首都圏で時差出勤を支援する動きが活発化

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満員電車解消へ運動＝時差出勤呼び掛け－小池都知事：時事ドットコム

小池都知事が、通勤時の満員電車の混雑緩和に向け、企業に時差出勤やテレワーク導入などを呼び掛ける運動「快適通勤ムーブメント」を、今夏に向け展開することを発表し、それ以降、様々な会社から、それに向けた動きが出始めた。

快適通勤ムーブメント「時差Biz」

東京都は、快適通勤ムーブメント「時差Biz」というサイトを立ち上げ、こちらで様々な関連する動きを取り上げているが、「時差Biz」を7月11日からスタートさせるとのこと。

これに向けて、具体的に鉄道会社からは、

東京メトロ、東西線/半蔵門線で快適通勤を促進する「時差Bizトレイン」を運行 早朝乗車で最大2万円の商品券が当たるキャンペーンも - トラベル Watch

東京メトロは、7月11日～14日/18日～21日の8日間で東西線／半蔵門線で早朝時間帯の6時台と7時台に快速と各駅停車の列車を1本ずつ増発する。

京王電鉄、時差通勤でポイントが貯まる「楽・得・通勤キャンペーン」 7月11日～25日実施、最大300ポイントをプレゼント - トラベル Watch

京王電鉄は、「楽・得・通勤キャンペーン」を7月11日から25日までの平日に実施し、期間中に京王線/井の頭線で対象時間帯（入場：6時30分～7時20分）に通勤し、「京王PAS×PASポイントサービス」に事前登録したPASMOで新宿駅／渋谷駅構内に設置した専用端末にタッチする（9時～10時30分）と、1日10ポイントがプレゼントされる。
さらに、連続5日間のタッチごとに、ボーナス100ポイントが加わり、合計で京王グループ共通のポイントが最大300ポイントもらえるそうだ。
なお、このキャンペーンに参加するには「京王PAS×PASポイントサービス」に登録したPASMOが必要とのこと。

東急電鉄、長津田～渋谷を13分短縮する「時差Bizライナー」を6時台に運行 「時差Biz」連動企画。東急線アプリ利用者にクーポン配布も - トラベル Watch

東急電鉄は、「グッチョイモーニング」という施策を打ち出し、7月11日から21日までの平日8日間、田園都市線の中央林間発～押上行きの区間で、中央林間6時4分発の臨時特急「時差Bizライナー」を1本運行する。停車駅が、中央林間、長津田、あざみ野、溝の口、渋谷、半蔵門線のみとなり、長津田～渋谷間で所要時間を約13分短縮されるそうだ。
また、スマホアプリ「東急線アプリ」利用者に対して、7月11日から8月31日までの期間、平日の7時30分までに東横線・田園都市線渋谷駅（上り線のみ）を通過すると、位置情報を利用して、ローソンや東急百貨店などで利用できるクーポンを配布するそうだ。

都心にオフィスを持つ企業の側でも、いくつか発表があったようだ。

穴吹興産が時差出勤制　来月から、最大で２時間　　：日本経済新聞

通勤ラッシュ緩和へ取り組み広がる　第一生命が時差出勤やテレワーク - SankeiBiz（サンケイビズ）

三井物産が時差出勤を６月導入　始業時刻を前後に９０分ずらして勤務 - SankeiBiz（サンケイビズ）

ただ、道会社の施策も継続性があるものが皆無であり、通勤者を抱える企業側の施策もどれも小粒。
私の勤務先も、一応「プレミアムフライデー」は協力したのに、「時差Biz」に関しては何も上から指示は来ていない。
このままだと「プレミアムフライデー」並みに消えてなくなる施策に終わりそうだな。

小池都知事の手腕って、疑問を感じる場面が多々あるが、この件に関しても、それを感じざるを得ないな。

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