
2015年秋のプリンタの新製品 キヤノン・ブラザー編 [パソコン周辺機器]
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さて、エプソンと日本HPの2015年秋の新製品について、詳しく取り上げたが、今年は、キヤノン・ブラザーに関しては印象に残るような製品がなかったので、まとめてご紹介。
キヤノン、黒と赤の発色を強めた個人向けインクジェット - PC Watch
キヤノンは、個人向けインクジェットプリンタ「PIXUS MG」シリーズ、4機種13モデルを一新し、9月上旬より発売するそうだ。
上位3機種では新型のインクを採用し、黒をより深く、赤をより鮮やかに表現し、上位2機種はNFCを搭載(旧モデルは最上位機種のみ搭載)し、ワンタッチでスマートフォンとWi-Fi接続して印刷できるようにしたとのこと。
スマートフォン向けアプリも「Canon PRINT Inkjet」という名称に変更し、UIが一新された。
さらに、新たに「動くスマフォトプリント with clip」という、ニーズがあるのかどうかさっぱり分からないサービスに対応したのが大きな売りらしい。
それ以外は、機能面でも、筐体サイズ、デザインも変わりがなく、正直、値段が安ければ、旧モデルでも十分だと思う人も多いだろうな。
印刷メカ自体は、昨年と変わらないようだが、新しいインクは、昨年以前のモデルでも利用可能なのかは、特に記述がなく不明だ。
ブラザー、新インクで”コスパ重視”の家庭用複合機 - PC Watch
ブラザーも、インクジェット複合機「PRIVIO」シリーズとして、「NEO」および「BASIC」シリーズの新モデル6機種を発表した。
BASICシリーズが、NEOシリーズと同様の真四角なデザインに一新された。
NEOシリーズと違いA4印刷には対応しないものの、本体の体積を前モデルから15%削減し、フットプリントも11%縮小されたが、デザインがNEOシリーズそっくりなので新鮮味はない。
そもそも、今回のデザイン変更で、「NEO」と「BASIC」の差は、A3印刷に対応するか否かぐらいしかなくなったので、何でわざわざブランドネームを2つのシリーズに分けるのか、ますます意味不明になりつつあるな。
また、従来に比べ印刷コストを下げ、L判写真1枚につき約17.9円、A4用紙1枚あたり約8.1円に抑えたという。
今回より、「1回のインク交換で印刷可能な枚数」を明記し、ランニングコストが他社より優れていることをアピールするようにしたそうだが、そのこと自体は、新製品の機能とは特に関係のないこと。他に、アピールできるポイントがなかったのかな。
さらに残念だったのは、今年は、コードレス子機付属の電話付きモデルの新製品が発表されなかったことだ。このタイプ、もう毎年新製品を出す程は、売れないのかもな。
ブラザーも、今年の場合、設置スペースがさほど問題がないなら、機能的にはほとんど差がなく、安くなった旧モデルを買う方がお得な気がする。
ここ数年、4社の中では一番開発に力を入れていた印象があるブラザーだが、そろそろ息切れか?
