
VR HMDは一体型が本命となるか? [ゲーム機]
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今のところ、遊べるゲームソフトの充実ぶりも含め、PlayStation VRが独り勝ち状態の、VR HMD市場だが、果たしてこの状態がどこまで続くだろうか。
これまで対抗馬と見られてきた、Oculus RiftなどのハイエンドPCをドライバとした VR HMDは、おそらくこのままだと主流にならずに衰退してゆくだろう。そもそも、ソフト開発者が、どんなハードをターゲットにソフトを作ればいいのか明確な指針がないOculus Riftのやり方が、成功するとは思わなかった。
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Oculus Riftを使って動けるように、重いPCを背負えるリュックなども発売されたが、発想自体馬鹿馬鹿しいにも程があった。
もちろん、ごく一部のハイエンドゲーマーのために、ニッチな市場は残るとは思うけどね。
じゃあ、今後PlayStation VRの天下が続くかといえば、必ずしもそうとは言えない動きが見えてきている。
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それは、スタンドアロンで動作するVR HMDが続々登場し始めていることだ。
2018年に登場すると言われている「Oculus Go」に至っては、価格は199ドルという激安価格になるという。
スタンドアロン型のVR HMDというと、スマホをセットして使う簡易型のイメージも強いが、さすがにこれでは、画像処理性能も、センサー感度も、画面解像度も高くないため、十分な没入感が得られるVR体験ができるとは言い難かった。
その情勢が変わりそうな理由としては、まず、 Exynos 7420や、Snapdragon 835 VR PlatformといったVRデバイスに向けて設計された高性能SoCが利用可能になったことが大きい。
さすがに、PS4と同等とまではいかないが、それに近い画像処理性能が、バッテリー駆動で行えるようになったことで、低価格のスタンドアロン型VR HMDの道が開けた。
もう一つは、Googleが、AndroidをベースとしたVRコンテンツのプラットフォームとして「Daydream」という規格を定めたことにより、様々なメーカーがスマホと同様VR HMDを開発しやすくなり、一方、ソフト開発者もソフトを開発しやすくなったことも大きい。
既に発表された製品の価格は、199ドルの「Oculus Go」から、7万円はする「IDEALENS K2」まで様々だが、主な違いはディスプレイみたいだ。
「Oculus Go」は、2560×1440ドットのおそらくスマホ用の高解像度液晶ディスプレイを左右両用で使っているため安くできるが、左右独立で1200×1080ドットの有機ELパネルを使う「IDEALENS K2」では、それなりの値段になってしまう。
ただ、「Oculus Go」でも、画面解像度としてはPlayStation VRと実質以上であるのだから、十分実用にはなるだろう。
一方、リフレッシュレートは90Hzで、120HzのPlayStation VRには及ばず、性能面は一長一短。
「IDEALENS K2」のように高解像度ディスプレイを搭載しても、3D画像のレンダリング性能に関しては、PS4に敵わないはずで、果たしてどこまで高解像度が活かせるかは疑問もある。
しかし、VR HMDの肝となる遅延時間に関しては、PS4並みの17msを達成しており、それなりの没入感は得られるかも。
この辺のスペックが微妙なので、果たしてスタンドアロン型でもPlayStation VR並みのVR体験ができるかどうか、鍵となりそうだ。
そこさえクリアできれば、配線を一切気にすることなく、VR HMDが使えるのは、ゲーム製作者側から見ても非常にメリットは大きい。
PlayStation VRの場合、実際に歩き回るようなゲームは作りようがなかったが、スタンドアロン型のVR HMDであれば、それも可能になる。
それを積極的に活用した新しいゲームが出てきたら、PlayStation VRの独り勝ちを崩せる可能性は出てくるだろう。
一方、ソニーもこの状況に手をこまねいているとは思えない。おそらく、スタンドアロン型のPlayStation VRの開発も検討しているはずだ。
それは、PS4の性能をHMDに内蔵するようなものになるのか、あるいは、イマイチぱっとしないPlayStation Vitaの次世代機みたいな位置づけとなるのか、まだ分からないが、作れるパーツはすべて揃っているので、出してくるのはそれほど遠くないだろうな。
