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ソニーのテレビが映らないBRAVIA発売がネットで大騒ぎ [AV機器]

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痛いニュース(ノ∀`) : ソニー、NHKやテレビの映らないBRAVIA発表 Android搭載 - ライブドアブログ

SONY BRAVIA「BZ35F/BZシリーズ」はNHKが映らないことが売り!? レビュー・中古も : 音響のまとめ

ソニーが遂にテレビが映らない新型BRAVIAを発表!ネットからは称賛の声があがる|ついラン

一部の掲示板やSNSで、ソニーが、テレビチューナーを内蔵しないBRAVIAを発売したことに対し、「これでNHKに受信料、払わなくていいから、買うぞ!」などと大騒ぎしているのを見た。

チューナーを内蔵しないなら、それはHDMI入力があるディスプレイモニターなんじゃないの? そんな製品、業務用に昔から出てるじゃん。何を今さら騒いでいるのだ?と思い、情報元をあたってみたら、半分正解で、半分外れていた。

BZ35F/BZシリーズ | 業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア | ソニー

まず、正しかったのは、話題になったこの製品「BZ35F/BZシリーズ」は、業務用モニターであり、販売先は、基本的に放送局の画質モニターだったり、該当のデジタルサイネージに使われる製品であり、ソニーでも、コンシューマ系の店舗に並ぶことはないということだ。

上記サイトなどでは、期待に膨らませ過ぎており、それをガッカリさせるのは申し訳ないが、業務用であれば、まず量販店では取り扱わないので、一般の人間では買えない。

DPT-RP1 | デジタルペーパー | ソニー

もちろん、業務用として発売されたが、一部個人でも購入できる(悪い言葉でいえば横流し)電子ペーパー端末「DPT-RP1」みたいな例もあるので、全く不可能な訳ではないだろう。
ただ、「DPT-RP1」もそうだが、万が一買えたとしても、コンシューマ製品とは品質基準も違うし、業務向けの新機能も追加されているので、チューナー内蔵の市販のブラビアより、むしろ高価になるだろう。
業務向けだから、何十、何百台と一括購入するなら、それなりの値引きはしてくれるだろうけどね。

ソニー、NHKやテレビの映らないBRAVIA発表。 ? すまほん!!

ただ、予想と違ったのは、この製品が、ブラウン管時代の「プロフィールプロ」から連綿と発売されるシンプルな「プロ用モニター」だと思い気や、そうではなくで、OSとしてAndroidTVが搭載されていて、AndroidTV対応のアプリが自由にインストールできるという特徴があるらしい。

もちろん、製品本来の狙いとしては、AndroidTVを搭載することでカスタムアプリを簡単に搭載でき、業務向けのカスタマイズが容易にできることにあるのだろう。

ただ、当然、AndroidTVが載るということになれば、NetFlixや、Hulu、YouTube、niconicoなどの動画配信アプリや、動画共有アプリが利用できる可能性がある。
それを知って、「テレビ放送は見ないが、ネット動画はよく見る」という層の期待が膨らみ過ぎて、上に挙げた「祭り」状態となったのだろう。

ただ、これもあくまで可能性の話であって、本当に、アプリが利用できるかどうかは不明だ。例えば、NetFlixアプリは、どうやら認証みたいなものがあるらしく、それをパスしないとAndroidTV端末であっても動作しないらしい。

ソニーとしては、現時点として、このモニターディスプレイを、個人向けに積極的に売っていく気は毛頭ないようなので、彼らの期待は、間もなく泡となって消え去るだろう。

ただ、この製品のコンセプトが面白いのは間違いない。

AndroidTV搭載で、チューナーレスの4Kモニターを、コンシューマ向けに作り、安価に売れば、今の時代、それなりに売れそうだ。
テレビ放送が見たければ、あとから、HDMI接続のチューナーユニットを追加すればいい。

ただ、これと似たコンセプトで少し違う製品が、ピクセラから出ている。

4K液晶ディスプレイMXシリーズ およびAndroid TV?搭載Smart Box向けオプションRecorder Unitを販売開始 | 株式会社ピクセラ

4K液晶ディスプレイ“MXシリーズ”は、HDMI入力を備えた素の4Kディスプレイであり、それに、Android TV搭載のSmart Boxや、今後発売予定の4K BS/CSチューナーを接続して、映像を見る想定をしている。

ソニーと比べて、こちらのコンセプトのメリットは、Smart Box側にテレビチューナーを後から追加でき、AndroidTVが持つPinPなどの機能が、テレビ放送に対して利用できることにある。

ソニーは、ネット動画を見るだけなら1台で完結できるメリットはあるので、一長一短ではある。

しかし、コンシューマ市場で売ることを考えると、モニターの機能はシンプルにして、チューナーやネット動画機能は別のボックスに纏めた方が、長期的にはいい気がするな。
というのも、ディスプレイは10年ぐらい使えるが、Android OSの寿命はそこまで長くないからだ。
それを一体として製品に乗せるとなると、用途が限られる業務用ならともかく、コンシューマ向けには、問題が多いだろうな。

関連記事:
ピクセラSmart Box用のTVチューナー「PIX-SMB100-OP」:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ



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