
Android TV 7.0搭載Smart Box「KSTB5043」の感想 [ネット家電]
スポンサードリンク
Android TVを楽しむならSmart Box - KSTB5043 - 特長 | 株式会社ピクセラ
ピクセラから発売されたAndroid TV 7.0(Nougat)搭載の「Smart Box(KSTB5043)」が、家に届いた。
内容物は、本体以外に、簡単な取扱説明書、ACケーブル、ACアダプタ、HDMIケーブル、リモコン、リモコン用電池。
本体には銀色のシールがられているが、これは固定用ではなく、剥離禁止のシールらしく、これを剥がすとサポートが効かなくなるらしいので、決して剥がしてはいけない。
セットアップは「Nexus Player」時代と大分変っていて、簡単になった。
イーサネットで、無線LANルータに接続後、電源を入れて、まず「日本語」を選ぶと、別途Android搭載端末をお持ちですか?と聞いてくるので「はい」と答えると、Android搭載端末での操作方法が表示され、それに従い、Android搭載端末を操作し、「Smart Box(KSTB5043)」を選ぶと、Googleアカウントの情報なども自動的に転送されるらしく、しばらくしてあっけなくトップ画面が表示された。
なお、ファームウェアは、起動直後にV1.02に更新されたが、何が変わったのかはよく分からない。
一通り操作してみての感想は次の通り。
・動作レスポンスは、さすがに「Nexus Player」よりは快適。全然世代が違うので、当たり前だが。
・Gyaoアプリのセットアップも、YahooIDがあり、Anodrid端末があれば、スマホ側で簡単に操作が終わるようになっていた。
・Gyaoアプリは、無料のコンテンツ数は少ないが、動作は快適で、Amazon Fire TV版より出来がいい。
・Sportifyアプリも、スマホでQRコードを読み取り、スマホ側だけでアカウントの設定が行える。
全般に、セットアップ中に、Android TV上で、ID,パスワードを入力するためにソフトキーボードを立ち上げる必要がほとんどなくなったのは評価できる。
・niconicoアプリは、製品発表時には使えるように書かれていたのに、実際には、インストールはできるが起動時にエラーになり利用できない。公式サイトにも、以前は書かれていた気がしたが、今は削除されてしまった。
・メディアプレーヤー兼メディアサーバーアプリKodiは、一応動作するが、日本語が文字化けして使えない。ただ、これは、「Smart Box(KSTB5043)」の問題というよりは、Androidの最新版Kodi自体の問題みたいだ。
【追記】fontの設定を、「Sift-JIS日本語」ではなく「Arial based」に変更しておくと、正しく日本語表示ができることが判明した。
・ブラウザがいくつか登場していたが、特にTVWeb Browser for TVが優秀で、UserAgentをPCに変更すると、TBSオンデマンドの見逃し配信動画が再生できた。TVerの再生は、これでも無理みたい。
・電源ボタンを押してスタンバイ状態にした後、再び電源オンしたときに、設定画面上はイーサネットや無線LANは接続できているのに、アプリがネットワークを認識せず、正常に立ち上がらない症状が頻発する。
再起動すると直るようだが、これは他にも指摘している人が何人かいたので、バグだろう。
・HDMI-CECを有効化してある筈なのに、スタンバイからの復帰時に、テレビの電源が入ったり、入力が自動で切り替わってくれない。切り替わる人もいるみたいだし、私も同じ端子にFire TV Stickを繋ぐと、問題なくHDMI-CECが動作するのに、なぜダメなのかは原因不明。
全体的には、製品発表会で「使える」と謳っていたniconicoアプリが使えなかったり、ネットワークが使えなくなる現象が頻繁に起きた、HDMI-CECでテレビが制御できなかったりと、完成度の面でまだまだ低い印象は否めない。
ただ、「Nexus Player」に比べて、OSやアプリのセットアップが、スマホを使って簡単になったり、動作レスポンスが軽くなっていたり、Webブラウザに、使えるものが増えたり、という前向きにとらえられる部分もいくつかある。
なので、今後、ファーム更新が行われる前提で、しばらくは見守りたい。
関連記事:
Android TV 7.0搭載Smart Box「KSTB5043」購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
スポンサードリンク