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今のところ、遊べるゲームソフトの充実ぶりも含め、PlayStation VRが独り勝ち状態の、VR HMD市場だが、果たしてこの状態がどこまで続くだろうか。
これまで対抗馬と見られてきた、Oculus RiftなどのハイエンドPCをドライバとした VR HMDは、おそらくこのままだと主流にならずに衰退してゆくだろう。そもそも、ソフト開発者が、どんなハードをターゲットにソフトを作ればいいのか明確な指針がないOculus Riftのやり方が、成功するとは思わなかった。
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Oculus Riftを使って動けるように、重いPCを背負えるリュックなども発売されたが、発想自体馬鹿馬鹿しいにも程があった。
もちろん、ごく一部のハイエンドゲーマーのために、ニッチな市場は残るとは思うけどね。
じゃあ、今後PlayStation VRの天下が続くかといえば、必ずしもそうとは言えない動きが見えてきている。
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2018年に登場すると言われている「Oculus Go」に至っては、価格は199ドルという激安価格になるという。
スタンドアロン型のVR HMDというと、スマホをセットして使う簡易型のイメージも強いが、さすがにこれでは、画像処理性能も、センサー感度も、画面解像度も高くないため、十分な没入感が得られるVR体験ができるとは言い難かった。
その情勢が変わりそうな理由としては、まず、 Exynos 7420や、Snapdragon 835 VR PlatformといったVRデバイスに向けて設計された高性能SoCが利用可能になったことが大きい。
さすがに、PS4と同等とまではいかないが、それに近い画像処理性能が、バッテリー駆動で行えるようになったことで、低価格のスタンドアロン型VR HMDの道が開けた。
もう一つは、Googleが、AndroidをベースとしたVRコンテンツのプラットフォームとして「Daydream」という規格を定めたことにより、様々なメーカーがスマホと同様VR HMDを開発しやすくなり、一方、ソフト開発者もソフトを開発しやすくなったことも大きい。
既に発表された製品の価格は、199ドルの「Oculus Go」から、7万円はする「IDEALENS K2」まで様々だが、主な違いはディスプレイみたいだ。
「Oculus Go」は、2560×1440ドットのおそらくスマホ用の高解像度液晶ディスプレイを左右両用で使っているため安くできるが、左右独立で1200×1080ドットの有機ELパネルを使う「IDEALENS K2」では、それなりの値段になってしまう。
ただ、「Oculus Go」でも、画面解像度としてはPlayStation VRと実質以上であるのだから、十分実用にはなるだろう。
一方、リフレッシュレートは90Hzで、120HzのPlayStation VRには及ばず、性能面は一長一短。
「IDEALENS K2」のように高解像度ディスプレイを搭載しても、3D画像のレンダリング性能に関しては、PS4に敵わないはずで、果たしてどこまで高解像度が活かせるかは疑問もある。
しかし、VR HMDの肝となる遅延時間に関しては、PS4並みの17msを達成しており、それなりの没入感は得られるかも。
この辺のスペックが微妙なので、果たしてスタンドアロン型でもPlayStation VR並みのVR体験ができるかどうか、鍵となりそうだ。
そこさえクリアできれば、配線を一切気にすることなく、VR HMDが使えるのは、ゲーム製作者側から見ても非常にメリットは大きい。
PlayStation VRの場合、実際に歩き回るようなゲームは作りようがなかったが、スタンドアロン型のVR HMDであれば、それも可能になる。
それを積極的に活用した新しいゲームが出てきたら、PlayStation VRの独り勝ちを崩せる可能性は出てくるだろう。
一方、ソニーもこの状況に手をこまねいているとは思えない。おそらく、スタンドアロン型のPlayStation VRの開発も検討しているはずだ。
それは、PS4の性能をHMDに内蔵するようなものになるのか、あるいは、イマイチぱっとしないPlayStation Vitaの次世代機みたいな位置づけとなるのか、まだ分からないが、作れるパーツはすべて揃っているので、出してくるのはそれほど遠くないだろうな。
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