
外付け4K BSチューナーどれがいい? [AV機器]
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【2018年9月】外付けBS4Kチューナー全機種を徹底比較!
11月に4K BS放送が始まるが、それに向けてようやく、4K BS放送対応の製品が整いつつある。
4K BSチューナーを内蔵したテレビも、東芝や三菱から発売されるが、4K BSチューナーが見られるようになるからと言って、それだけでテレビを買い替える人は稀だろう。
なので、4K BS放送が始まった当初は、テレビに外付けできる4K BSチューナーの販売が主体になると思われる。
4K BS放送の放送内容自体がまだ明らかになっていないため、積極的に外付け4K BSチューナーを買う人が、どれだけいるかは全く見当がつかないが、もし、放送が始まってみて、魅力があれば、たとえ、今あるテレビが4Kテレビでなかったとしても、外付け4K BSチューナーを繋げば、それなりの画質で番組を見ることができるし、その後、テレビを4Kテレビに買い替えた時点で、4Kの画質を堪能することもできる。
その意味では、今、4K BS放送が見たいなら、外付け4K BSチューナーを買うのが、一番リスクが少ないはず。
価格面でも、過去にアナログハイビジョンチューナーや、BSデジタルチューナーが最初に発売された頃に比べれば、最初から安い値段となっているので、手を出しやすいだろう。
すでに予約ができる外付け4K BSチューナーをいくつかご紹介しておく。
(1)ソニー「DST-SHV1」 地上・BS4K・110度CS4Kチューナー
DST-SHV1 | テレビ ブラビア | ソニー
各社の中で最も高機能なのがソニーの「DST-SHV1」だ。
BS4K/CS4Kチューナーを2基搭載するのはこれだけで、USB外付けHDDを繋げば、BS4K/CS4K放送の番組を視聴中に、別の4K放送の裏番組の裏録画が可能となっている。
もちろん、従来からある地デジや、フルHDのBS/110度CSチューナーも2基搭載し、これらの放送も見たり、裏録したりすることも可能なので、チューナーを内蔵しない4K対応液晶モニター(HDM-CEC対応のもの)などに繋げば、4Kテレビ感覚で使える。
なお、ソニーのテレビは大部分がAndroid TVを搭載するが、このチューナーはAndroid TVは搭載せず、ネット動画を見る機能も搭載しない。もし、これがBRAVIA同等のAndroid TVを搭載していたら、Netflixはもちろん、Amazonビデオやniconicoまでフルカバーする外付けチューナーとなったはずで、それなら買ったかもしれないのにな。
(2)ピクセラ「PIX-SMB400 4K Smart Tuner」
4Kチューナーで新4K放送を今あるテレビで!「4K Smart Tuner(PIX-SMB400)」 | 株式会社ピクセラ
BS4K/CS4Kから地上デジ/BS/110度CSまで対応するチューナーを1基搭載し、12月のバージョンアップで、USB外付けHDDを繋げばBS4K/CS4K放送も含み、録画も可能となるらしい。
チューナー機能はイマイチなのだが、この端末の特徴は、最新(Oreo)のAndroidTV搭載し、NETFLIXやYouTube、AbemaTV、niconicoなどのネット動画が見られることだろう。本体リモコンでの音声によるコンテンツ検索もできる。
Chromecast Build-in機能もあり、スマートスピーカー「Gooogle Home」からの音声操作でNETFLIXやYouTubeの動画を再生することもできる。
一点弱点というと、リモコンがAndroidTVベースのシンプルなものとなっており、チャンネル選局のテンキーが付いていないこと。
そのため、シンプルに放送をザッピングしたい人にとっては、若干面倒かもしれない。
価格も税別29,800円と、出そろった製品の中では、一番安い。
(3)パナソニック TU-BUHD100 4Kチューナー
4Kチューナー TU-BUHD100 商品概要 | テレビ/シアター | Panasonic
ピクセラの「4K Smart Tuner(PIX-SMB400)」のOEM品なので、AndroidTVを搭載し、録画なども含め機能的には、ピクセラと同じ。
ただし、リモコンは、パナソニックのテレビも操作でき、選局用テンキーを備えたものとなっているのは、はやりAV家電メーカー。
その分、価格もピクセラより5,000円程度高いのが玉に傷だ。
(4)東芝 TT-4K100 BS/CS 4K録画対応チューナー
BS/CS 4K録画対応チューナー|テレビ|REGZA:東芝
パッと見に一番目立つのは、他社のチューナーに比べて、コンパクトであること。
BS4K/CS4Kチューナーを1基搭載し、裏録はできないが、USB接続HDDを繋ぐと、その録画も可能。
地上デジ/BS/110度CSチューナーも2基搭載し、こちらは、見ながら別のチャンネルを裏録画可能とのこと。
価格は、ソニーに比べれば安いが、ピクセラに比べれば高く、その意味では一番の売りはコンパクトさ、ということになるのだろうか。
(5)シャープ 4S-C00AS1 BS4Kチューナ
シャープ、AQUOSの4Kボタンで切り替えられるBS4Kチューナ。HLG→HDR10変換 - AV Watch
BS4K/110度CS4Kチューナーを1系統内蔵し、別売のUSB HDDと接続すれば、4K放送を4K画質のまま録画できるシンプルなチューナー。
