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いよいよHDDは終焉か? [パソコン周辺機器]

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SSDの値下がりが激しい。
一因としては円高もあるのだろうし、生産過剰もあるだろうが、それを超えるスピードで値下がりが進んでいるのは、コストがあまり上がらない大容量化の技術トレンドが確立しつつあるのも大きいのだと思う。

以前だと、いくらSSDが静かで速いとは言っても、HDDに比べればビット単価が高すぎて、「SSDがHDDを駆逐する」なんてことが実現するのは、遠い未来だと思っていたが、最近の状況を見ていると、そろそろその時期が来たのかも、と思えてきた。

4~5年前、テレビやレコーダーに搭載されるHDDが、ほぼ一斉に3.5インチHDDから2.5インチHDDに移行した。
ビット単価自体はまだ2.5インチHDDの方が高かったし、最大容量は明確に差があったのだが、そもそも大半のAV機器では何TBものHDDは不要だし、AV機器のコンパクト化や静音化が差別化要因として重要になってきたこともあり、どこも3.5インチHDDの搭載を止めてしまった。

デスクトップパソコンも、大手メーカーはコンパクト化が進み、特にビジネス用途は大容量のHDDは不要であることもあり、2.5インチHDDの採用が進んだ。

その結果、3.5インチHDDの需要は激減し、3.5インチHDDの時代は終わったのかなぁ、と思わせたことがあった。

そして、今やその2.5インチHDDが、SSDに取って代わられつつある気がする。

2.5インチHDDが絶滅の危機、とまで言うのは言い過ぎで、依然としてSSDと比べてコスト差はあるので、途上国向けの安価なパソコンなどでは生き残るのは間違いない。
ただ、その途上国で、国家発展の教育のカギとされていたパソコン自体が、より安価で、そもそもHDDなど搭載しないタブレットやスマホに置き換わりつつある。
パソコン自体の需要が薄れつつある今、HDDの需要も漸減するのも当然だろう。

サーバの世界は最後までHDDが残ると言われていたが、昨今の高速化、省エネニーズもあり、分野によってはどんどんSSDに置き換わりつつある。
そもそもサーバ向けHDDの販売台数は、それ以外に比べて多くはないため、それ以外の分野でHDDの販売が落ち込めば、それをサーバ向けでカバーすることなどできないだろう。

そう言ったことを考えていくと、HDDという製品が、特殊な利用分野を除いて終焉を迎えるのは、そう遠くない気がしてくる。

なにせ、コンシューマ向け製品には、今やHDDを搭載しない端末の方が多いのだ。
500GB近いSSDが1万円を切り、1TB近いSSDが2.5万円で買えるとなれば、動画や音楽はクライドに置くから容量は必要ないと思っているユーザーは、もうSSDでいいと思っていると思う。

関連記事:
Seagateから3.5インチHDD搭載のポータブルHDD!?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ



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