新しい?ラジオ「Hint」 [ラジオ]
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放送とネットをつなげる新しいラジオ「Hint」、ニッポン放送などが開発 (1/2) - ITmedia LifeStyle
ニッポン放送のアナウンサー、吉田尚記氏が立ち上げたプロジェクトで、新しいラジオ「Hint」を開発したそうで、「CAMPFIRE」によるクラウドファンディングによりサポーターを募集しており、目標支援金額の1100万円をクリアできれば、cerevoという会社から製品化されるという。
クラウドファンディングの支援金額は21,500円からのコースとなっており、そのコースの場合、製品化されれば「Hint」が1台プレゼントされるほか、上位金額のコースなら、さらにニッポン放送リスナーが喜びそうな名誉特典などが用意されている。
そのラジオ「Hint」だが、まるでステンレスボトルのような円筒形をしており、一見ラジオには見えないデザインだ。
上向きのフルレンジスピーカーを拡散板で360度全方位に均等に音をどける仕組みで、壁際に置くというよりは、部屋の真ん中のテーブルに置いて、生活動線の中で、どこからもラジオがクリアに聴けることを目指したのだろう。
そして、ちょっとびっくりしたのが、ワイドFM対応のFM専用ラジオであることだ。ニッポン放送が企画に絡んでいて、AMラジオ機能を切るという思い切りには驚いた。
Bluetooth 4.2も内蔵し、スマートフォンの楽曲を再生するBluetoothスピーカー機能もある。
「さらにPodcastや各種ストリーミングサービス、radikoプレミアムにも対応する予定」とあるが、多分これらの機能を内蔵するのではなく、スマホのこれらのアプリの音がBluetooth経由で「Hint」で聴けるようにする、という意味だと思う。
電源はリチウムイオン充電池で、連続4~6時間の使用が可能で、ACアダプターも付属する。
今一つ分からないが、アンテナがどうなっているのか。ロッドアンテナみたいなものは見当たらないし、外部アンテナ端子みたいな記述もない。デザイン優先で、内蔵アンテナだけで受信するとなると、受信エリアがかなり制限されそうだが。
新しい点としては、ニッポン放送の関連会社であるトーンコネクトのToneconnect技術と米GoogleのEddystoneを組み合わせ、ラジオ放送を介して手元のスマートフォンにURLを配信する機能を持たせたという。
放送局から電話のダイヤル音(DTMF音)を音声として送信し、その受信データを近くのスマホにURLをBluetooth自動転送することができる。例えば、放送に関連したサイトや写真のURLをDTMF音で送り、スマホでそのURLにアクセスしてリアルタイムに見ることができる、というものだ。
放送にデータを乗せるだけなら、従来からある文字多重とかの手段もあるように思うが、そうしたデータ伝送は、スタジオからリアルタイムに送れるものではなく、予めデータを用意して、専門部署に依頼する必要があった。
今回の方式だと、例えば、スタジオでスマホで出演者の写真を撮影してインスタグラムにアップロードしたら、直ちにそのURLを専用アプリでDTMF音に変換し、出演者がそのままマイクに乗せて放送で送ればいい。
スタジオと連携してデータをリアルタイムに送る方法としては、ありそうでなかった、大胆だが手軽でなかなか秀逸な方法だと言えるだろう。
実際に、ラジオ番組に出演し、不便に感じている人だからこそ思いつく、新しい方法だな。
実際に、ニッポン放送で使うかどうかは決まっていないようだが、最大の難関は、公共放送で音を出して流すのに、このラジオでしか利用できないことか。
ただ、ラジオから流れるDTMF音を音声認識して、URLにアクセスするような専用アプリを作って無料配布すれば、この問題は解決できるはず。
もはや、「Hint」とは関係ない話になってしまうが、これは非常に面白い方式だけに、手軽に利用できるようになるなら、ニッポン放送以外でも使いたい局や番組は多いのではないだろうか。
「Hint」とは別に、真面目に実現を考えて欲しいな。
さて、「Hint」に話を戻すが、正直、私個人は、特に商品として欲しいとは思わなかった。いくらワイドFMが始まったからといって、AMが聞けないのも不満だし、2万円を超える価格で予約録音機能がないのも不満。
逆に、Bluetoothスピーカー機能なんかは、よくある機能で特に魅力は感じない。
また、オシャレではない我が家には、部屋に「Hint」を置ける場所のイメージがないのだ。
それよりは、やっぱり壁際の棚に置いて聴ける一般的なスタイルの方が使い勝手がいいな。
ということで、「Hint」のクラウドファンディングに参加するつもりは、今のところないのだが、とにかく、このトーンコネクトの仕組みだけは、是非とも実用化して欲しいな。
しかも、「Hint」のような専用のラジオがなくても、普通のラジオとスマホがあれば、誰でも使える形で。
関連記事:
