
NTTドコモ「フォトパネル 06」はフォトフレームじゃない! [AV機器]
スポンサードリンク
私は、これまで「デジタルフォトフレーム」という商品に対して、否定的だった。
「だって、タブレットでいいじゃん!」と思うからだ。
もちろん、ありとあらゆる商品ジャンルについて言えるが、大抵、専用機には汎用機にない手軽さ、使いやすさというものが存在する。
しかし、デジタルフォトフレームに関しては、そもそも写真を表示したり、スライドショーを見たりということ自体が、複雑でややこしい機能ではないので、タブレット端末のスライドショーアプリでも、素人に使えないほど、分かりにくいはずがない。
使用するAndroidタブレットだって、スライドショーに使うだけなら古い製品でいいから、新品でも5,000円以下、中古なら2,000円以下で手に入るだろう。
だから、わざわざ他に使い道のない「デジタルフォトフレーム」という商品を買う意義というのが分からなかったのだ。
フォトパネル 06 | 製品 | NTTドコモ
そんな私が、ネットの特売情報を見つけて、NTTドコモの「フォトパネル 06」という製品に惹かれてしまった。
この製品が秋葉原で安売りされていると聞いて、スペックを確認したら、デジタルフォトフレームという商品を逸脱する機能を持っていて、これなら買ってもいいかな、と思ってしまったのだ。
「フォトパネル 06」のスペックについておさらいしておこう。
「フォトパネル 06」は、海外製が多いデジタルフォトフレームの中で、珍しく東芝製だ。
それだけに、写真を逸脱してAV機能に異様に力が入っている。
(1)地上デジタル放送(フルセグ)チューナーを搭載
ロッドアンテナと、スタンド内蔵のアンテナの2ダイバーシティ方式で高感度を実現。
地デジなので、アンテナ信号のアナログ合成ではなく、チューナーを二系統持ち、復号時に合成する合成ダイバーシティ方式のはずで、かなり効果はあるはず。また、外部アンテナ端子もある。
さらに、電波が弱い場所では、ワンセグ放送も受信できる。
9inchで800×480ドットの液晶ディスプレイながら、東芝テレビ「REGZA」の技術を活用し、画像に対してリアルタイムで自動でガンマ補正を行ったり、照度センサーによる明るさ自動補正を行い、小さい画面ながら高画質を実現する。
おまけに、microSDHCカードへの予約録画も可能で、しかも、いわゆる放送そのままのDRモード録画だけでなく、容量を節約できるH.264/AVCに変換して録画することもできるというから、「これはフォトフレームなのか?」というぐらい尋常ではない作り込みだ。
(2) DLNAクライアント機能を搭載
Wi-Fiを介し、DLNAおよびDTCP-IPで、自宅内のレコーダーにアクセスし録画した番組を再生できる。
また、NASやパソコンなどに格納したMP4などの動画ファイルや、MP3などの音楽ファイル、JPEGなどの画像ファイルを再生する。
対応するファイル形式は次の通り。
・画像:JPEG、BMP、GIF、PNG
・動画:MPEG4(.3gp、.3g2、.mp4)、H.264(.3gp、.3g2、.mp4)、H.263(.3gp、.3g2)
・音楽:MP3(.mp3)、AMR-NB(.amr)、AMR-WB(.awb)、AACLC(.m4a)、HE-AAC(.aac、.m4a)、PCM(.wav)、MIDI(.mid、.midi)、Ogg Vorbis(.ogg)
(3)ネットワーク機能
NTTドコモのminiUSIM(microSIM)スロットを備え、モバイルネットワークはFOMAに対応し、本来は、ドコモのオンラインアルバムサービス「フォトコレクション」や緊急地震速報「エリアメール」にも対応する。
しかし、既に販売終了した製品で、「フォトコレクション」はサービスが終了しており、わざわざドコモのSIMを挿してまで使う人はいないだろうし、MVNOのSIMが使えたという報告は今のところはない。
緊急地震速報に関しては、SIMカードなしでも使える可能性はあるが不明。ただ、使えたら、合成音声で内容を読み上げる機能があるらしく、なかなか便利だな。
もちろん、ドコモと契約しなくても、Wi-Fiを内蔵するので、家庭内のLANに接続すれば、「フォトコレクション」以外の機能は利用できる。
(4)フォトフレーム機能
もちろん、フォトフレーム機能も専用機らしく、13パターンのトランジッションをサポートする本格的なスライドショー機能を搭載し、BGMも流すことができる。
ただし、オンラインアルバムサービス「フォトコレクション」が終了してしまったので、「フォトコレクション」との連携機能は利用できない。メールで写真や動画を送りつける機能も、利用できないはずだ。
(5)YouTube機能
YouTube専用ブラウザが搭載されており、タッチ操作でコンテンツを選び、再生できる。
これは、もはや「フォトフレーム」と呼ぶよりは「DLNA機能付きのポータブルテレビ」と呼んだ方が正しそうだ。
待望の再入荷! レグザ技術搭載のフォトパネルが税込5,980円、フルセグ対応の未使用品 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!
