「Apple TV」は何が新しくなったのか? [ネット家電]
スポンサードリンク
Siriと会話で映画検索、アプリ追加も可能な新「Apple TV」。149ドル~ - AV Watch
アップルが、10日、ものすごく久しぶりに、HDMIでテレビに接続するセットトップボックス(STB)、新「Apple TV」を発表した。
ニュース - Apple、テレビ開発計画を1年前に断念、今はApple TVに注力、米紙報道:ITpro
そういえば、アップルがテレビを発売する、って話はどうなったんだと調べたら、1年前に断念したのだそうだ。辞めて正解だとは思うが、随分長くぐじぐじと検討し続けていたんだな、とは思う。
今となっては、アップルがどんな製品を考えていたのか、明らかにされないのが残念ではある。
初代「Apple TV」には、マーケットでアプリを追加するような概念はなかったが、新「Apple TV」では、新OS「tvOS」を搭載し、サードベンダーが開発したアプリをユーザーが選んで追加できるようになったようだ。
日本向けには、iTunes(Movies)やHulu、バンダイチャンネルなどが用意されるとのことだが、日本のスマートテレビなどではポピュラーなNetflexとか、アクトビラとか、TSUTAYA TVなどは見当たらず、ラインナップが貧弱に感じてしまうのは否めない。
もう一つはSiriでの音声入力や検索機能か。
Android TVでも、音声検索は可能だが、それは単に単語単位の検索。アップルは、Siriというからには、自然言語の対話形式で、好みのジャンルや出演者などを伝えれば、それに合ったコンテンツをお勧めしてくれるのだろう。
そこまでやっているなら、まだはない機能だと思う。
Bluetoothリモコン「Siri Remote」は、基本的な操作ボタンのほか、Siri用のマイク、「タッチサーフェス」と呼ばれるタッチパッドを備える。
また、加速度センサーとジャイロスコープも内蔵しており、ゲームプレイ時のリモコンとして使うこともできるなど、かなりの多機能。
アップルだし、壊して買い直すと、高いかも。
なお、意地でもmicroUSB端子は使いたくないらしく、充電用にLightning端子を備え、1度充電すれば3カ月間利用できるそうだ。
さらには、iTunesの音楽操作/再生にも対応し、Apple Musicも利用可能とのこと。
操作もSiriから行なえ、AirPlayにも対応する。
ネットワーク接続は、Ethernet端子とIEEE 802.11a/b/g/n/a対応の無線LANを内蔵。
HDMIの映像出力は1080pまでサポートし、音声出力はドルビーデジタル7.1chまで対応(従来は5.1ch)する。
CPUは、シングルコアのA5から、デュアルコアのA8に大幅にアップグレードされ、操作レスポンスを大幅に改善するとともに、本格的なゲームアプリの流通ももくろんでいるようだ(といっても、本格的な3Dゲームにはやや貧弱だが)。
価格は、米国で、ストレージメモリ32GBモデルが149ドル、64GBが199ドル。
初代「Apple TV」は、ストレージを内蔵せず、ストリーミングサービスの試聴のみしかできなかったが、新「Apple TV」ではダウンロード型のコンテンツも利用できるのだろうか?
