ニンテンドークラシックミニのバブルはいつ弾けるのか? [ゲーム機]
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ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ|任天堂
初代ファミコンに、30種類のファミコンソフトを内蔵し、テレビにHDMI接続できる復刻版ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ」は、メーカー希望小売価格5,980円という値段で売り出されたのだが、予約段階であっという間に売り切れ。
奥さんも「これ欲しい」というので、クリスマスプレゼントにでも買おうと思ったのだが、その後も、全くどこでも買えない状況が続いている。
価格.com - 任天堂 ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 価格比較
その一方で、新品の在庫がある店はあるのだが、メーカー希望小売価格をはるかに上回るプレミア価格となっており、1万円前後は当たり前。
それを見ていて何だか腹立たしくて仕方ない。結局、クリスマスプレゼントに買うのは諦めてしまった。
このような状況、過去にも似たことがあった。
昔、「たまごっち」がプレミア価格でないと買えない状況が続いたことがあるのだが、その原因は、実は途中の卸会社が、商品が入荷しても、それを正規の小売りにほとんど回さず、裏でプレミア価格で流通させて、大儲けしていたことが原因だったことが、後の報道で明らかにされた。
今回の値上がりも非常に状況が似ており、流通途中の卸会社に疑いの目を向けたくなるのだ。
となると、「たまごっち」の過去の例から見れば、「ニンテンドークラシックミニ」が普通の店頭に並ぶ状況は、残念ながらしばらくは来ないだろう。
プレミア価格でも買う人がいる限り、卸会社として、通常ルートで小売りに回す意味がないからだ。
もちろん、こうした流通の行動に、全く法的な問題はないのだが、メーカーとしては、値上がりしても全く儲けは増えないし、顧客としても、正規の店で商品が一向に手に入らない状況が、メーカーに対する印象を悪くするのは間違いない。
そうした卸会社の行動を抑止するには、任天堂自身が、卸会社から通常ルートで小売りに商品が流れているかをチェックし、違反しているようなら、商品を出荷しない、というぐらいの厳しい姿勢が必要なのだが、今の任天堂には、そこまで卸会社に対して強い姿勢を打ち出せる力はないのかもしれない。
そして、「たまごっち」の時は、その価格バブルは、発売から1年もしないうちに崩壊した。
いくら増産しても、商品が市場に出回らないのを、卸会社が原因と知らなかった(本当か?)バンダイは、繰り返し増産を続けた挙句、突然、バブルが弾け、卸が放出した在庫+実需要をはるかに上回る増産を続けた商品が、同時に市場に溢れ、最後は1個100円で投げ売りされていたのを覚えている。
これが原因で、いくつかの大手玩具卸が倒産しているし、バンダイ自身も急に増産を止められず、大赤字を出し倒産しかけて、社長も責任を取って退陣している。
ファミコンミニの再販売や増産はいつ?任天堂に確認してみた! - ノマドリズムのブログ
今回、任天堂は、継続的に「ニンテンドークラシックミニ」を追加生産はしているようだが、市場には全く出回っていないのは、実は、「需要に生産が追い付いていない」からだけではなく、卸会社が意図的に正規ルートでの出荷を控えているためである可能性がある。
この状況を生産不足と判断し、増産し過ぎると、「たまごっち」の時同様、ある日、裏ルートのプレミア価格が暴落し、裏ルートで流す意味がなくなった途端、正規ルートに、在庫+増産分の想定以上の数の商品が溢れる事態となりかねない。
だから、任天堂さん、そろそろ卸会社への指導と監視を、ちゃんとやらないとヤバいですよ。この状況は、絶対におかしいって。
私個人は、こうなったら、意地でもバブルが弾けるまで待ちますが。
【追記】
PS VRも、ニンテンドークラシックミニと似たような状況にあるように見えるが、こちらは元々生産台数がラシックミニに比べれば少ないようだし、メーカー希望小売価格に対する値上がりも1.5倍程度で収まっているので、需要に供給が追い付いていない可能性の方が高そうだ。PS VRも、買うつもりはあるが、メーカー希望小売価格で買えるようになるまでは待つつもりだ。