キヤノンに至っては、ここ数年、他社にはない画期的な新製品は何も出ていない気がして、寂しい。キヤノンには、もはやプリンタのエンジニアはいても、リサーチャーはいないのかもしれないな。
最後にこんな状況だからの、各社へのお願いだが、新製品が、旧モデルからハード的にほとんど変わらないマイナーチェンジなら、そろそろ、旧モデルも新製品が出た段階で、新製品同等にアップグレードするようにして欲しい。
どうぜユーザーは、ちょっとしたソフトで実現される新機能や、付属ソフトが追加されたって、そのぐらいでは買い替えたりしない。ハード的には最新機種と同じなら、次の買い替え時期まで、気持ちよく使えるよう、アップグレードしてくれる方が、よっぽど好印象だと思うのだが。
さらに言うなら、そのようなアップグレードサービスを、新製品発売時の売りにしたって、いいぐらいだ。メーカー間の機能的な差がほとんどない今、そうしたサービス面の安心感は、十分買う動機になると思うのだが。
それが積極的にできないというのも、もはや、プリンタなんて、力を入れる価値がない斜陽産業だからなのかなぁ。
関連記事:
2014年秋のプリンタ新製品:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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さて、エプソンと日本HPの2015年秋の新製品について、詳しく取り上げたが、今年は、キヤノン・ブラザーに関しては印象に残るような製品がなかったので、まとめてご紹介。
キヤノン、黒と赤の発色を強めた個人向けインクジェット - PC Watch
キヤノンは、個人向けインクジェットプリンタ「PIXUS MG」シリーズ、4機種13モデルを一新し、9月上旬より発売するそうだ。
上位3機種では新型のインクを採用し、黒をより深く、赤をより鮮やかに表現し、上位2機種はNFCを搭載(旧モデルは最上位機種のみ搭載)し、ワンタッチでスマートフォンとWi-Fi接続して印刷できるようにしたとのこと。
スマートフォン向けアプリも「Canon PRINT Inkjet」という名称に変更し、UIが一新された。
さらに、新たに「動くスマフォトプリント with clip」という、ニーズがあるのかどうかさっぱり分からないサービスに対応したのが大きな売りらしい。
それ以外は、機能面でも、筐体サイズ、デザインも変わりがなく、正直、値段が安ければ、旧モデルでも十分だと思う人も多いだろうな。
印刷メカ自体は、昨年と変わらないようだが、新しいインクは、昨年以前のモデルでも利用可能なのかは、特に記述がなく不明だ。
ブラザー、新インクで”コスパ重視”の家庭用複合機 - PC Watch
ブラザーも、インクジェット複合機「PRIVIO」シリーズとして、「NEO」および「BASIC」シリーズの新モデル6機種を発表した。
BASICシリーズが、NEOシリーズと同様の真四角なデザインに一新された。
NEOシリーズと違いA4印刷には対応しないものの、本体の体積を前モデルから15%削減し、フットプリントも11%縮小されたが、デザインがNEOシリーズそっくりなので新鮮味はない。
そもそも、今回のデザイン変更で、「NEO」と「BASIC」の差は、A3印刷に対応するか否かぐらいしかなくなったので、何でわざわざブランドネームを2つのシリーズに分けるのか、ますます意味不明になりつつあるな。
また、従来に比べ印刷コストを下げ、L判写真1枚につき約17.9円、A4用紙1枚あたり約8.1円に抑えたという。
今回より、「1回のインク交換で印刷可能な枚数」を明記し、ランニングコストが他社より優れていることをアピールするようにしたそうだが、そのこと自体は、新製品の機能とは特に関係のないこと。他に、アピールできるポイントがなかったのかな。
さらに残念だったのは、今年は、コードレス子機付属の電話付きモデルの新製品が発表されなかったことだ。このタイプ、もう毎年新製品を出す程は、売れないのかもな。
ブラザーも、今年の場合、設置スペースがさほど問題がないなら、機能的にはほとんど差がなく、安くなった旧モデルを買う方がお得な気がする。
ここ数年、4社の中では一番開発に力を入れていた印象があるブラザーだが、そろそろ息切れか?
キヤノンに至っては、ここ数年、他社にはない画期的な新製品は何も出ていない気がして、寂しい。キヤノンには、もはやプリンタのエンジニアはいても、リサーチャーはいないのかもしれないな。
最後にこんな状況だからの、各社へのお願いだが、新製品が、旧モデルからハード的にほとんど変わらないマイナーチェンジなら、そろそろ、旧モデルも新製品が出た段階で、新製品同等にアップグレードするようにして欲しい。
どうぜユーザーは、ちょっとしたソフトで実現される新機能や、付属ソフトが追加されたって、そのぐらいでは買い替えたりしない。ハード的には最新機種と同じなら、次の買い替え時期まで、気持ちよく使えるよう、アップグレードしてくれる方が、よっぽど好印象だと思うのだが。
さらに言うなら、そのようなアップグレードサービスを、新製品発売時の売りにしたって、いいぐらいだ。メーカー間の機能的な差がほとんどない今、そうしたサービス面の安心感は、十分買う動機になると思うのだが。
それが積極的にできないというのも、もはや、プリンタなんて、力を入れる価値がない斜陽産業だからなのかなぁ。
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