あるいは、単にアプリのインストールエリアなのか? その辺の説明を探したのだが、見つからず、現状は分からない。
相変わらず、DLNAやハイレゾはサポートする気はないようだが、それは、アップル信者には必要ないと考えているのか。
実際、新「Apple TV」を、他のアップル製品を一つも持っていないユーザーが買うとは思えないから、それはそれでいいのかもしれない。
しかしそれでも、今回「iPad Pro」で大々的に4k動画撮影を売りとしているのに、新「Apple TV」が、HDMIも4k表示に対応せず、「4k動画」の再生にも対応していないのは、アップル・トータルとして問題ではないか。
その点は、アップル信者でも、怒るべきポイントだろう。
こうしたSTBは、結局、利用できるサービスや、コンテンツ、アプリの豊かさで決まると思う。その意味で、新「Apple TV」が、少なくとも日本で、直ちに劣勢を挽回できるようには思えないな。
関連記事:
Nexus Playerの状況は変わったか?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
スポンサードリンク
Siriと会話で映画検索、アプリ追加も可能な新「Apple TV」。149ドル~ - AV Watch
アップルが、10日、ものすごく久しぶりに、HDMIでテレビに接続するセットトップボックス(STB)、新「Apple TV」を発表した。
ニュース - Apple、テレビ開発計画を1年前に断念、今はApple TVに注力、米紙報道:ITpro
そういえば、アップルがテレビを発売する、って話はどうなったんだと調べたら、1年前に断念したのだそうだ。辞めて正解だとは思うが、随分長くぐじぐじと検討し続けていたんだな、とは思う。
今となっては、アップルがどんな製品を考えていたのか、明らかにされないのが残念ではある。
初代「Apple TV」には、マーケットでアプリを追加するような概念はなかったが、新「Apple TV」では、新OS「tvOS」を搭載し、サードベンダーが開発したアプリをユーザーが選んで追加できるようになったようだ。
日本向けには、iTunes(Movies)やHulu、バンダイチャンネルなどが用意されるとのことだが、日本のスマートテレビなどではポピュラーなNetflexとか、アクトビラとか、TSUTAYA TVなどは見当たらず、ラインナップが貧弱に感じてしまうのは否めない。
もう一つはSiriでの音声入力や検索機能か。
Android TVでも、音声検索は可能だが、それは単に単語単位の検索。アップルは、Siriというからには、自然言語の対話形式で、好みのジャンルや出演者などを伝えれば、それに合ったコンテンツをお勧めしてくれるのだろう。
そこまでやっているなら、まだはない機能だと思う。
Bluetoothリモコン「Siri Remote」は、基本的な操作ボタンのほか、Siri用のマイク、「タッチサーフェス」と呼ばれるタッチパッドを備える。
また、加速度センサーとジャイロスコープも内蔵しており、ゲームプレイ時のリモコンとして使うこともできるなど、かなりの多機能。
アップルだし、壊して買い直すと、高いかも。
なお、意地でもmicroUSB端子は使いたくないらしく、充電用にLightning端子を備え、1度充電すれば3カ月間利用できるそうだ。
さらには、iTunesの音楽操作/再生にも対応し、Apple Musicも利用可能とのこと。
操作もSiriから行なえ、AirPlayにも対応する。
ネットワーク接続は、Ethernet端子とIEEE 802.11a/b/g/n/a対応の無線LANを内蔵。
HDMIの映像出力は1080pまでサポートし、音声出力はドルビーデジタル7.1chまで対応(従来は5.1ch)する。
CPUは、シングルコアのA5から、デュアルコアのA8に大幅にアップグレードされ、操作レスポンスを大幅に改善するとともに、本格的なゲームアプリの流通ももくろんでいるようだ(といっても、本格的な3Dゲームにはやや貧弱だが)。
価格は、米国で、ストレージメモリ32GBモデルが149ドル、64GBが199ドル。
初代「Apple TV」は、ストレージを内蔵せず、ストリーミングサービスの試聴のみしかできなかったが、新「Apple TV」ではダウンロード型のコンテンツも利用できるのだろうか?
あるいは、単にアプリのインストールエリアなのか? その辺の説明を探したのだが、見つからず、現状は分からない。
相変わらず、DLNAやハイレゾはサポートする気はないようだが、それは、アップル信者には必要ないと考えているのか。
実際、新「Apple TV」を、他のアップル製品を一つも持っていないユーザーが買うとは思えないから、それはそれでいいのかもしれない。
しかしそれでも、今回「iPad Pro」で大々的に4k動画撮影を売りとしているのに、新「Apple TV」が、HDMIも4k表示に対応せず、「4k動画」の再生にも対応していないのは、アップル・トータルとして問題ではないか。
その点は、アップル信者でも、怒るべきポイントだろう。
こうしたSTBは、結局、利用できるサービスや、コンテンツ、アプリの豊かさで決まると思う。その意味で、新「Apple TV」が、少なくとも日本で、直ちに劣勢を挽回できるようには思えないな。
関連記事:
Nexus Playerの状況は変わったか?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
Apple TV、MD199J/A、Apple TV MD199J/A、MD199【整備済み品・新... 【1万円以上のご購入で送料無料!】【中古】【周辺機器・パーツ】【Nexus ... |
人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
2015-09-13 00:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0