シャープのテレビ「AQUOS AM1」のリモコンから、ワンボタンでBS4K/110度CS4K放送が見られる機能があり、この製品のリモコンで他社のテレビの操作も可能だが、その中からとうとう日立が外れた。
日立、テレビの国内販売から撤退 :日本経済新聞
これは、先日発表された日立が国内のテレビ販売から撤退し、日立チェーンストールではブラビアを代わりに売るというニュースと関連しているのだろう。
(5)パナソニック 4Kチューナー内蔵BDレコーダー「DMR-SUZ2060」
BS4K録画対応のパナソニックレコーダは実売13万円。4K BD-R録画も - AV Watch
最後に、外付けチューナーではないのだが、パナソニックから、BS4K/CS4Kチューナーを搭載したBlu-ray DIGAが発売された。
レコーダーのBS4K/CS4Kチューナー内蔵製品は、今のところこれだけしかない。
チューナーに関しては、地上デジ/BS/110度CSチューナーを2基搭載した上で、地上デジ/BS/110度CSに加えて、BS/CS4Kにも対応したチューナーを1基搭載するため、地上デジ/BS/110度CSに関しては、3番組同時録画ができ、BS/CS4Kに関しては1番組の録画が可能となっている。
2TBのHDDを搭載し、USBでHDDの増設も可能。また、世界初で、BD-R/REディスクへ4K解像度でのダビングにも対応するという(多分BDの規格外)。
さらに、4Kに関係する機能としては、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)再生に対応。
Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、Hulu、dTV、アクトビラなどの映像配信サービスに対応し、4K/HDR配信にも対応するという。
おそらく、4K動画を見るという意味では、これほどフル装備のテレビ外付け端末は、今のところ他にないと言っていい。
HDMO-CECにも対応するから、「DMR-SUZ2060」をチューナーなしの4Kモニターに接続し、テレビ代わりに使うというのもアリだろう。
価格は13万円と高いが、レコーダーの買い替え時期が来ているのなら、思い切って、チューナーではなく「DMR-SUZ2060」を買ってしまうのも手なのかもしれないな。
関連記事:
4k BS放送に対する各メーカーの温度差はますます拡大:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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【2018年9月】外付けBS4Kチューナー全機種を徹底比較!
11月に4K BS放送が始まるが、それに向けてようやく、4K BS放送対応の製品が整いつつある。
4K BSチューナーを内蔵したテレビも、東芝や三菱から発売されるが、4K BSチューナーが見られるようになるからと言って、それだけでテレビを買い替える人は稀だろう。
なので、4K BS放送が始まった当初は、テレビに外付けできる4K BSチューナーの販売が主体になると思われる。
4K BS放送の放送内容自体がまだ明らかになっていないため、積極的に外付け4K BSチューナーを買う人が、どれだけいるかは全く見当がつかないが、もし、放送が始まってみて、魅力があれば、たとえ、今あるテレビが4Kテレビでなかったとしても、外付け4K BSチューナーを繋げば、それなりの画質で番組を見ることができるし、その後、テレビを4Kテレビに買い替えた時点で、4Kの画質を堪能することもできる。
その意味では、今、4K BS放送が見たいなら、外付け4K BSチューナーを買うのが、一番リスクが少ないはず。
価格面でも、過去にアナログハイビジョンチューナーや、BSデジタルチューナーが最初に発売された頃に比べれば、最初から安い値段となっているので、手を出しやすいだろう。
すでに予約ができる外付け4K BSチューナーをいくつかご紹介しておく。
(1)ソニー「DST-SHV1」 地上・BS4K・110度CS4Kチューナー
DST-SHV1 | テレビ ブラビア | ソニー
各社の中で最も高機能なのがソニーの「DST-SHV1」だ。
BS4K/CS4Kチューナーを2基搭載するのはこれだけで、USB外付けHDDを繋げば、BS4K/CS4K放送の番組を視聴中に、別の4K放送の裏番組の裏録画が可能となっている。
もちろん、従来からある地デジや、フルHDのBS/110度CSチューナーも2基搭載し、これらの放送も見たり、裏録したりすることも可能なので、チューナーを内蔵しない4K対応液晶モニター(HDM-CEC対応のもの)などに繋げば、4Kテレビ感覚で使える。
なお、ソニーのテレビは大部分がAndroid TVを搭載するが、このチューナーはAndroid TVは搭載せず、ネット動画を見る機能も搭載しない。もし、これがBRAVIA同等のAndroid TVを搭載していたら、Netflixはもちろん、Amazonビデオやniconicoまでフルカバーする外付けチューナーとなったはずで、それなら買ったかもしれないのにな。
(2)ピクセラ「PIX-SMB400 4K Smart Tuner」
4Kチューナーで新4K放送を今あるテレビで!「4K Smart Tuner(PIX-SMB400)」 | 株式会社ピクセラ
