
LTE対応超小型スマホ「Jelly」がKickstarterに登場 [スマートフォン]
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2.45インチでLTE対応のスマホ「Jelly」、Kickstarterに登場、価格59ドルから
LTE対応超小型スマホ「Jelly」が、クラウドファンディングのKickstarterに登場し、あっという間に予定資金を集め、製品化が具体化するようだ。
コンパクトスマホ「Micro X S240」を購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
2.45インチ画面や、丸みを帯びたデザインを一目見て、現在使用中のコンパクトスマホ「POSH micro X S240」を連想させるが、クラウドファンディングの企画自体は、POSHではない別の会社。
ただ、実際、広告動画の起動画面を見ると、開発自体にはPOSHが絡んでいるのは間違いなさそうだ。
Jelly, The Smallest 4G Smartphone by Unihertz ? Kickstarter
詳細スペックを確認してみると、RAM1GB/8GBの「Jelly」とRAM2GB/16GBの「Jelly Pro」の2機種が用意されていて、いずれも約89×47×11.6mmで、約52gだった「Micro X S240」に対し、 93.2x43.0x13.3mmで、約60gと、やや細長く厚くなり、重さも少し増えている。
とはいえ、製品化できれば、LTEに対応したスマホとしては、現時点で圧倒的に世界最小、最軽量であるのは間違いない。
色は、pearl white, speace black, sky blueの3種類で、原色ばかりの「POSH micro X S240」に比べて地味なラインナップだな。
その他のスペックは、「Micro X S240」から大きくアップグレードされており、まず、OSが、最新OSのAndroid 7.0 Nougatが搭載されるのが、長く使えるという観点では非常に大きい。
SoCは、デュアルコアから、1.1GHzのクアッドコアになり、RAM容量は512MBから1GB(Jelly Proは2GB)に増えるため、性能は大幅に向上するはず。
内蔵ストレージも4GBから8GB(Jelly Proは16GB)に増えており、アプリやデータも気兼ねなく入れられる。microSDカードスロットも搭載するが、最大容量は32GBのままで、microSDXCカードが使えないのがちょっと残念だな。
カメラも、リア200万画素、フロントVGAから、リア800万画素、フロント200万画素に向上。
バッテリーは取り外し可能で、容量も650mAhから950mAhに増えているが、絶対量は大きくなく、SoCも変わっているため、果たして実効的な持ちが伸びているかは疑問。
また、「Micro X S240」のバッテリーが流用できるかも気になるところだが、容量も増えているし、内部構造の写真を見ても、おそらくサイズの互換性はなさそうだな。
モバイルネットワークは、GSM 850/900/1800/1900MHz、WCDMA 850/900/1900/2100MHzに加え、FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20MHz、TD-LTE 40MHzに対応。
自分自身は、SIMカードは挿す予定はないので、対応周波数帯についてはあまり気にしていないが、NTTドコモのSIMカードの使用は問題なさそう。
Nano SIMカードが2枚挿せるデュアルSIMとなっており、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応するようだが、自分自身は興味ないので、どうでもいい。
ただ、製品イラストを見ると、「POSH micro X S240」とは内部構造が大幅に変わっており、バッテリーの上にmicroSDカードスロットと2つのNano SIMカードスロットが乗っかる形になっいるため、「POSH micro X S240」より1.7mm厚みが増したものと思われる。
それ以外のスペックは、「POSH micro X S240」とほぼ変わっていないように見える。
2.45インチの432×240ドット液晶ディスプレイは、「POSH micro X S240」と全く同じものに見える。
HVGAを下回る解像度は、Androidでは標準サポート外の解像度なので、そのせいで動作しなかったり、動作に制約が出るアプリは出てくるのは、「POSH micro X S240」と変わらないだろう。
Wi-FiやBluetoothのスペックも変わっていない。
やたら奥行きが深過ぎるmicroUSBコネクタが改善されているかや、タッチパネルの誤動作は改善されているかが気になるが、これは入手してみないと分からない。
さて、発表直後であれば、「Jelly」が59ドル、「Jelly Pro」が75ドルの出資で1つもらえる条件だったのだが、直ぐに予定人数に達し、私が気づいたときには、「Jelly」が75ドル、「Jelly Pro」が95ドルに値上がりしていた。
配送予定は、2017年8月だそうだ。