Android TVを楽しむならSmart Box - KSTB5043 - 特長 | 株式会社ピクセラ
ピクセラから発売されたAndroid TV 7.0(Nougat)搭載の「Smart Box(KSTB5043)」が、家に届いた。
内容物は、本体以外に、簡単な取扱説明書、ACケーブル、ACアダプタ、HDMIケーブル、リモコン、リモコン用電池。
本体には銀色のシールがられているが、これは固定用ではなく、剥離禁止のシールらしく、これを剥がすとサポートが効かなくなるらしいので、決して剥がしてはいけない。
セットアップは「Nexus Player」時代と大分変っていて、簡単になった。
イーサネットで、無線LANルータに接続後、電源を入れて、まず「日本語」を選ぶと、別途Android搭載端末をお持ちですか?と聞いてくるので「はい」と答えると、Android搭載端末での操作方法が表示され、それに従い、Android搭載端末を操作し、「Smart Box(KSTB5043)」を選ぶと、Googleアカウントの情報なども自動的に転送されるらしく、しばらくしてあっけなくトップ画面が表示された。
なお、ファームウェアは、起動直後にV1.02に更新されたが、何が変わったのかはよく分からない。
一通り操作してみての感想は次の通り。
・動作レスポンスは、さすがに「Nexus Player」よりは快適。全然世代が違うので、当たり前だが。
・Gyaoアプリのセットアップも、YahooIDがあり、Anodrid端末があれば、スマホ側で簡単に操作が終わるようになっていた。
・Gyaoアプリは、無料のコンテンツ数は少ないが、動作は快適で、Amazon Fire TV版より出来がいい。
・Sportifyアプリも、スマホでQRコードを読み取り、スマホ側だけでアカウントの設定が行える。
全般に、セットアップ中に、Android TV上で、ID,パスワードを入力するためにソフトキーボードを立ち上げる必要がほとんどなくなったのは評価できる。
・niconicoアプリは、製品発表時には使えるように書かれていたのに、実際には、インストールはできるが起動時にエラーになり利用できない。公式サイトにも、以前は書かれていた気がしたが、今は削除されてしまった。
・メディアプレーヤー兼メディアサーバーアプリKodiは、一応動作するが、日本語が文字化けして使えない。ただ、これは、「Smart Box(KSTB5043)」の問題というよりは、Androidの最新版Kodi自体の問題みたいだ。
【追記】fontの設定を、「Sift-JIS日本語」ではなく「Arial based」に変更しておくと、正しく日本語表示ができることが判明した。
・ブラウザがいくつか登場していたが、特にTVWeb Browser for TVが優秀で、UserAgentをPCに変更すると、TBSオンデマンドの見逃し配信動画が再生できた。TVerの再生は、これでも無理みたい。
・電源ボタンを押してスタンバイ状態にした後、再び電源オンしたときに、設定画面上はイーサネットや無線LANは接続できているのに、アプリがネットワークを認識せず、正常に立ち上がらない症状が頻発する。
再起動すると直るようだが、これは他にも指摘している人が何人かいたので、バグだろう。
・HDMI-CECを有効化してある筈なのに、スタンバイからの復帰時に、テレビの電源が入ったり、入力が自動で切り替わってくれない。切り替わる人もいるみたいだし、私も同じ端子にFire TV Stickを繋ぐと、問題なくHDMI-CECが動作するのに、なぜダメなのかは原因不明。
全体的には、製品発表会で「使える」と謳っていたniconicoアプリが使えなかったり、ネットワークが使えなくなる現象が頻繁に起きた、HDMI-CECでテレビが制御できなかったりと、完成度の面でまだまだ低い印象は否めない。
ただ、「Nexus Player」に比べて、OSやアプリのセットアップが、スマホを使って簡単になったり、動作レスポンスが軽くなっていたり、Webブラウザに、使えるものが増えたり、という前向きにとらえられる部分もいくつかある。
なので、今後、ファーム更新が行われる前提で、しばらくは見守りたい。
関連記事:
Android TV 7.0搭載Smart Box「KSTB5043」購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
![]() ピクセラ PIXELA Smart Box KSTB5043 |
![]() | ![]() 人気ブログランキングへ |
スポンサードリンク
コメント 0