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トヨトミの石油ファンヒーター「LC-S32F」 [白物家電]

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株式会社トヨトミ|石油暖房製品|石油ファンヒーター|LC-S32F

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トヨトミの石油ファンヒーター「LC-S32F」が、届いた。その感想を書く前にご紹介しておきたいことがある。

石油ファンヒーター - Wikipedia

こちらは、Wikipediaの石油ファンヒーターの項なのだが、非常に分かりやすい。

特に、コロナ、ダイニチ、トヨトミの3社が、それぞれ灯油の燃焼に関して、全く違った方式を採用していることが、明快に説明されており、それぞれの方式のメリットデメリットも分かりやすく、とても勉強になった。
皆様も是非ご一読を!

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さて、トヨトミの石油ファンヒーター「LC-S32F」だが、デザインはシンプルで、ダイニチに比べて、あまり高級感はないな。

ディスプレイも小さく、温度表示は大きく見やすいが、アイコン類は小さくて見やすいとは言い難い。

5Lのタンクに灯油を入れたが、タンクをかなり傾けても確かにこぼれにくい。
「こぼれま栓」の効果は確かにあるようだ。また、口金を締めると、カチッという音がして、ロックされた感があるのもいい。

私は、給油時、こぼれないようにと、つい口金を締めすぎてしまう癖があるのだが、そのせいで、奥さんから固くて外せないと文句を言われることがよくある。
しかし、これだとロック音が出るまで締めれば、もう漏れないと分かるので、締め過ぎが起きないのもいいな。

点火は、ボタンを押してから、約2分半で点火したから、30秒ぐらいで点火するダイニチに比べるとかなり遅い。
消臭対策も一応されているが、奥さんによれば、ダイニチに比べて、点火時や消火時に臭いが気になるという。
これについては、トヨトミ独自の灯油を気化させずに直接燃焼させるエコバーナー方式が、影響しているようだ。
一方、暖房中の騒音は、ダイニチよりかなり静か。主にファンの音が小さいようだ。

エコモードに設定すると、体感的に寒くならないよう、ゆっくりと室温20℃まで下げるが、今の時期だと、寒く感じることはなかった。


また、人感センサーで、約5分間、人がいないと自動で弱燃焼になり、さらに約25分間、人がいないと自動的に消火する。
しばらく放置して、実際にその通り動作することは確認できた。
正面のセンサーから水平に90度格ぐらい、上下は水平から上に30度の範囲で検知するそうで、小さな犬や猫を誤って検知しないようにしている。

ただ、この機能を有効に動作させるには、ファンヒーター正面に邪魔物がない状況にする必要があり、見渡しのいい部屋の角に置く必要があるようだ。
エアコンだと、上の方から人感センサーで検知するので、その間に障害物はないが、床に置くファンヒーターだと、障害物が多く、それに隠れてうまく人間を検知できないことも多そうだ。

また、リビングで使っていて、奥さんがしばらくカウンターキッチンの向こうで作業をしていると、当然、しばらくすると人がいないと判断して止まってしまう。そう考えると、奥さん的には、あまり役に立たないので、常時オフに設定してしまいそうだ。

他社にない特徴として、灯油を気化させず点火するエコバーナーにより、前シーズンの残り灯油も使えるらしいが、まあ、わざわざこれはテストすることないだろう。

トータルで見ると、外観はいまいちだが、他社とほぼ同じ価格で、ダイニチに比べて消費電力は大幅に少ないし、音も静か。
点火、消火時の臭いが気になる弱点はあるものの、このクラスでは唯一の人感センサーを搭載しているのも、コストパフォーマンスは高いと思う。

面白いのは、消火時に少し臭うので、ダイニチを使っていた時より、奥さんが頻繁に換気をするようになったこと。これは、結果的に、悪いことじゃない。

あとは耐久性だが、一応メーカーの3年保証はついているから、少なくとも3年は壊れない自信があるのだろう。

我が家では、リビングで使うことになるので、特に今年のように灯油が安い冬は、結構酷使されるだろう。だから、故障するなら早めに出るだろう。

新たな気になることが出てきたら、また改めてご紹介したい。

関連記事:
今度は、石油ファンヒーターの調子が悪くなった:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ





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