Huawei「honor cube」は面白そうに見えるが [ホームネットワーク]
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Huawei - honor cube - Broadband Device - 機能
ファーウェイから「honor cube」という変わり種のNASが発売されたことは、ニュースで知っていたが、すでにNASを2台運用している我が家では、今買う予定はないため、特に興味が湧かず、スルーしていた。
イオシスの協賛セールでiPad Airが2万9800円! ZenFoneなどの再生品も安い [8ページ目] - 日経トレンディネット
最近、この製品が、売れなくて在庫処分なのか、秋葉原で、HDDなしのNASキット「WS860s-h20/w」が5,980円、1TBの2.5インチHDD内蔵のNASタイプ「WS860s-h10/w」が、9,980円で売られているのを知り、どちらもあまりに安いので、この製品について改めて調べてみた。
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【清水理史の「イニシャルB」】 ルーターは「ホームサーバー」の夢を見るか? Huawei「honor cube」 - INTERNET Watch
この製品は、基本的には2.5インチHDDを1台搭載できるNASで、HDDに格納した動画、音楽、写真ファイルを、ウィンドウズ共有やDLNAクライアントからアクセスできる。
それに加え、WANが1端子、LANが2端子、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LANを備え、ホームルーターとしても使うことができる。
さらに、Android 4.2を搭載し、HDMI出力端子にテレビを繋ぐと、Androidに独自デスクトップUIを乗せた画面で、HDDに格納した動画などの再生なども行える。
Google Playにも対応するため、様々な動画配信アプリをインストールして、サービスを楽しむこともできるのだ。
NASのセットアップも、スマホなどから、ブラウザでタッチUIで行うことができ、これまでにないNASであることは体感できる。
こうした機能を実現するため、NAS用とAndroid用に別にDual CoreのSoCを搭載しており、それぞれの動作がお互いの負荷に影響されないよう工夫をされている点も、なかなかお金がかかっている。
ただ、細かなスペックを読み、レビューを読んでいると、これが今、在庫処分されている理由も、分かってくる。
まず、無線LANのスペックが最新規格で素晴らしいのに、WANとLANの端子が、今時10BASE-T/100BASE-TXで、無線LANより遅いこと。特に、WAN側もギガビットイーサ対応でないのは、そこで速度の制約を受けて、無線LANの性能が生かせない可能性が高い。
また、この製品、事実上、ルーター機能を殺して無線LANハブとして使うことができない。このため、ホームネットワークを2段ルーター構成とせざるを得ず、ホームネットワーク内での使い方が難しい。
Android端末としては、RAMが1GB、内蔵ストレージが4GBしか搭載されておらず、特に内蔵ストレージが4GBがないと、インストールするアプリは必要なものだけに限定せざるを得ないし、限定していても、アプリの更新を重ねるうちに、内蔵ストレージを食いつぶし、新たな更新やインストールができなくなってしまう可能性が高い。
コンセプトとしては、なかなかユニークで面白く、意欲的でもあった製品なのだが、細部でのつくりの甘さで、それが台無しになっている気がする。
Huawei - honor cube - Broadband Device - ダウンロード
公式サイトのサポート情報を見ても、発売以降、ファームの更新も一度もなされておらず、この製品に対し、存在している問題を解決しようという意欲も感じられない。
ということで、これは買っても遊べそうにないな、ということで、手を出していない。
ただ、あまり色々な機能に手を出さず、NAS以外の機能はオマケと考えて、シンプルにNASとして使うことだけを考えても買っても、この価格なら損はないと思う。
関連記事:
PCなしで複数のクラウド同期が可能なNAS:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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Huawei - honor cube - Broadband Device - 機能
ファーウェイから「honor cube」という変わり種のNASが発売されたことは、ニュースで知っていたが、すでにNASを2台運用している我が家では、今買う予定はないため、特に興味が湧かず、スルーしていた。
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最近、この製品が、売れなくて在庫処分なのか、秋葉原で、HDDなしのNASキット「WS860s-h20/w」が5,980円、1TBの2.5インチHDD内蔵のNASタイプ「WS860s-h10/w」が、9,980円で売られているのを知り、どちらもあまりに安いので、この製品について改めて調べてみた。
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この製品は、基本的には2.5インチHDDを1台搭載できるNASで、HDDに格納した動画、音楽、写真ファイルを、ウィンドウズ共有やDLNAクライアントからアクセスできる。
それに加え、WANが1端子、LANが2端子、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LANを備え、ホームルーターとしても使うことができる。
さらに、Android 4.2を搭載し、HDMI出力端子にテレビを繋ぐと、Androidに独自デスクトップUIを乗せた画面で、HDDに格納した動画などの再生なども行える。
Google Playにも対応するため、様々な動画配信アプリをインストールして、サービスを楽しむこともできるのだ。
NASのセットアップも、スマホなどから、ブラウザでタッチUIで行うことができ、これまでにないNASであることは体感できる。
こうした機能を実現するため、NAS用とAndroid用に別にDual CoreのSoCを搭載しており、それぞれの動作がお互いの負荷に影響されないよう工夫をされている点も、なかなかお金がかかっている。
ただ、細かなスペックを読み、レビューを読んでいると、これが今、在庫処分されている理由も、分かってくる。
まず、無線LANのスペックが最新規格で素晴らしいのに、WANとLANの端子が、今時10BASE-T/100BASE-TXで、無線LANより遅いこと。特に、WAN側もギガビットイーサ対応でないのは、そこで速度の制約を受けて、無線LANの性能が生かせない可能性が高い。
また、この製品、事実上、ルーター機能を殺して無線LANハブとして使うことができない。このため、ホームネットワークを2段ルーター構成とせざるを得ず、ホームネットワーク内での使い方が難しい。
Android端末としては、RAMが1GB、内蔵ストレージが4GBしか搭載されておらず、特に内蔵ストレージが4GBがないと、インストールするアプリは必要なものだけに限定せざるを得ないし、限定していても、アプリの更新を重ねるうちに、内蔵ストレージを食いつぶし、新たな更新やインストールができなくなってしまう可能性が高い。
コンセプトとしては、なかなかユニークで面白く、意欲的でもあった製品なのだが、細部でのつくりの甘さで、それが台無しになっている気がする。
Huawei - honor cube - Broadband Device - ダウンロード
公式サイトのサポート情報を見ても、発売以降、ファームの更新も一度もなされておらず、この製品に対し、存在している問題を解決しようという意欲も感じられない。
ということで、これは買っても遊べそうにないな、ということで、手を出していない。
ただ、あまり色々な機能に手を出さず、NAS以外の機能はオマケと考えて、シンプルにNASとして使うことだけを考えても買っても、この価格なら損はないと思う。
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2016-04-19 00:35
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