
コンセプトは素晴らしい「ポータブック XMC10」 [パソコン]
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【Hothotレビュー】キングジム 「ポータブック XMC10」 ~開閉型キーボード搭載のコンパクトWindows 10ノート - PC Watch
キングジムから、初の8型液晶搭載のノートPC「ポータブック XMC10」が発表された。
キングジムと言えば、テキスト入力専用端末「ポメラ」が有名だが、この製品は、そのコンセプトをさらに発展させた文字入力最優先のモバイルパソコンということらしい。
畳んだ状態では、204×153mm(幅×奥行き)で、8インチタブレットよりコンパクトなぐらいだが、厚みが最大34mmでかなり分厚い。
重量は830gとサイズの割に重いと感じるかも。
液晶画面は8インチなので、通常この筐体サイズだと、まともにタイピングできるキーボードはできない。
「ポータブック XMC10」は、収納状態では横に二つに分かれたキーボードを、回転さえて縦に収める。
蓋を開いたときに、キーボードを回転させながら90度回転させると、筐体からはみ出す形で、18mmピッチのフルサイズのキーボードが出来上がる。
極めて秀逸なギミックであり、ポメラよりもぐらつきが少なく、実用性は高そうだ。
タッチパッドを置くスペースがないため、ポインティングデバイスは、キーボード中央に埋め込まれた光学式ポインティングデバイスを使用するが、こちらは好みが分かれそう。
パソコンとしてのスペックで見ていくと、OSはWindows 10 Home。
液晶画面は、8inchで1,280×768ドットだが、文字の入力マシンなので、表示する文字サイズを考えれば、これ以上高解像度化しても意味はない気もする。
CPUは、Atom x7-Z8700という新世代のATOMを使用している以外は、RAM 2GB、内蔵ストレージ32GBなど、ごく平凡なスペック。
厚みや重さのわりに、バッテリーの持ちも約5時間と、決して長くはない。
ただ、充電がmicroUSB端子から行える点は、設計の出自がタブレット端末であることをうかがわせ、ノートパソコンでは珍しい。
かといって、全くのタブレット端末と同じ設計と思いきや、インタフェース関係では、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、USB 2.0、SDカードスロット、音声入出力を備える。
SDがフルサイズのカードスロットだったり、アナログRGBのミニD-Sub15ピン出力がついていたりするところが、ただのタブレットとは違う設計であるという主張を感じる。
大変ユニークなコンセプトのモバイルノートパソコンではあるが、価格が9万円前後というのはあまりに高すぎる。
49,800円ぐらいまでなら売れたと思うが、9万円という価格では、随分市場を狭めてしまうだろうな、
もっとも、キングジムは、自社で工場は持たないため、過去の優れたアイデア商品も、価格に関しては割高感がある商品が多かった。
彼らにとって、この製品のターゲットは、商品のコンセプトを高く評価してくれるエグゼクティブだけでいいということなのかもしれない。
関連記事:
あのポメラが復活:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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【Hothotレビュー】キングジム 「ポータブック XMC10」 ~開閉型キーボード搭載のコンパクトWindows 10ノート - PC Watch
キングジムから、初の8型液晶搭載のノートPC「ポータブック XMC10」が発表された。
キングジムと言えば、テキスト入力専用端末「ポメラ」が有名だが、この製品は、そのコンセプトをさらに発展させた文字入力最優先のモバイルパソコンということらしい。
畳んだ状態では、204×153mm(幅×奥行き)で、8インチタブレットよりコンパクトなぐらいだが、厚みが最大34mmでかなり分厚い。
重量は830gとサイズの割に重いと感じるかも。
液晶画面は8インチなので、通常この筐体サイズだと、まともにタイピングできるキーボードはできない。
「ポータブック XMC10」は、収納状態では横に二つに分かれたキーボードを、回転さえて縦に収める。
蓋を開いたときに、キーボードを回転させながら90度回転させると、筐体からはみ出す形で、18mmピッチのフルサイズのキーボードが出来上がる。
極めて秀逸なギミックであり、ポメラよりもぐらつきが少なく、実用性は高そうだ。
タッチパッドを置くスペースがないため、ポインティングデバイスは、キーボード中央に埋め込まれた光学式ポインティングデバイスを使用するが、こちらは好みが分かれそう。
パソコンとしてのスペックで見ていくと、OSはWindows 10 Home。
液晶画面は、8inchで1,280×768ドットだが、文字の入力マシンなので、表示する文字サイズを考えれば、これ以上高解像度化しても意味はない気もする。
CPUは、Atom x7-Z8700という新世代のATOMを使用している以外は、RAM 2GB、内蔵ストレージ32GBなど、ごく平凡なスペック。
厚みや重さのわりに、バッテリーの持ちも約5時間と、決して長くはない。
ただ、充電がmicroUSB端子から行える点は、設計の出自がタブレット端末であることをうかがわせ、ノートパソコンでは珍しい。
かといって、全くのタブレット端末と同じ設計と思いきや、インタフェース関係では、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、USB 2.0、SDカードスロット、音声入出力を備える。
SDがフルサイズのカードスロットだったり、アナログRGBのミニD-Sub15ピン出力がついていたりするところが、ただのタブレットとは違う設計であるという主張を感じる。
大変ユニークなコンセプトのモバイルノートパソコンではあるが、価格が9万円前後というのはあまりに高すぎる。
49,800円ぐらいまでなら売れたと思うが、9万円という価格では、随分市場を狭めてしまうだろうな、
もっとも、キングジムは、自社で工場は持たないため、過去の優れたアイデア商品も、価格に関しては割高感がある商品が多かった。
彼らにとって、この製品のターゲットは、商品のコンセプトを高く評価してくれるエグゼクティブだけでいいということなのかもしれない。
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