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Bluetoothイヤホンマイク「S10-JWH07B」試用レポート(2) [ポータブルオーディオ]

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右耳ユニットには、側面にマルチファンクションボタンと、上下ボタンがある。

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また、通話用のマイクが内蔵されており、マイク穴らしき穴が、内側と下側にある。
(訂正)内側にある穴に見えるものは、ステータスを表すLEDで、マイク穴は、下側のみでした。

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左耳ユニットには、充電用のmicroUSB端子があるので、おそらくこちらにバッテリーが入っているのだろう。

ペアリングモードに入るには、マルチファンクションボタンを長押しすればよく、LEDが赤青交互に点滅し始めたら、接続先の機器でペアリング操作すればいい。

今回は、Walkman NW-A18にペアリングして、いつもの音質テスト用の音源を聞いてみよう。

耳に装着しようとして、違和感があったのでよく見たら、イヤーフックの向きが、左右でずれていた。うーん、この辺の雑さは、さすが中国製。
これを耳にフィットするように方向を修正しながら装着するのに、最初は結構手間取った。
なにせ、このイヤーフックの役割自体が、取扱説明書を読んでも何も書いていないから、どうセットすればいいのか分からないのだ。

もう少し取扱説明書で、イヤーフックの役割と調整方法について書いて欲しかったところだ。

耳たぶの内側を支えるような形で、当たるようにすればいいと分かれば、その後の装着は簡単。
かなりフィット感はよく、走りながらでも落下しにくそうだ。

また、こういうタイプの製品、バッテリーが入っている側の耳の負担が大きく、長時間使っていて、耳たぶが痛くなってくる製品が多いのだが、この製品、17gと軽量な上に、左右の重量バランスが非常によく、長く装着していても疲れないのは特筆できる。

ただ、イヤーパッドは薄手で、遮音性はあまり高くない。
スポーツ用と考えれば、遮音性が高すぎるのは考え物なので、敢えてそうしているのかもしれない。

ドライバの能率は割と高めで、それほどボリュームを上げなくても十分な音量が出る。
中域の音質は、クリアだが硬質。生ボーカルの繊細な息遣いみたいなものは弱くなる。
低音は、ロックやヒップホップで使われる80~120Hzぐらいのベースやドラムスなどはよくカバーされているが音量感はなく、それより下のバスドラムやオルガンの超低音はカットされている感じ。
ここを下手に伸ばすと、バッテリーの減りも早くなるので、スポーツ用としては割り切ったのかもしれない。

ストリングスやパーカッションの高音はあまり繊細さは感じなく、ただ、無理に強調した感じもなく、聴きやすい音だ。

また、高音質なライブ録音のホールトーンや、楽器の音場感は、さっぱりと整理されてしまい、奥行き感がなくなる印象なのは、イヤホン自体の性能というよりは、BluetoothとApt-Xコーデックの限界かもしれない。

とはいえ、外でジョギングしながら聞くには、適度にメリハリがあってちょうどいいチューニングなのかなと思う。

ちなみに、イヤーパッドを肉厚タイプも変えると、遮音性が上がり、低音の音量も上昇し、バランスは改善される。
しかし、周りの環境音が聞こえにくくなるので、外で使うのはちょっと怖い。家の中ならいいが、ここらは痛し痒しだ。

価格は、Amazonで2,699円だったので、Bluetooth対応製品とすれば、この価格を考えれば、かなりまともな音だと思う。飛び抜けてよくもないが。

肝心の耐久性については、しばらく使ってみないと分からないが、過去の経験でイヤホンの故障原因は大抵断線なので、ケーブルが扁平で、見た目丈夫そうなのはいいな。

ある程度耐久性があり、水にもある程度強くて、軽くて装着感がよく、長時間使っていても疲れないので、ジョギング中にBPM高めの音楽を聞くような用途なら、コストパフォーマンスは悪くないと思う。

関連記事:
Bluetoothイヤホンマイク「S10-JWH07B」試用レポート(1):トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ



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