USBスティック型AIアクセラレータ「Movidius Neural Compute Stick」のインパクト [パソコン周辺機器]
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Movidius | Intel Newsroom
ディープラーニングエンジン用LSIを開発していたMovidiusというベンチャー企業を、Intelが買収したのは知っていたが、その後しばらくどうなったのかニュースがなかった。
Intelが激安1万円以下のUSB型ディープラーニング用端末「Movidius Neural Compute Stick」を発売 - GIGAZINE
それが、突然、先月に入って、USBスティック型のディープラーニング用AIアクセラレーターを79ドル(約8,900円)で発売するというニュースが発表されて、驚いたなぁ。
Intel、世界初のスティックPC型AIアクセラレータ ~PCにつないで推論処理を高速実行、79ドル - PC Watch
パソコンのUSB3.0端子に接続するだけで、クラウドに接続しなくても、USB給電のみで、ローカル環境で高速に画像処理やAI処理を実行できるというもので、価格の安さも相まって、これから様々なアプリケーションの開発に注目を集めそうだ。
Neural Compute Stickがどのような端末なのかは、次のサイトや、公式ムービーで確認できる。
Intel Democratizes Deep Learning Application Development with Launch of Movidius Neural Compute Stick | Intel Newsroom
Movidius Neural Compute Stickには、Movidiusが開発した専用チップ「Myriad 2」を搭載しており、消費電力1Wで、ニューラルネットワークライブラリのCaffeフレームワークを使って、100GFLOPSでのディープニューラルネットワーク処理が可能とのこと。
また、「Movidius Neural Compute Toolkit」を使った高速な画像処理技術も利用できるそうだ。
この1Wというのは、USB3.0の給電能力内にあるため、このスティック端末はパソコンからのUSBで動作可能となっている。
また筐体はアルミ製で放熱を兼ねており、おそらくファンレスで動作する。
79ドル(約8,900円)という価格については、おそらくあまり儲けはないと思われるが、インテルは、この製品をAIアプリの開発における「Raspberry Pi」のような役割を期待しているのだろうと思う。
正直、自分にこれを使いこなす能力はないが、「Raspberry Pi」にこの「Movidius Neural Compute Stick」を挿して、これまでにない頭脳を持ったIoTデバイスを開発する人間が、これからどんどん出てくるのではないかと思う。
その意味で、「Raspberry Pi」同様、エポックメイキングな新しいツールになりそうな製品だな。
関連記事:
量子コンピュータって実用になるんだ:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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Movidius | Intel Newsroom
ディープラーニングエンジン用LSIを開発していたMovidiusというベンチャー企業を、Intelが買収したのは知っていたが、その後しばらくどうなったのかニュースがなかった。
Intelが激安1万円以下のUSB型ディープラーニング用端末「Movidius Neural Compute Stick」を発売 - GIGAZINE
それが、突然、先月に入って、USBスティック型のディープラーニング用AIアクセラレーターを79ドル(約8,900円)で発売するというニュースが発表されて、驚いたなぁ。
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パソコンのUSB3.0端子に接続するだけで、クラウドに接続しなくても、USB給電のみで、ローカル環境で高速に画像処理やAI処理を実行できるというもので、価格の安さも相まって、これから様々なアプリケーションの開発に注目を集めそうだ。
Neural Compute Stickがどのような端末なのかは、次のサイトや、公式ムービーで確認できる。
Intel Democratizes Deep Learning Application Development with Launch of Movidius Neural Compute Stick | Intel Newsroom
Movidius Neural Compute Stickには、Movidiusが開発した専用チップ「Myriad 2」を搭載しており、消費電力1Wで、ニューラルネットワークライブラリのCaffeフレームワークを使って、100GFLOPSでのディープニューラルネットワーク処理が可能とのこと。
また、「Movidius Neural Compute Toolkit」を使った高速な画像処理技術も利用できるそうだ。
この1Wというのは、USB3.0の給電能力内にあるため、このスティック端末はパソコンからのUSBで動作可能となっている。
また筐体はアルミ製で放熱を兼ねており、おそらくファンレスで動作する。
79ドル(約8,900円)という価格については、おそらくあまり儲けはないと思われるが、インテルは、この製品をAIアプリの開発における「Raspberry Pi」のような役割を期待しているのだろうと思う。
正直、自分にこれを使いこなす能力はないが、「Raspberry Pi」にこの「Movidius Neural Compute Stick」を挿して、これまでにない頭脳を持ったIoTデバイスを開発する人間が、これからどんどん出てくるのではないかと思う。
その意味で、「Raspberry Pi」同様、エポックメイキングな新しいツールになりそうな製品だな。
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