ポータブルラジオサーバーPJ-35によるラジオ録音の状況:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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放送とネットをつなげる新しいラジオ「Hint」、ニッポン放送などが開発 (1/2) - ITmedia LifeStyle
ニッポン放送のアナウンサー、吉田尚記氏が立ち上げたプロジェクトで、新しいラジオ「Hint」を開発したそうで、「CAMPFIRE」によるクラウドファンディングによりサポーターを募集しており、目標支援金額の1100万円をクリアできれば、cerevoという会社から製品化されるという。
クラウドファンディングの支援金額は21,500円からのコースとなっており、そのコースの場合、製品化されれば「Hint」が1台プレゼントされるほか、上位金額のコースなら、さらにニッポン放送リスナーが喜びそうな名誉特典などが用意されている。
そのラジオ「Hint」だが、まるでステンレスボトルのような円筒形をしており、一見ラジオには見えないデザインだ。
上向きのフルレンジスピーカーを拡散板で360度全方位に均等に音をどける仕組みで、壁際に置くというよりは、部屋の真ん中のテーブルに置いて、生活動線の中で、どこからもラジオがクリアに聴けることを目指したのだろう。
そして、ちょっとびっくりしたのが、ワイドFM対応のFM専用ラジオであることだ。ニッポン放送が企画に絡んでいて、AMラジオ機能を切るという思い切りには驚いた。
Bluetooth 4.2も内蔵し、スマートフォンの楽曲を再生するBluetoothスピーカー機能もある。
「さらにPodcastや各種ストリーミングサービス、radikoプレミアムにも対応する予定」とあるが、多分これらの機能を内蔵するのではなく、スマホのこれらのアプリの音がBluetooth経由で「Hint」で聴けるようにする、という意味だと思う。
電源はリチウムイオン充電池で、連続4~6時間の使用が可能で、ACアダプターも付属する。
今一つ分からないが、アンテナがどうなっているのか。ロッドアンテナみたいなものは見当たらないし、外部アンテナ端子みたいな記述もない。デザイン優先で、内蔵アンテナだけで受信するとなると、受信エリアがかなり制限されそうだが。
新しい点としては、ニッポン放送の関連会社であるトーンコネクトのToneconnect技術と米GoogleのEddystoneを組み合わせ、ラジオ放送を介して手元のスマートフォンにURLを配信する機能を持たせたという。
放送局から電話のダイヤル音(DTMF音)を音声として送信し、その受信データを近くのスマホにURLをBluetooth自動転送することができる。例えば、放送に関連したサイトや写真のURLをDTMF音で送り、スマホでそのURLにアクセスしてリアルタイムに見ることができる、というものだ。
放送にデータを乗せるだけなら、従来からある文字多重とかの手段もあるように思うが、そうしたデータ伝送は、スタジオからリアルタイムに送れるものではなく、予めデータを用意して、専門部署に依頼する必要があった。
今回の方式だと、例えば、スタジオでスマホで出演者の写真を撮影してインスタグラムにアップロードしたら、直ちにそのURLを専用アプリでDTMF音に変換し、出演者がそのままマイクに乗せて放送で送ればいい。
スタジオと連携してデータをリアルタイムに送る方法としては、ありそうでなかった、大胆だが手軽でなかなか秀逸な方法だと言えるだろう。
実際に、ラジオ番組に出演し、不便に感じている人だからこそ思いつく、新しい方法だな。
実際に、ニッポン放送で使うかどうかは決まっていないようだが、最大の難関は、公共放送で音を出して流すのに、このラジオでしか利用できないことか。
ただ、ラジオから流れるDTMF音を音声認識して、URLにアクセスするような専用アプリを作って無料配布すれば、この問題は解決できるはず。
もはや、「Hint」とは関係ない話になってしまうが、これは非常に面白い方式だけに、手軽に利用できるようになるなら、ニッポン放送以外でも使いたい局や番組は多いのではないだろうか。
「Hint」とは別に、真面目に実現を考えて欲しいな。
さて、「Hint」に話を戻すが、正直、私個人は、特に商品として欲しいとは思わなかった。いくらワイドFMが始まったからといって、AMが聞けないのも不満だし、2万円を超える価格で予約録音機能がないのも不満。
逆に、Bluetoothスピーカー機能なんかは、よくある機能で特に魅力は感じない。
また、オシャレではない我が家には、部屋に「Hint」を置ける場所のイメージがないのだ。
それよりは、やっぱり壁際の棚に置いて聴ける一般的なスタイルの方が使い勝手がいいな。
ということで、「Hint」のクラウドファンディングに参加するつもりは、今のところないのだが、とにかく、このトーンコネクトの仕組みだけは、是非とも実用化して欲しいな。
しかも、「Hint」のような専用のラジオがなくても、普通のラジオとスマホがあれば、誰でも使える形で。
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