関連記事:
手のひらサイズのファミコン復刻版が日本でも発売:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ|任天堂
初代ファミコンに、30種類のファミコンソフトを内蔵し、テレビにHDMI接続できる復刻版ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ」は、メーカー希望小売価格5,980円という値段で売り出されたのだが、予約段階であっという間に売り切れ。
奥さんも「これ欲しい」というので、クリスマスプレゼントにでも買おうと思ったのだが、その後も、全くどこでも買えない状況が続いている。
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その一方で、新品の在庫がある店はあるのだが、メーカー希望小売価格をはるかに上回るプレミア価格となっており、1万円前後は当たり前。
それを見ていて何だか腹立たしくて仕方ない。結局、クリスマスプレゼントに買うのは諦めてしまった。
このような状況、過去にも似たことがあった。
昔、「たまごっち」がプレミア価格でないと買えない状況が続いたことがあるのだが、その原因は、実は途中の卸会社が、商品が入荷しても、それを正規の小売りにほとんど回さず、裏でプレミア価格で流通させて、大儲けしていたことが原因だったことが、後の報道で明らかにされた。
今回の値上がりも非常に状況が似ており、流通途中の卸会社に疑いの目を向けたくなるのだ。
となると、「たまごっち」の過去の例から見れば、「ニンテンドークラシックミニ」が普通の店頭に並ぶ状況は、残念ながらしばらくは来ないだろう。
プレミア価格でも買う人がいる限り、卸会社として、通常ルートで小売りに回す意味がないからだ。
もちろん、こうした流通の行動に、全く法的な問題はないのだが、メーカーとしては、値上がりしても全く儲けは増えないし、顧客としても、正規の店で商品が一向に手に入らない状況が、メーカーに対する印象を悪くするのは間違いない。
そうした卸会社の行動を抑止するには、任天堂自身が、卸会社から通常ルートで小売りに商品が流れているかをチェックし、違反しているようなら、商品を出荷しない、というぐらいの厳しい姿勢が必要なのだが、今の任天堂には、そこまで卸会社に対して強い姿勢を打ち出せる力はないのかもしれない。
そして、「たまごっち」の時は、その価格バブルは、発売から1年もしないうちに崩壊した。
いくら増産しても、商品が市場に出回らないのを、卸会社が原因と知らなかった(本当か?)バンダイは、繰り返し増産を続けた挙句、突然、バブルが弾け、卸が放出した在庫+実需要をはるかに上回る増産を続けた商品が、同時に市場に溢れ、最後は1個100円で投げ売りされていたのを覚えている。
これが原因で、いくつかの大手玩具卸が倒産しているし、バンダイ自身も急に増産を止められず、大赤字を出し倒産しかけて、社長も責任を取って退陣している。
ファミコンミニの再販売や増産はいつ?任天堂に確認してみた! - ノマドリズムのブログ
今回、任天堂は、継続的に「ニンテンドークラシックミニ」を追加生産はしているようだが、市場には全く出回っていないのは、実は、「需要に生産が追い付いていない」からだけではなく、卸会社が意図的に正規ルートでの出荷を控えているためである可能性がある。
この状況を生産不足と判断し、増産し過ぎると、「たまごっち」の時同様、ある日、裏ルートのプレミア価格が暴落し、裏ルートで流す意味がなくなった途端、正規ルートに、在庫+増産分の想定以上の数の商品が溢れる事態となりかねない。
だから、任天堂さん、そろそろ卸会社への指導と監視を、ちゃんとやらないとヤバいですよ。この状況は、絶対におかしいって。
私個人は、こうなったら、意地でもバブルが弾けるまで待ちますが。
【追記】
PS VRも、ニンテンドークラシックミニと似たような状況にあるように見えるが、こちらは元々生産台数がラシックミニに比べれば少ないようだし、メーカー希望小売価格に対する値上がりも1.5倍程度で収まっているので、需要に供給が追い付いていない可能性の方が高そうだ。PS VRも、買うつもりはあるが、メーカー希望小売価格で買えるようになるまでは待つつもりだ。
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