
超小型パソコン用ACアダプタ「Dart」 [パソコン周辺機器]
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手のひらサイズのACアダプター - 日経トレンディネット
米国のスタートアップ企業FINsix(フィンシックス)が、消費電力が最大65Wまでの様々なノートパソコンに使える超小型互換ACアダプター「Dart」を発売した。
クラウドファンディングで人気を集め製品化されたそうだ。
日本では、丸文という会社が代理店となって、販売を行うらしい。
この小型ACアダプター「Dart」の最大の特徴は、手のひらサイズのコンパクトさで、重さがわずか85グラムしかないこと。
通常のモバイルノートパソコンに付属しているACアダプタより一回り以上小さく、電源プラグ一体型にもかかわらず、コンセントタップに挿しても、隣のコンセントの邪魔にもならない。
しかも、このACアダプタは、接続プラグを付け替えることで、全世界の多くのパソコンに対応している。
世界最小65W ACアダプター DART 取扱商品|丸文
具体的な対応機種については、こちらの丸文のサイトで確認できる。
接続プラグは9種類付属し、Acer、Asus、 HP、Dell、Fujitsu、 Lenovo、NEC、Sony/VAIO、ToshibaなどのノートPCと接続が可能とのこと。また、Macbookなどに対応したType-Cケーブルも今後販売するそうだ。
自分の持っているノートパソコンについて調べて見ると、Core i7搭載の持ち歩かないデスクノートパソコンだと電源容量が足りず無理だが、いわゆるモバイルノートパソコンであれば、ほぼ使えると言っていい。
しかも、接続ケーブルの途中に、充電用のUSB端子が付いていて、パソコンへの給電と同時に、スマホやタブレット端末などの充電もできるというのもニクい。
FINsixは、2011年にMIT(マサチューセッツ工科大学)で学んだAnthony Sagneri氏が、創業したスタートアップ企業で、「高周波スイッチング」という技術に基づくスイッチングレギュレータを世界で初めて量産化にこぎつけ、それを製品に適用したのが「Dart」だということだ。
通常のACアダプタは、50/60Hzの交流をスイッチングレギュレータで数百kHz程度の交流にいったん変換してから、直流に整流する。
周波数を高く変換することで、変換効率も高まり、整流回路を小型化することができるため、交流を直流に変換していた時代より、ACアダプタの小型化が進んだ。
このスイッチングレギュレータのスイッチング周波数を、さらに高めれば、原理的にさらに効率も上がり、小型化もできることは分かってはいたのだが、なかなか安定して動作するスイッチングレギュレータを量産することができなかった。
FINsixは、独自技術で、そのスイッチング周波数を遥かに高いVHF(30~300MHz)帯まで引きあげたスイッチングレギュレータの量産化に成功し、電源効率を95%(通常のACアダプタは88%程度)を達成し、さらなる小型化が実現できたそうだ。
電源効率が上がるということは、発熱も減り、無駄なエネルギーも減るということでもあり、それにより小型化も達成できるという、いいところずくめだ。
現在、この「Dart」を日本で購入できるのは、Amazon.co.jpだけみたいで、価格は12,000円だが、時々セールで10,800円まで下がることがあるようだ。
3,000円前後の一般的な互換ACアダプターと比べて割高だが、1万円前後はするパソコンメーカー純正品より少し高い程度。
それで、持ち運びやすく、各社のモバイルパソコンに使えるなら、魅力はあると思う。
ただ、「ないと困るもの」とまでは言えないので、私も購入するか悩み中。
何となくだが、あと一息! 税込1万円を切ったら買ってもいいかな、と思っている。
関連記事:
2万円を切るモバイルノートPC:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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手のひらサイズのACアダプター - 日経トレンディネット
米国のスタートアップ企業FINsix(フィンシックス)が、消費電力が最大65Wまでの様々なノートパソコンに使える超小型互換ACアダプター「Dart」を発売した。
クラウドファンディングで人気を集め製品化されたそうだ。
日本では、丸文という会社が代理店となって、販売を行うらしい。
この小型ACアダプター「Dart」の最大の特徴は、手のひらサイズのコンパクトさで、重さがわずか85グラムしかないこと。
通常のモバイルノートパソコンに付属しているACアダプタより一回り以上小さく、電源プラグ一体型にもかかわらず、コンセントタップに挿しても、隣のコンセントの邪魔にもならない。
しかも、このACアダプタは、接続プラグを付け替えることで、全世界の多くのパソコンに対応している。
世界最小65W ACアダプター DART 取扱商品|丸文
具体的な対応機種については、こちらの丸文のサイトで確認できる。
接続プラグは9種類付属し、Acer、Asus、 HP、Dell、Fujitsu、 Lenovo、NEC、Sony/VAIO、ToshibaなどのノートPCと接続が可能とのこと。また、Macbookなどに対応したType-Cケーブルも今後販売するそうだ。
自分の持っているノートパソコンについて調べて見ると、Core i7搭載の持ち歩かないデスクノートパソコンだと電源容量が足りず無理だが、いわゆるモバイルノートパソコンであれば、ほぼ使えると言っていい。
しかも、接続ケーブルの途中に、充電用のUSB端子が付いていて、パソコンへの給電と同時に、スマホやタブレット端末などの充電もできるというのもニクい。
FINsixは、2011年にMIT(マサチューセッツ工科大学)で学んだAnthony Sagneri氏が、創業したスタートアップ企業で、「高周波スイッチング」という技術に基づくスイッチングレギュレータを世界で初めて量産化にこぎつけ、それを製品に適用したのが「Dart」だということだ。
通常のACアダプタは、50/60Hzの交流をスイッチングレギュレータで数百kHz程度の交流にいったん変換してから、直流に整流する。
周波数を高く変換することで、変換効率も高まり、整流回路を小型化することができるため、交流を直流に変換していた時代より、ACアダプタの小型化が進んだ。
このスイッチングレギュレータのスイッチング周波数を、さらに高めれば、原理的にさらに効率も上がり、小型化もできることは分かってはいたのだが、なかなか安定して動作するスイッチングレギュレータを量産することができなかった。
FINsixは、独自技術で、そのスイッチング周波数を遥かに高いVHF(30~300MHz)帯まで引きあげたスイッチングレギュレータの量産化に成功し、電源効率を95%(通常のACアダプタは88%程度)を達成し、さらなる小型化が実現できたそうだ。
電源効率が上がるということは、発熱も減り、無駄なエネルギーも減るということでもあり、それにより小型化も達成できるという、いいところずくめだ。
現在、この「Dart」を日本で購入できるのは、Amazon.co.jpだけみたいで、価格は12,000円だが、時々セールで10,800円まで下がることがあるようだ。
3,000円前後の一般的な互換ACアダプターと比べて割高だが、1万円前後はするパソコンメーカー純正品より少し高い程度。
それで、持ち運びやすく、各社のモバイルパソコンに使えるなら、魅力はあると思う。
ただ、「ないと困るもの」とまでは言えないので、私も購入するか悩み中。
何となくだが、あと一息! 税込1万円を切ったら買ってもいいかな、と思っている。
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