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リンナイの「ECO ONE」について最新状況をググってみた [エネルギー]

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ハイブリッド給湯・暖房システムECO ONE - リンナイ

リンナイのハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」については、以前にも取り上げたことがあるが、電気で動くヒートポンプによる給湯器と、高効率なエコジョーズ給湯器との組み合わせで、電気とガスのいいとこ取りができるという給湯・暖房システムということで、我が家でも、次の給湯器の交換時期には、検討対象として考えている。

エコワン - らくがき

なので、時々、既に「ECO ONE」を導入された方のレポートを探しては読んでいるのだが、こちらの方のブログ記事がとても参考になったので、ご紹介したい。

何が参考になったかというと、「ECO ONE」に対する東京ガスの姿勢だ。

元々、「ECO ONE」のコンセプトはトータルでのエネルギー削減なので、「ECO ONE」を使用すると、ガスの使用量は減る。
これがガス会社にとって気に入らない仕様であることは、素人にもわかる。
都市ガス会社は、ガスで発電して電力会社の儲けを減らしたうえで、ガスの使用量を増やせる「エネファーム」を売りたいし、電力会社は、オール電化が一番メリットが高い「エコキュート」を売りたいのだ。
「ECO ONE」が、電力会社からも都市ガス会社からも支援を受けられず、エコ補助金対象にもしてもらえず、リンナイが孤立無援で細々と販売しているのも、理由はそこにある。

エコワン落とし穴 - らくがき

「ECO ONE」は、大前提としてエコジョーズ給湯器を使うのだが、こちらの記事によれば、筆者は、エコジョーズ給湯器を導入すると、都市ガス料金の割引があることを後から知り、ガス会社に問い合わせたのだそうだ。

すると、導入したエコジョーズ給湯器の型番を聞かれ、それを伝えたが、ガス会社ではエコジョーズ給湯器と確認できないという。
改めて申請書をもらい、必要事項を記入して返送して、審査して結果を知らせます、ということになったそうだ。

「ECO ONE」についても「どういう商品かこちらではわかりかねます」と言われたそうで、ここら辺は本当に知らないのか、分かっていて言ったのかは分からないが、取引の多いリンナイのガス機器のことを知らないことを悪びれもしないのは、さすが独占企業だ。

東京ガスの嫌がらせ - らくがき

そして、その後日談がこちら。
いつまでたっても、エコジョーズの割引が適用されないので、ガス会社に電話問い合わせてみたそうだ。

すると、受け付けた機器の適用申請の認定が送れたとか、返金額がわずかにしかならないとか、意味不明な言い訳のオンパレードだったようで、問題があれば向こうから連絡すると言っていたのに、連絡がなかったことも含め、やっぱり「ECO ONE」が都市ガス会社に好かれていないは確かなようだ。

「ECO ONE」に使われている給湯器は、リンナイでは単体でも販売しているエコジョーズ給湯器なので、そもそも型番の上で問題がある筈がない。
リンナイなどのガス機器を、都市ガス会社が直営店で販売する場合、型番は変えていることはよくあるが、それだけのせいなのだろうか。
都市ガスの直営店を通さず、通常のエコジョーズ給湯器を取り付けた場合も、「ECO ONE」に限らず、同様の冷たい扱いをされるのではないだろうか。

自分が、もし「ECO ONE」や「エコジョーズ給湯器」を導入する場合も、同様の嫌がらせみたいなことは受ける可能性があることを認識しておく必要があるな。

何かこういう旧時代的な嫌がらせ、嫌だな。滅入るわ。

なお、この筆者の家では、ガス代が下がった代わりに、電気代は増えるが、一応トータルではエネルギー代は下がっているという。
ただ、その金額を見ると、金額面での効果は微々たるものと言えなくもない。
「ECO ONE」の機器代金もあまり下がっていないし、エコ補助金相変わらずつかないため、10年で元を取るという観点では、今でもかなり厳しい状況は変わっていないかも。

一つだけ、ハイブリッド給湯システム「ECO ONE」に可能性があるとしたら、来年4月の都市ガス販売自由化に伴い、都市ガスの販売に乗り出す電力会社が、オール電化向けの「エコキュート」だけでなく、ガスを併用して省エネを狙うハイブリッド給湯システムも自ら販売し始めることか。

ハイブリッド給湯システムは、基本電力で給湯し、足らない部分をガスで補う方式なので、基本的には電力料金は増えて、ガス料金は減る。なので、電力会社にとっては、都市ガス会社よりは導入しやすいはず。
電力会社がバックに付けば、エコ補助金の導入もスムーズに行くだろうし、そうなればユーザーから見ても、元が取れるシステムになるはず。

そういう意味では、「ECO ONE」を導入するにしても、来年春の都市ガス自由化まで待って、状況を確認してからの方がいいかも。
現在使用中のガス給湯器は既に10年を超えているので、いつ壊れてもおかしくないから、壊れたら即交換を考えざるを得ないけどね。

関連記事:
電力、ガス自由化後の省エネ設備はどうなるのか?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

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