NURO光のONU「HG8045Q」について [ホームネットワーク]
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ONU(Optical Network Unit)というと、名前の通り、通常は、光回線終端装置として、光ファイバーの信号をイーサネット信号に変換するも装置を指し、auひかりではまさにそうした黒い箱が提供され、ONUに、auひかり提供のホームゲートウェイが接続されていた。
auひかりのホームゲートウェイは、ブロードバンドルータ機能、ギガビットイーサネットの4端子ハブ機能、Wi-Fiアクセスポイント機能、USB接続の簡易NAS機能、IP電話のターミナルアダプタ機能などを兼ね備えた多機能な装置だった。
一方、NURO光のONU「HG8045Q」は、auひかりでいうONUの機能に加え、auひかりのホームゲートウェイのうち、IP電話のターミナルアダプタ機能を除く機能をすべて内蔵しており、IP電話のターミナルアダプタのみが別の装置として外付けとなる。
ONUとホームゲートウェイ機能を一体化したのは、コスト削減のためだと思うが、そこからターミナルアダプタ機能を外したのは、おそらく、IP電話機能をソフトバンクに外部委託したため、そこの仕様を装置として切り分ける必要があったことや、NURO光電話の導入者比率が高くないため、ターミナルアダプタ部分は装置として分離した方がコスト上も得策と判断したのかもしれない。
ここら辺の装置構成の考え方の違いは、比べてみると面白いものがあるな。
NURO 光ONUホームゲートウェイタイプ「HG8045D/HG8045Q」ファームウエアアップデートのお知らせ|お知らせ|So-net
ちなみに、「HG8045Q」のファームウェアは自動更新されるのだが、2016年に一度変更があって以降、更新されていないようだ。ただし、この時の変更は大きなものだったようで、更新内容として、
・不具合改修
・ソフトウェア改善による仕様変更
・ソフトウェア改善による仕様変更に伴い、以下の機能がご利用できなくなりました。
-DHCPリレー機能
-Option125機能
-セカンダリーDHCPサーバ機能
-スマートURLフィルター機能
-DST機能
-拡張電力管理機能
と書かれており、不具合対策のために、元々仕様としてあった機能がカットされる事態となったみたいだ。
ただ、その後は更新がないところを見ると、その後の動作は安定しているのかもしれない。
また、auひかりのホームゲートウェイは、最大消費電力約17W、ONUは約4Wで、合計21Wだったのに対し、「HG8045Q」の消費電力を確認すると、最大消費電力18.5W以下とあり、TA(テレフォニー・アダプター) 2.0が24Wとあるので、合計42.5Wと、かなり増えるようだ。
それと、auひかりのホームゲートウェイは、IP電話は生かし、無線LANは切り、イーサネットは100BASE-TXまでに抑えて、消費電力10Wで動作するエコモードがあるのだが、今まで調べた限りでは、「HG8045Q」にはそのような機能もないみたいだ。
我が家では、auひかりのホームゲートウェイは、UPSで電源バックアップを行っており、エコモードであれば、災害で停電しても、予備の電話機を繋げば、数時間は通話とネットができる環境にしてあるのだが、「HG8045Q」では、それは難しいかもしれないな。
次に、「HG8045Q」の配線について。
auひかりのホームゲートウェイは、4端子のイーサネットポートがあるが、「HG8045Q」には3端子しかないため、LANの配線は多少変更した。
スイッチングハブの掘り出し物を購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
「HG8045Q」のLAN端子の一つは、以前から使用している16ポートのギガビットイーサのスイッチングハブ「CG-SW16GTXFL」に接続し、ここにその他の機器を繋いでいる。
なので、「HG8045Q」でイーサネットポートが一つ減っても、それをこの「CG-SW16GTXFL」に繋ぎ直すだけのことなので、全く支障はない。
今回は、「HG8045Q」の2端子の一つは、メインで使っているNAS、もう一つは、FAX複合機に繋いだ。
それ以外の、テレビ、レコーダー3台、AndroidTV BOX、ガラポンTV、PC用NAS、AV用NAS、PS4などは、スイッチングハブの方に接続している。
最初に、16ポートのギガビットイーサのスイッチングハブを設置したときは、さすがに自宅のリビングにはオーバースペックだな、と思ったのだが、それから数年経ち、すでに半分以上の端子が常時埋まっており、時代の移り変わりを感じざるを得ない。
hg8045qの仕様や設定、速度、ポート開放の詳細を解説!NURO光の速度が上がる?|ネット回線247.net
NURO EchoLife HG8045Q ポート開放設定の説明
「HG8045Q」のルータとしての設定に関しては、こちらのサイトなどでも解説されているが、
HG8045Q - Nuro 光
「HG8045Q」の取扱説明書が、紙ではもらえなかったが、こちらのサイトでPDFがダウンロードできるので、これに詳しく書かれている。
まあ、ざっと設定項目を見る限り、特殊な設定項目はなく、我が家では今のところ、今すぐ設定変更すべき項目はないみたい。
実際、電源オンで、あとは無線LANの設定をすれば、全てのネット機器はつながっており、問題なく動作しているようだ。
ただ、今後、落ち着いたら、DIGAやNASを、宅外からアクセス可能にする予定なので、DMZかポートマッピングの設定はいじることになりそうだ。
その際はまたレポートを書きたい。
