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PHVはもう要らないかも [乗り物]

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現在、乗っている愛車・三菱デリカD:2は、2012年7月に乗り始めたので、2021年には、9年目の車検を通すことになる。
その頃から、いい車があれば、新しい車に買い替えようと思っている。

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以前だと、その際、できればPHVに乗りたいな、と考えていた。その理由としては、

・我が家の場合、自家用車の乗車距離の90%は、数km圏内のショッピングや用事、最寄駅への送迎で、ほとんどがPHVをEVとして走ることができる

・たまに遠出するときも、PHVであれば、EVと違いガソリンで走り続けられるので、安心

・そもそもの年間走行距離が、2,000~3,000kmしかないので、自宅で夜間の100V給電でも十分

・私は第二種電気工事士の資格を持っているので、自宅にEVの充電設備を取り付けるのは、部品代のみで自分でできるはず

・(以前の電気料金制度では)夜間が安い料金プランを選べば、燃料費はガソリンの1/3程度に抑えられる計算だった

・夜に家族を駅まで送迎するときなど、電気のみで走れると、周りに騒音を出さず迷惑を掛けずに済む

といったことが挙げられた。

私の生活パターンで言えば、PHVを買っても、ガソリンで走るのは、月1回のコストコへの買い物で、帰路の終盤に少し。あとは、たまに、箱根、山梨、群馬、千葉などに車で遊びに行くときぐらいだろう。

なので、我が家の生活パターンでは、PHVが一番適していると考えていたのだ。

「PHV(プラグインハイブリッド)」は本当にお得なのかを考える | @niftyでんき

ところが、社会情勢の変化や、車の技術の進展、PHV自体の製品化を通じて見えてきた問題点なども明らかになり、次のような理由により、PHVが必ずしも優れているとは言えないように思えてきた。

・電力販売自由化以降、深夜料金が優遇される料金プランのお得度が格段に下がり、燃料費がガソリンの1/2以下にも下がらなくなった

・PHVは、HVに比べて大容量のバッテリーを積む必要があって車の値段が下がらず、依然、HVに比べて割高のため、その差を燃料費で埋め合わすことが困難なまま

・PHVシステムの価格と、大容量バッテリーのスペースと値段のせいか、なかなか小型車に搭載されず、未だに一番小型のPHVが、セダンのプリウスPHVという状況が続いている(世界的に見てもそうなので、このクラスの車格が、PHVとしてはローエンドなのかも)

・元々、年に2,000~3,000kmしか走らない我が家では、燃料費でPHVの価格差の元を取るのは絶望的に困難

こう考えると、そもそも、スズキ・ソリオクラスのサイズのPHVが発売される見込みはないと判断できるし、万が一発売されても、我が家の使い方では、絶対に元が取れないと考えられ、PHVに対する期待は一気にしぼんでしまった。

今は、それよりは、他人に迷惑をかけないよう、自動ブレーキ、自動運転などの安全機能にお金を掛けた方がいいだろうと考えている。

ただ、次の買い替え時には、上の子に続いて下の子も既に就職しているはずで、家族4人で車に乗る機会は、ますます減ることになるはず。
大半は、自分ひとり、または、奥さんと2人だけで車に乗るのなら、大きな車は要らないはず。

安全な車ランキング2018 軽自動車編

だったら、軽自動車でもどんどん高度な安全機能が搭載されており、軽ミニバンでもいいかな?と思い始めている。
今後の使い方を考えれば、スズキ・ソリオクラスと利便性は変わらないように思えるからだ。

日産:ノート [ NOTE ] 電気自動車 (e-POWER) Webカタログ トップ

あるいは、日産ノートe-POWERのような小型車に、外部充電機能が付いたPHVが発売されたりしたら、僅かにPHVに買い替える可能性も残るだろう(今のところ、日産にその気はない模様だが)。

実際のところ、ノートe-POWERのバッテリー容量だと、EVとしては2~3kmしか走れないようなのだが、我が家の使い方だと、週数回の家族の夜の送迎と、毎週1回のショッピングは十分カバーでき、おそらく走行距離の8割以上は、外部充電で走らせることができるだろうから、十分それでも価値があるはず。

その一方で、次に買う車も、さらに9年以上乗ることを考えると、「子どもが結婚してその家族が帰省し、一緒に車に乗るようなことはないのだろうか?」という事態も考えてしまう。

実際、二人の子供たちは、運転免許を持っておらず、取る気もないらしいので、現実にあり得る話だ。

そう考えると、軽ミニバンどころか、現在のスズキ・ソリオクラスであっても、5人乗るとほとんど荷物が積めないので、もう一回り大きな車さえ欲しくなる。

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ホンダ・フリード - Wikipedia

例えば、5人乗りホンダ「フリード+」のHVあたりが、それに該当するのだろう。

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トヨタ、「シエンタ」マイチェンでラゲッジがフラットになる5人乗り仕様新設定 - Car Watch

トヨタの「シエンタ」にも、マイナーチェンジで5人乗りが登場したので、こちらでもいいかもしれない。

以前「モビリオ」に乗っていたこともあるので分かるが、このクラスであれば、狭い道でも扱いづらくないし、5人乗っても泊りの旅行もできるぐらいの荷物が積める。値段だって、フル装備だと下手をすると200万円前後する軽ハイトワゴンと、20万円も違わない。

予算は、軽ハイトワゴンなら200万円、ミニミニバンの5人乗りなら250万円かな。もし、自動運転が実現されるなら、そのレベルに応じて+最大100万円は出してもいい。

どちらに方針を振るべきかは、2021年時点の家族と世間の状況を見て判断したい。

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