ちなみに、購入したい方は、秋葉原などのイオシス各店で、税込5,980円で買える。在庫もたくさんあって、お店で1ヶ月の保証が付くとのこと。
Amazonマーケットプレイスでも、税込5,980円で買える店もちょくちょくあるので、秋葉原に行けない人は、こちでもいいと思う。
関連記事:
NTTドコモ「フォトパネル 06」を購入しようかな:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
NTTドコモ・2013~2014冬春モデル発表:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
スポンサードリンク
私は、これまで「デジタルフォトフレーム」という商品に対して、否定的だった。
「だって、タブレットでいいじゃん!」と思うからだ。
もちろん、ありとあらゆる商品ジャンルについて言えるが、大抵、専用機には汎用機にない手軽さ、使いやすさというものが存在する。
しかし、デジタルフォトフレームに関しては、そもそも写真を表示したり、スライドショーを見たりということ自体が、複雑でややこしい機能ではないので、タブレット端末のスライドショーアプリでも、素人に使えないほど、分かりにくいはずがない。
使用するAndroidタブレットだって、スライドショーに使うだけなら古い製品でいいから、新品でも5,000円以下、中古なら2,000円以下で手に入るだろう。
だから、わざわざ他に使い道のない「デジタルフォトフレーム」という商品を買う意義というのが分からなかったのだ。
フォトパネル 06 | 製品 | NTTドコモ
そんな私が、ネットの特売情報を見つけて、NTTドコモの「フォトパネル 06」という製品に惹かれてしまった。
この製品が秋葉原で安売りされていると聞いて、スペックを確認したら、デジタルフォトフレームという商品を逸脱する機能を持っていて、これなら買ってもいいかな、と思ってしまったのだ。
「フォトパネル 06」のスペックについておさらいしておこう。
「フォトパネル 06」は、海外製が多いデジタルフォトフレームの中で、珍しく東芝製だ。
それだけに、写真を逸脱してAV機能に異様に力が入っている。
(1)地上デジタル放送(フルセグ)チューナーを搭載
ロッドアンテナと、スタンド内蔵のアンテナの2ダイバーシティ方式で高感度を実現。
地デジなので、アンテナ信号のアナログ合成ではなく、チューナーを二系統持ち、復号時に合成する合成ダイバーシティ方式のはずで、かなり効果はあるはず。また、外部アンテナ端子もある。
さらに、電波が弱い場所では、ワンセグ放送も受信できる。
9inchで800×480ドットの液晶ディスプレイながら、東芝テレビ「REGZA」の技術を活用し、画像に対してリアルタイムで自動でガンマ補正を行ったり、照度センサーによる明るさ自動補正を行い、小さい画面ながら高画質を実現する。
おまけに、microSDHCカードへの予約録画も可能で、しかも、いわゆる放送そのままのDRモード録画だけでなく、容量を節約できるH.264/AVCに変換して録画することもできるというから、「これはフォトフレームなのか?」というぐらい尋常ではない作り込みだ。
(2) DLNAクライアント機能を搭載
Wi-Fiを介し、DLNAおよびDTCP-IPで、自宅内のレコーダーにアクセスし録画した番組を再生できる。
また、NASやパソコンなどに格納したMP4などの動画ファイルや、MP3などの音楽ファイル、JPEGなどの画像ファイルを再生する。
対応するファイル形式は次の通り。
・画像:JPEG、BMP、GIF、PNG
・動画:MPEG4(.3gp、.3g2、.mp4)、H.264(.3gp、.3g2、.mp4)、H.263(.3gp、.3g2)