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ONU(Optical Network Unit)というと、名前の通り、通常は、光回線終端装置として、光ファイバーの信号をイーサネット信号に変換するも装置を指し、auひかりではまさにそうした黒い箱が提供され、ONUに、auひかり提供のホームゲートウェイが接続されていた。
auひかりのホームゲートウェイは、ブロードバンドルータ機能、ギガビットイーサネットの4端子ハブ機能、Wi-Fiアクセスポイント機能、USB接続の簡易NAS機能、IP電話のターミナルアダプタ機能などを兼ね備えた多機能な装置だった。
一方、NURO光のONU「HG8045Q」は、auひかりでいうONUの機能に加え、auひかりのホームゲートウェイのうち、IP電話のターミナルアダプタ機能を除く機能をすべて内蔵しており、IP電話のターミナルアダプタのみが別の装置として外付けとなる。
ONUとホームゲートウェイ機能を一体化したのは、コスト削減のためだと思うが、そこからターミナルアダプタ機能を外したのは、おそらく、IP電話機能をソフトバンクに外部委託したため、そこの仕様を装置として切り分ける必要があったことや、NURO光電話の導入者比率が高くないため、ターミナルアダプタ部分は装置として分離した方がコスト上も得策と判断したのかもしれない。
ここら辺の装置構成の考え方の違いは、比べてみると面白いものがあるな。
NURO 光ONUホームゲートウェイタイプ「HG8045D/HG8045Q」ファームウエアアップデートのお知らせ|お知らせ|So-net
ちなみに、「HG8045Q」のファームウェアは自動更新されるのだが、2016年に一度変更があって以降、更新されていないようだ。ただし、この時の変更は大きなものだったようで、更新内容として、
・不具合改修
・ソフトウェア改善による仕様変更
・ソフトウェア改善による仕様変更に伴い、以下の機能がご利用できなくなりました。
-DHCPリレー機能
-Option125機能
-セカンダリーDHCPサーバ機能
-スマートURLフィルター機能
-DST機能
-拡張電力管理機能
と書かれており、不具合対策のために、元々仕様としてあった機能がカットされる事態となったみたいだ。
ただ、その後は更新がないところを見ると、その後の動作は安定しているのかもしれない。
また、auひかりのホームゲートウェイは、最大消費電力約17W、ONUは約4Wで、合計21Wだったのに対し、「HG8045Q」の消費電力を確認すると、最大消費電力18.5W以下とあり、TA(テレフォニー・アダプター) 2.0が24Wとあるので、合計42.5Wと、かなり増えるようだ。
それと、auひかりのホームゲートウェイは、IP電話は生かし、無線LANは切り、イーサネットは100BASE-TXまでに抑えて、消費電力10Wで動作するエコモードがあるのだが、今まで調べた限りでは、「HG8045Q」にはそのような機能もないみたいだ。
我が家では、auひかりのホームゲートウェイは、UPSで電源バックアップを行っており、エコモードであれば、災害で停電しても、予備の電話機を繋げば、数時間は通話とネットができる環境にしてあるのだが、「HG8045Q」では、それは難しいかもしれないな。
次に、「HG8045Q」の配線について。
auひかりのホームゲートウェイは、4端子のイーサネットポートがあるが、「HG8045Q」には3端子しかないため、LANの配線は多少変更した。
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「HG8045Q」のLAN端子の一つは、以前から使用している16ポートのギガビットイーサのスイッチングハブ「CG-SW16GTXFL」に接続し、ここにその他の機器を繋いでいる。
なので、「HG8045Q」でイーサネットポートが一つ減っても、それをこの「CG-SW16GTXFL」に繋ぎ直すだけのことなので、全く支障はない。
今回は、「HG8045Q」の2端子の一つは、メインで使っているNAS、もう一つは、FAX複合機に繋いだ。
それ以外の、テレビ、レコーダー3台、AndroidTV BOX、ガラポンTV、PC用NAS、AV用NAS、PS4などは、スイッチングハブの方に接続している。
最初に、16ポートのギガビットイーサのスイッチングハブを設置したときは、さすがに自宅のリビングにはオーバースペックだな、と思ったのだが、それから数年経ち、すでに半分以上の端子が常時埋まっており、時代の移り変わりを感じざるを得ない。
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「HG8045Q」のルータとしての設定に関しては、こちらのサイトなどでも解説されているが、
HG8045Q - Nuro 光
「HG8045Q」の取扱説明書が、紙ではもらえなかったが、こちらのサイトでPDFがダウンロードできるので、これに詳しく書かれている。
まあ、ざっと設定項目を見る限り、特殊な設定項目はなく、我が家では今のところ、今すぐ設定変更すべき項目はないみたい。
実際、電源オンで、あとは無線LANの設定をすれば、全てのネット機器はつながっており、問題なく動作しているようだ。
ただ、今後、落ち着いたら、DIGAやNASを、宅外からアクセス可能にする予定なので、DMZかポートマッピングの設定はいじることになりそうだ。
その際はまたレポートを書きたい。
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来週、屋外工事で漸く開通です。
HG8045Qにしてしまったので不安ですがその後いかがでしょうか?
by こういち3 (2019-04-10 22:31)
こういち3 さん、こんにちは。
HG8045Qは、特に問題ないと思います。
たまに再起動が掛かり、通信が切れますが、ファーム更新なのかもしれませんし。
キャッシュバックの申請手続き、忘れたころにやってきますので、お忘れなく。
by naniwa48 (2019-04-11 07:44)