玄関ドアの開閉の調節方法(2) 実際の調整 [DIY]
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さて、玄関扉の調整をしていこう。
まず、扉がロックしてくれないことの解消だが、これは、こちらの説明に書かれているように、
このレバーで直せる。
現状は、このレバーが経年変化で緩んでいて、扉がロックされない状態になっていた。
調整は簡単で、扉を開いたときに固定したい角度まで開いて、レバーを回して軽く固定すればいい。
あまり固くレバーを締めすぎると、固定された扉を自分の手で閉じるときに、力が要るようになってしまうため、レバーを回すのは適度な力で行うのがコツ。
また、適度な力で行うということは、いつかまた緩むということでもあり、その時は、また同様に締め直す必要はある。
今回は、宅配便や買い物荷物が搬入しやすいよう、扉は目一杯開いた、ほぼ90度で固定した。
玄関扉が勝手に閉まってしまう症状は、これで解消した。
しかし、この状態から扉を少し押してやると、扉が閉じるのだが、段々と加速度がついて、バンと大きな音がして閉じてしまう。
この調整には、前回も説明した青丸の第1速度と、赤丸の第2速度のネジを調整してやる。
まず、青丸のネジを緩めると、最初に扉を押したときの加速度が増し、ネジを締めると、扉がゆっくり開くようになる。ただ、あまりこのネジを締めすぎると、扉が閉じるのに時間がかかり過ぎるようになるので、かったるい。
そこで、第1速度は、現状の比較的速い速度のままとし、赤丸のネジの調整のみを行う。
赤丸のネジは、扉を閉じる角度が20度ぐらいまで閉じた時のダンバーの強さが調整でき、これを締めると、扉が締まる直前で扉が閉じる速度を遅くするよう、ブレーキを掛けることができる。
ただし、ネジを締め過ぎると、扉が完全に閉まる前に止まってしまい、扉が閉じない状態になるので、この調節も微妙だ。
第1速度で加速された扉が、20度ぐらいまで閉じた時にブレーキがかかり、静かに扉が閉じるように調整できたらベストだが、減速しきれないようであれば、次は第1速度も少し遅くするといい。
そして、稀に青丸と赤丸のネジを調整しても、最後の扉が閉じる寸前の、扉が閉じる力が弱くて、ロックレバーが掛からず、半ドア状態になることがある。
この場合、緑丸のシールの下にあるラッチングアクションの調整ネジを調整すると、扉を最後に閉じる力を加減でき、しっかり扉がロックできるようになるはずだ(今回の調整では調整不要だった)。
そして、最終的な調整結果は、この通り。
90度の角度で扉は固定できており、扉を閉じるよう押すと、スムーズに閉じ、扉が閉じる寸前でブレーキがかかり、音もなく静かに扉が閉じてロックされるのが分かる。
なお、こうした調整ネジは、経年変化でどうしても緩むので、再びドアがロックしなくなったり、勢いよく扉が閉じるようになってしまうのは避けられないため、そのたびに再調整は必要だ。
再調整が必要だから、わざわざユーザーが調整可能なように、シールで説明を書いてあるとも言える。
そんな訳で、玄関扉の開閉動作に不満がある皆さま、玄関扉を一度調整してみてはいかがでしょう。
そんなに難しくないですよ。
なお、上で説明したレバーやネジを調整しても、ドアの開閉の挙動が変わらない場合は、ドアクローザーという部品自体が故障している可能性がある。
その場合は、玄関扉にあったドアクローザーを交換する必要がある。
関連記事:
玄関ドアの開閉の調節方法(1) 調整箇所の確認:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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さて、玄関扉の調整をしていこう。
まず、扉がロックしてくれないことの解消だが、これは、こちらの説明に書かれているように、
このレバーで直せる。
現状は、このレバーが経年変化で緩んでいて、扉がロックされない状態になっていた。
調整は簡単で、扉を開いたときに固定したい角度まで開いて、レバーを回して軽く固定すればいい。
あまり固くレバーを締めすぎると、固定された扉を自分の手で閉じるときに、力が要るようになってしまうため、レバーを回すのは適度な力で行うのがコツ。
また、適度な力で行うということは、いつかまた緩むということでもあり、その時は、また同様に締め直す必要はある。
今回は、宅配便や買い物荷物が搬入しやすいよう、扉は目一杯開いた、ほぼ90度で固定した。
玄関扉が勝手に閉まってしまう症状は、これで解消した。
しかし、この状態から扉を少し押してやると、扉が閉じるのだが、段々と加速度がついて、バンと大きな音がして閉じてしまう。
この調整には、前回も説明した青丸の第1速度と、赤丸の第2速度のネジを調整してやる。
まず、青丸のネジを緩めると、最初に扉を押したときの加速度が増し、ネジを締めると、扉がゆっくり開くようになる。ただ、あまりこのネジを締めすぎると、扉が閉じるのに時間がかかり過ぎるようになるので、かったるい。
そこで、第1速度は、現状の比較的速い速度のままとし、赤丸のネジの調整のみを行う。
赤丸のネジは、扉を閉じる角度が20度ぐらいまで閉じた時のダンバーの強さが調整でき、これを締めると、扉が締まる直前で扉が閉じる速度を遅くするよう、ブレーキを掛けることができる。
ただし、ネジを締め過ぎると、扉が完全に閉まる前に止まってしまい、扉が閉じない状態になるので、この調節も微妙だ。
第1速度で加速された扉が、20度ぐらいまで閉じた時にブレーキがかかり、静かに扉が閉じるように調整できたらベストだが、減速しきれないようであれば、次は第1速度も少し遅くするといい。
そして、稀に青丸と赤丸のネジを調整しても、最後の扉が閉じる寸前の、扉が閉じる力が弱くて、ロックレバーが掛からず、半ドア状態になることがある。
この場合、緑丸のシールの下にあるラッチングアクションの調整ネジを調整すると、扉を最後に閉じる力を加減でき、しっかり扉がロックできるようになるはずだ(今回の調整では調整不要だった)。
そして、最終的な調整結果は、この通り。
90度の角度で扉は固定できており、扉を閉じるよう押すと、スムーズに閉じ、扉が閉じる寸前でブレーキがかかり、音もなく静かに扉が閉じてロックされるのが分かる。
なお、こうした調整ネジは、経年変化でどうしても緩むので、再びドアがロックしなくなったり、勢いよく扉が閉じるようになってしまうのは避けられないため、そのたびに再調整は必要だ。
再調整が必要だから、わざわざユーザーが調整可能なように、シールで説明を書いてあるとも言える。
そんな訳で、玄関扉の開閉動作に不満がある皆さま、玄関扉を一度調整してみてはいかがでしょう。
そんなに難しくないですよ。
なお、上で説明したレバーやネジを調整しても、ドアの開閉の挙動が変わらない場合は、ドアクローザーという部品自体が故障している可能性がある。
その場合は、玄関扉にあったドアクローザーを交換する必要がある。
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