
「ソフトバンクでんき」が発表された [エネルギー]
スポンサードリンク
ソフトバンク、東京電力との業務提携による「ソフトバンクでんき」を4月1日よりスタート - 家電 Watch
ソフトバンクが、家庭向け電力小売サービス「ソフトバンクでんき」を4月1日からスタートすることを発表したが、正直、事前にやたら思わせぶりなCMを流し続けていた割に、ガッカリなプラン内容だったな。
詳細な料金はまだ公開されていないが、東京電力との提携により、単身~2人暮らし世帯向きの「スタンダードプラン(S/M/X)」、3~4人家族向けの「バリュープラン」、大家族向けの「プレミアムプラン」、再生可能エネルギーを使用したい人向けの「FITでんきプラン」の4種類のプランを提供する。
「バリュープラン」は、ソフトバンクでんきのオリジナルのプランで、月の電力利用量が300kWhまで定額制となり、当月使用量が300kWhを下回った月は、ソフトバンクのデータ通信量またはTポイントで還元されるという。
また、そのほかの東京電力と同等のプランは、電力料金1000円につき5ポイントのTポイントが付与されるそうだ。
「FITでんきプラン」は、完全にソフトバンク独自だが、全く料金体系については触れられておらず、実際、料金が安い筈がないので、ここではノーコメント。
割引制度については、ソフトバンクのサービスを組み合わせて利用すると割引される「おうち割」も提供され、携帯電話または光回線と、ソフトバンクでんきとのセットプラン「おうち割 でんきセット」が提供される(割引額はプランによって100円~300円)。
ちょっとガッカリなのは、基本的な料金体系は、ソフトバンクでんき・オリジナルプランを除けば、新しい東京電力のプランと同等らしいことだ。
現在東京電力を使用している関東の消費者が、「おうち割 でんきセット」の最大300円の割引だけのために、ソフトバンク以外の光回線や携帯電話をソフトバンクにバンバン乗り換えるというのは考えにくい。
このレベルのプランであれば、基本は、莫大な一時金である販促費をかけて既存ソフトバンクユーザーを地道に勧誘し、「ソフトバンクでんき」にも追加で加入してもらい、セット割の期限縛りで、客を他に移れなくする、というのが当面の戦略となるのだろう。
あのCMを見れば、もうちょっと価格破壊的な料金プランを想像していただけに、ガッカリ感はハンパないな。
それと、気になるのは、オリジナルの「バリュープラン」だ。これの具体的な料金体系が公開され、東京電力の新プランにないお得さがあれば、利用者を集めるかもしれない。
ただ、電力の仕入れが、基本、東京電力との提携である限り、それほど競争力のあるプランを構築することは、難しいのではないかと思わざるを得ない。
さて、個人的には、auひかりとau携帯電話を使用中で、それぞれバラバラの縛りが掛かっており、これらの契約を他に移すのはとても面倒なので、できれば、auひかり、au携帯電話とのセット割が利用できる新電力サービスを選びたい。
KDDIが「auでんき」で電力事業参入! 3キャリアの動向まとめ
現状、KDDIが参入する「auでんき」がどこの電力事業者と提携するのか、料金体系がどうなるのかは、まだ未発表だが、
エネオス展開のJX、家庭向け電力での勝算 | 資源・エネルギー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
JXエネルギーの「ENEOSでんき」が、KDDIとの提携を発表しており、おそらく「auでんき」の電力サービスも、JXエネルギーが提供するのだろう。
ということで、個人的には、現状「auでんき」と「ENEOSでんき」の料金体系とセット割がどうなるか、注目している。早く発表してくれないかな。
関連記事:
新電力の料金プランが発表され始めた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
スポンサードリンク
ソフトバンク、東京電力との業務提携による「ソフトバンクでんき」を4月1日よりスタート - 家電 Watch
ソフトバンクが、家庭向け電力小売サービス「ソフトバンクでんき」を4月1日からスタートすることを発表したが、正直、事前にやたら思わせぶりなCMを流し続けていた割に、ガッカリなプラン内容だったな。
詳細な料金はまだ公開されていないが、東京電力との提携により、単身~2人暮らし世帯向きの「スタンダードプラン(S/M/X)」、3~4人家族向けの「バリュープラン」、大家族向けの「プレミアムプラン」、再生可能エネルギーを使用したい人向けの「FITでんきプラン」の4種類のプランを提供する。
「バリュープラン」は、ソフトバンクでんきのオリジナルのプランで、月の電力利用量が300kWhまで定額制となり、当月使用量が300kWhを下回った月は、ソフトバンクのデータ通信量またはTポイントで還元されるという。
また、そのほかの東京電力と同等のプランは、電力料金1000円につき5ポイントのTポイントが付与されるそうだ。
「FITでんきプラン」は、完全にソフトバンク独自だが、全く料金体系については触れられておらず、実際、料金が安い筈がないので、ここではノーコメント。
割引制度については、ソフトバンクのサービスを組み合わせて利用すると割引される「おうち割」も提供され、携帯電話または光回線と、ソフトバンクでんきとのセットプラン「おうち割 でんきセット」が提供される(割引額はプランによって100円~300円)。
ちょっとガッカリなのは、基本的な料金体系は、ソフトバンクでんき・オリジナルプランを除けば、新しい東京電力のプランと同等らしいことだ。
現在東京電力を使用している関東の消費者が、「おうち割 でんきセット」の最大300円の割引だけのために、ソフトバンク以外の光回線や携帯電話をソフトバンクにバンバン乗り換えるというのは考えにくい。
このレベルのプランであれば、基本は、莫大な一時金である販促費をかけて既存ソフトバンクユーザーを地道に勧誘し、「ソフトバンクでんき」にも追加で加入してもらい、セット割の期限縛りで、客を他に移れなくする、というのが当面の戦略となるのだろう。
あのCMを見れば、もうちょっと価格破壊的な料金プランを想像していただけに、ガッカリ感はハンパないな。
それと、気になるのは、オリジナルの「バリュープラン」だ。これの具体的な料金体系が公開され、東京電力の新プランにないお得さがあれば、利用者を集めるかもしれない。
ただ、電力の仕入れが、基本、東京電力との提携である限り、それほど競争力のあるプランを構築することは、難しいのではないかと思わざるを得ない。
さて、個人的には、auひかりとau携帯電話を使用中で、それぞれバラバラの縛りが掛かっており、これらの契約を他に移すのはとても面倒なので、できれば、auひかり、au携帯電話とのセット割が利用できる新電力サービスを選びたい。
KDDIが「auでんき」で電力事業参入! 3キャリアの動向まとめ
現状、KDDIが参入する「auでんき」がどこの電力事業者と提携するのか、料金体系がどうなるのかは、まだ未発表だが、
エネオス展開のJX、家庭向け電力での勝算 | 資源・エネルギー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
JXエネルギーの「ENEOSでんき」が、KDDIとの提携を発表しており、おそらく「auでんき」の電力サービスも、JXエネルギーが提供するのだろう。
ということで、個人的には、現状「auでんき」と「ENEOSでんき」の料金体系とセット割がどうなるか、注目している。早く発表してくれないかな。
関連記事:
新電力の料金プランが発表され始めた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
![]() 電力自由化 [ ... ![]() かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化... ![]() 電力 自由化... ![]() 電力自由化と系統技術 [... |
![]() | ![]() 人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
コメント 0