個人的には、「POSH micro X S240」で問題に感じている部分の多くが解消されている可能性があり、非常に興味があるし、どうせ買うなら上位モデルの「Jelly Pro」だと思うが、悩んだ末、出資は見送ることにした。
クラウドファンディングはあくまで出資なので、製品が出せず、出資金も戻らないリスクはあるが、このプロジェクトに関しては、POSHが関わっていることもあり、製品化のリスクに関しては、あまり心配はしていない。
しかし、
・こうしたKickstarterでは、海外発送の場合送料は別になるのが普通だが、今回の「Jelly」では明確に書かれておらず、他の例から考えて3000円位かかるとすると、出資金が95ドルだとそれほど割安感がない。
・「Jelly」で、私にとって肝心のRadikoアプリなどが動作しない可能性があり、できればその辺の確認が取れてから買いたい。
・microUSBコネクタやタッチパネルの気になる点が改善されているかも気になり、それが解消しているかも確認してから買いたい。
・これまでにない超小型のLTEスマホということもあり、バッテリーの実際の持ちや、発熱などの状態が問題ないか、購入した方のレビューで確認してから買いたい。
・「POSH micro X S240」は、AliExpressやAmazonでも、送料無料で安く買えたので、急がなければ、「Jelly Pro」もそれほど高くなく買えるようになる気がする。
・私自身、「POSH micro X S240」のバックアップ機も1台用意してあり、当面、「POSH micro X S240」を使い続けるつもりなので、入手を急いでいない。
といった理由があり、入手を急ぐ気がしないからだ。
ただ、超小型スマホに興味ある方には、大変魅力ある製品には間違いないので、ぜひとも欲しい方は、クラウドファンディングに参加してみてはいかがでしょうか。
【追記】スペックの記載で訂正をいくつか。
・microSDが、Max32GBだったのが、Max256GBに変更された。ただし、microSDXC対応とは書かれてない。
・重量については60gという記事を読んだ気がしたのだが、「未公開」というのがオリジナル情報のようだ。
・発売元は、Unihertzという会社らしい。
・Dual SIMの片方は2G専用、もう片方が3G/4G用という記述があり、DSDS対応ではないようだ。
・取得予定の認証はCE、FCC、RoHSで、日本向けに技適(技術基準適合証明等)を取得する予定はないそうだ。
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コンパクトスマホ「Micro X S240」を購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
2.45インチ画面や、丸みを帯びたデザインを一目見て、現在使用中のコンパクトスマホ「POSH micro X S240」を連想させるが、クラウドファンディングの企画自体は、POSHではない別の会社。
ただ、実際、広告動画の起動画面を見ると、開発自体にはPOSHが絡んでいるのは間違いなさそうだ。
Jelly, The Smallest 4G Smartphone by Unihertz ? Kickstarter
詳細スペックを確認してみると、RAM1GB/8GBの「Jelly」とRAM2GB/16GBの「Jelly Pro」の2機種が用意されていて、いずれも約89×47×11.6mmで、約52gだった「Micro X S240」に対し、 93.2x43.0x13.3mmで、約60gと、やや細長く厚くなり、重さも少し増えている。
とはいえ、製品化できれば、LTEに対応したスマホとしては、現時点で圧倒的に世界最小、最軽量であるのは間違いない。
色は、pearl white, speace black, sky blueの3種類で、原色ばかりの「POSH micro X S240」に比べて地味なラインナップだな。
その他のスペックは、「Micro X S240」から大きくアップグレードされており、まず、OSが、最新OSのAndroid 7.0 Nougatが搭載されるのが、長く使えるという観点では非常に大きい。
SoCは、デュアルコアから、1.1GHzのクアッドコアになり、RAM容量は512MBから1GB(Jelly Proは2GB)に増えるため、性能は大幅に向上するはず。
内蔵ストレージも4GBから8GB(Jelly Proは16GB)に増えており、アプリやデータも気兼ねなく入れられる。microSDカードスロットも搭載するが、最大容量は32GBのままで、microSDXCカードが使えないのがちょっと残念だな。
カメラも、リア200万画素、フロントVGAから、リア800万画素、フロント200万画素に向上。
バッテリーは取り外し可能で、容量も650mAhから950mAhに増えているが、絶対量は大きくなく、SoCも変わっているため、果たして実効的な持ちが伸びているかは疑問。
また、「Micro X S240」のバッテリーが流用できるかも気になるところだが、容量も増えているし、内部構造の写真を見ても、おそらくサイズの互換性はなさそうだな。
