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プリウスPHVの詳細が分かってきた [乗り物]

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欧米の自動車関連規制当局の省エネ規制の強化により、HVがエコカーではなくなり、エコカーの主体をEVやPHVに移行させようという、ある意味、トヨタ狙い撃ちの政治的圧力が強まっている。

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先代とどこが違う? 日本仕様のプリウスPHV登場! - 日経トレンディネット

そんな中、トヨタもようやくPHVに力を入れるようで、新しいプリウスPHVは、先代プリウスPHVに比べ、デザインも一新され、新型プリウスに比べても、新しい点が多い、力の入った新製品となるようだ。

まず、エクステリアデザインが、フロントフェイスが、MIRAIに少し似た大胆なデザインに変更され、リアのデザインも大胆に変更されるなど、新型プリウスと明らかに違うイメージを与えることに成功している。
エクステリアもインテリアも、ベースのプリウスとほとんど変わらなかった先代プリウスPHVとは大違いで、今回は、プリウスPHVを本格的に売るぞ!という気満々だ。

車内に視点を移すと、センターディスプレイには、11.6インチの縦型の大型タッチパネルが度肝を抜く。
サイズも大きいが、何より縦型というのが素晴らしい。そもそも、カーナビで地図を表示するなら、進む道の先ができるだけ先の方まで表示できる縦長画面の方が、便利に決まっているのだ。
大半のカーナビがそうなっていないのは、規格で決まった2DINサイズのコンソールに収めるためでしかない。
ただ、このDIN規格の足かせを外し、大画面を搭載したナビもようやく登場し始めてはいるが、ここまで大胆なセンターコンソールは、かつてないと言える。オプションになるようだが、是非付けたいところだろう。

後席については、左右独立の2座席の4人乗りとなった。その分、ゆったりと居住性を重視した後席になる筈で、4人以下の家族が多い日本では、当然あっていい設計だと思う。

ハイブリッドシステムにも手が加えられ、バッテリー残量が少なくなった時に、エンジンで発電してEV走行を続けられるというシリーズハイブリッドみたいなモードも追加されたし、EVモードでの後続距離も、先代の26.4kmに対し、新型では倍以上の60km以上を目指すらしい。
おまけに、EVでの最高速度も100km/hから135km/hに向上するらしいので、我が家のように、近距離利用が95%位を占める家庭なら、普段はすべてEVモードで済んでしまう気がするな。
燃費性能の目標値はハイブリッドモードで37.0km/Lで、新型プリウスの2WD車とほぼ同等の値だそうだが、この車に関しては、EVモードで走ることが増えて、ほとんど意味がないかもしれないな。

充電システムには、従来の200Vだけでなく、100V6A充電機能付充電ケーブルも搭載するので、一般のコンセントでの充電も可能になる。また、公共施設などに設置されているCHAdeMO方式の急速充電器にも対応しており、約20分でバッテリー容量の80%まで充電することができるそうだ。
さらに、オプションで、ルーフ部に内蔵するソーラー発電システムも用意される。従来のモデルでもあるにはあったが、エアコンへの補助電源的な使い方のみだったのに対し、新型ではちゃんとバッテリーへの充電も行われる本格的なものとなった。
ただ、パネル面積を考えれば発電量は知れているので、走行中や駐車中に、多少充電を補助できる程度だろう。オプション価格がいくらかは不明だが、おそらくその価格に見合うメリットがあるかは微妙だろうな。
ただ、晴れの日に1日充電すれば5km走れるという数値も出ており、万が一、災害時に電力供給が途絶えたりしたときには貴重な存在になりえるかもしれない。

エアコンも全く新しい方式に刷新された。
よく考えれば当然なのだが、EV走行が多くなれば、エンジンを暖房の熱源として使えない。
それをカバーするために、暖房効率を向上させるガスインジェクション機能を備えたヒートポンプ式オートエアコンを搭載したとのこと。
従来だと電熱式が多かったのだが、エネルギー効率が悪いため、エコキュートや省エネエアコンでも使われるヒートポンプ式を採用したらしい。

大きく刷新された項目をあげただけでも、これだけあり、これはもはや現行プリウスのバリエーションモデルとは言えないレベルの変革だと思う。

新型プリウスphvの発売日をスクープ!価格は305万円からか

さて、新型プリウスPHVの発売日は、10月26日で決定みたいだが、価格についてはまだ発表されていない。
噂では、305万円~ぐらいになるのでは?という予想があるみたい。
大型センターディスプレイやソーラー発電システムといったオプションも加えれば、400万円近くになるのかもしれない。
ただ、PHVを本気で売りたいという戦略的な値付けをするなら、一番安いモデルで300万円を切ってくる可能性もありそうだな。

ただ、それでもベースモデルのプリウスに対し、下がる燃料コストで、PHVの価格上昇分を埋めることは不可能だろう。
しかしながら、従来モデルのプリウスPHVに比べれば、ベースモデルのプリウスに対して新たな魅力も多いので、この価格でも売れるのではないだろうか。

個人的には、このプラットフォームで、是非とも「シエンタ」か、それより小さいミニミニバンを作ってくれないかな。
私が次に車を買い替えるのは、5~6年後になると思うので、その時には、自動運転機能と合わせて、お願い!

関連記事:
トヨタが、新型プリウスを発表したが:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ



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