出す機能が搭載され、印刷が高速化されているものの、目立った改良点はその程度。したがって、特に詳しくは解説しない。


関連記事:
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