・音楽:MP3(.mp3)、AMR-NB(.amr)、AMR-WB(.awb)、AACLC(.m4a)、HE-AAC(.aac、.m4a)、PCM(.wav)、MIDI(.mid、.midi)、Ogg Vorbis(.ogg)
(3)ネットワーク機能
NTTドコモのminiUSIM(microSIM)スロットを備え、モバイルネットワークはFOMAに対応し、本来は、ドコモのオンラインアルバムサービス「フォトコレクション」や緊急地震速報「エリアメール」にも対応する。
しかし、既に販売終了した製品で、「フォトコレクション」はサービスが終了しており、わざわざドコモのSIMを挿してまで使う人はいないだろうし、MVNOのSIMが使えたという報告は今のところはない。
緊急地震速報に関しては、SIMカードなしでも使える可能性はあるが不明。ただ、使えたら、合成音声で内容を読み上げる機能があるらしく、なかなか便利だな。
もちろん、ドコモと契約しなくても、Wi-Fiを内蔵するので、家庭内のLANに接続すれば、「フォトコレクション」以外の機能は利用できる。
(4)フォトフレーム機能
もちろん、フォトフレーム機能も専用機らしく、13パターンのトランジッションをサポートする本格的なスライドショー機能を搭載し、BGMも流すことができる。
ただし、オンラインアルバムサービス「フォトコレクション」が終了してしまったので、「フォトコレクション」との連携機能は利用できない。メールで写真や動画を送りつける機能も、利用できないはずだ。
(5)YouTube機能
YouTube専用ブラウザが搭載されており、タッチ操作でコンテンツを選び、再生できる。
これは、もはや「フォトフレーム」と呼ぶよりは「DLNA機能付きのポータブルテレビ」と呼んだ方が正しそうだ。
待望の再入荷! レグザ技術搭載のフォトパネルが税込5,980円、フルセグ対応の未使用品 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!
ちなみに、購入したい方は、秋葉原などのイオシス各店で、税込5,980円で買える。在庫もたくさんあって、お店で1ヶ月の保証が付くとのこと。
Amazonマーケットプレイスでも、税込5,980円で買える店もちょくちょくあるので、秋葉原に行けない人は、こちでもいいと思う。
関連記事:
NTTドコモ「フォトパネル 06」を購入しようかな:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
NTTドコモ・2013~2014冬春モデル発表:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
![]() | ![]() 人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
タグ:フォトパネル06 明るさ自動補正 東芝 H.264/AVC フォトフレーム REGZA 予約録画 ダイバーシティ 外部アンテナ端子 秋葉原 フォトパネル 06 地上デジタル放送 写真 照度センサー NTTドコモ ガンマ補正 スタンド デジタルフォトフレーム 専用機 チューナー スライドショー 地デジ Androidタブレット ワンセグ ロッドアンテナ フルセグ DLNAクライアント タブレット Wi-Fi DTCP-IP NAS 動画 MP3 音楽 画像 miniUSIM foma 緊急地震速報 エリアメール フォトコレクション 読み上げ機能 トランジッション BGM YouTube ポータブルテレビ イオシス amazonマーケットプレイス
コメント 0