モバイルネットワークは、GSM 850/900/1800/1900MHz、WCDMA 850/900/1900/2100MHzに加え、FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20MHz、TD-LTE 40MHzに対応。
自分自身は、SIMカードは挿す予定はないので、対応周波数帯についてはあまり気にしていないが、NTTドコモのSIMカードの使用は問題なさそう。
Nano SIMカードが2枚挿せるデュアルSIMとなっており、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応するようだが、自分自身は興味ないので、どうでもいい。
ただ、製品イラストを見ると、「POSH micro X S240」とは内部構造が大幅に変わっており、バッテリーの上にmicroSDカードスロットと2つのNano SIMカードスロットが乗っかる形になっいるため、「POSH micro X S240」より1.7mm厚みが増したものと思われる。
それ以外のスペックは、「POSH micro X S240」とほぼ変わっていないように見える。
2.45インチの432×240ドット液晶ディスプレイは、「POSH micro X S240」と全く同じものに見える。
HVGAを下回る解像度は、Androidでは標準サポート外の解像度なので、そのせいで動作しなかったり、動作に制約が出るアプリは出てくるのは、「POSH micro X S240」と変わらないだろう。
Wi-FiやBluetoothのスペックも変わっていない。
やたら奥行きが深過ぎるmicroUSBコネクタが改善されているかや、タッチパネルの誤動作は改善されているかが気になるが、これは入手してみないと分からない。
さて、発表直後であれば、「Jelly」が59ドル、「Jelly Pro」が75ドルの出資で1つもらえる条件だったのだが、直ぐに予定人数に達し、私が気づいたときには、「Jelly」が75ドル、「Jelly Pro」が95ドルに値上がりしていた。
配送予定は、2017年8月だそうだ。
個人的には、「POSH micro X S240」で問題に感じている部分の多くが解消されている可能性があり、非常に興味があるし、どうせ買うなら上位モデルの「Jelly Pro」だと思うが、悩んだ末、出資は見送ることにした。
クラウドファンディングはあくまで出資なので、製品が出せず、出資金も戻らないリスクはあるが、このプロジェクトに関しては、POSHが関わっていることもあり、製品化のリスクに関しては、あまり心配はしていない。
しかし、
・こうしたKickstarterでは、海外発送の場合送料は別になるのが普通だが、今回の「Jelly」では明確に書かれておらず、他の例から考えて3000円位かかるとすると、出資金が95ドルだとそれほど割安感がない。
・「Jelly」で、私にとって肝心のRadikoアプリなどが動作しない可能性があり、できればその辺の確認が取れてから買いたい。
・microUSBコネクタやタッチパネルの気になる点が改善されているかも気になり、それが解消しているかも確認してから買いたい。
・これまでにない超小型のLTEスマホということもあり、バッテリーの実際の持ちや、発熱などの状態が問題ないか、購入した方のレビューで確認してから買いたい。
・「POSH micro X S240」は、AliExpressやAmazonでも、送料無料で安く買えたので、急がなければ、「Jelly Pro」もそれほど高くなく買えるようになる気がする。
・私自身、「POSH micro X S240」のバックアップ機も1台用意してあり、当面、「POSH micro X S240」を使い続けるつもりなので、入手を急いでいない。
といった理由があり、入手を急ぐ気がしないからだ。
ただ、超小型スマホに興味ある方には、大変魅力ある製品には間違いないので、ぜひとも欲しい方は、クラウドファンディングに参加してみてはいかがでしょうか。
【追記】スペックの記載で訂正をいくつか。
・microSDが、Max32GBだったのが、Max256GBに変更された。ただし、microSDXC対応とは書かれてない。
・重量については60gという記事を読んだ気がしたのだが、「未公開」というのがオリジナル情報のようだ。
・発売元は、Unihertzという会社らしい。
・Dual SIMの片方は2G専用、もう片方が3G/4G用という記述があり、DSDS対応ではないようだ。
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見つけましたね。
私も気づいていましたが、資金調達段階で、さらに画面が小さいので、私の用途としては不向きである。
小型はうれしいが3.5インチ以上は欲しいところだ。
手に持った感じがやはり、PIGUサイズがお好みです。とりあえず、太ったバッテリーは、交換用電池を注文したので、延命しました。
by まっくんち (2017-05-08 06:05)
まっくんちさん、こんにちは。
私の場合、完全にポータブルオーディオとして使っているので、このサイズはありがたいです。これで、解像度がHVGAあれば、文句なしだったのですが。
スマホは、もっと大画面希望なので、そこは棲み分けをしています。
by naniwa48 (2017-05-08 13:41)