BS4K/CS4Kから地上デジ/BS/110度CSまで対応するチューナーを1基搭載し、12月のバージョンアップで、USB外付けHDDを繋げばBS4K/CS4K放送も含み、録画も可能となるらしい。
チューナー機能はイマイチなのだが、この端末の特徴は、最新(Oreo)のAndroidTV搭載し、NETFLIXやYouTube、AbemaTV、niconicoなどのネット動画が見られることだろう。本体リモコンでの音声によるコンテンツ検索もできる。
Chromecast Build-in機能もあり、スマートスピーカー「Gooogle Home」からの音声操作でNETFLIXやYouTubeの動画を再生することもできる。
一点弱点というと、リモコンがAndroidTVベースのシンプルなものとなっており、チャンネル選局のテンキーが付いていないこと。
そのため、シンプルに放送をザッピングしたい人にとっては、若干面倒かもしれない。
価格も税別29,800円と、出そろった製品の中では、一番安い。
(3)パナソニック TU-BUHD100 4Kチューナー
4Kチューナー TU-BUHD100 商品概要 | テレビ/シアター | Panasonic
ピクセラの「4K Smart Tuner(PIX-SMB400)」のOEM品なので、AndroidTVを搭載し、録画なども含め機能的には、ピクセラと同じ。
ただし、リモコンは、パナソニックのテレビも操作でき、選局用テンキーを備えたものとなっているのは、はやりAV家電メーカー。
その分、価格もピクセラより5,000円程度高いのが玉に傷だ。
(4)東芝 TT-4K100 BS/CS 4K録画対応チューナー
BS/CS 4K録画対応チューナー|テレビ|REGZA:東芝
パッと見に一番目立つのは、他社のチューナーに比べて、コンパクトであること。
BS4K/CS4Kチューナーを1基搭載し、裏録はできないが、USB接続HDDを繋ぐと、その録画も可能。
地上デジ/BS/110度CSチューナーも2基搭載し、こちらは、見ながら別のチャンネルを裏録画可能とのこと。
価格は、ソニーに比べれば安いが、ピクセラに比べれば高く、その意味では一番の売りはコンパクトさ、ということになるのだろうか。
(5)シャープ 4S-C00AS1 BS4Kチューナ
シャープ、AQUOSの4Kボタンで切り替えられるBS4Kチューナ。HLG→HDR10変換 - AV Watch
BS4K/110度CS4Kチューナーを1系統内蔵し、別売のUSB HDDと接続すれば、4K放送を4K画質のまま録画できるシンプルなチューナー。
シャープのテレビ「AQUOS AM1」のリモコンから、ワンボタンでBS4K/110度CS4K放送が見られる機能があり、この製品のリモコンで他社のテレビの操作も可能だが、その中からとうとう日立が外れた。
日立、テレビの国内販売から撤退 :日本経済新聞
これは、先日発表された日立が国内のテレビ販売から撤退し、日立チェーンストールではブラビアを代わりに売るというニュースと関連しているのだろう。
(5)パナソニック 4Kチューナー内蔵BDレコーダー「DMR-SUZ2060」
BS4K録画対応のパナソニックレコーダは実売13万円。4K BD-R録画も - AV Watch
最後に、外付けチューナーではないのだが、パナソニックから、BS4K/CS4Kチューナーを搭載したBlu-ray DIGAが発売された。
レコーダーのBS4K/CS4Kチューナー内蔵製品は、今のところこれだけしかない。
チューナーに関しては、地上デジ/BS/110度CSチューナーを2基搭載した上で、地上デジ/BS/110度CSに加えて、BS/CS4Kにも対応したチューナーを1基搭載するため、地上デジ/BS/110度CSに関しては、3番組同時録画ができ、BS/CS4Kに関しては1番組の録画が可能となっている。
2TBのHDDを搭載し、USBでHDDの増設も可能。また、世界初で、BD-R/REディスクへ4K解像度でのダビングにも対応するという(多分BDの規格外)。
さらに、4Kに関係する機能としては、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)再生に対応。
Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、Hulu、dTV、アクトビラなどの映像配信サービスに対応し、4K/HDR配信にも対応するという。
おそらく、4K動画を見るという意味では、これほどフル装備のテレビ外付け端末は、今のところ他にないと言っていい。
HDMO-CECにも対応するから、「DMR-SUZ2060」をチューナーなしの4Kモニターに接続し、テレビ代わりに使うというのもアリだろう。
価格は13万円と高いが、レコーダーの買い替え時期が来ているのなら、思い切って、チューナーではなく「DMR-SUZ2060」を買ってしまうのも手なのかもしれないな。
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4k BS放送に対する各メーカーの温度差はますます拡大:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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4K BSで注意点がチューナーやTVだけでなくアンテナやアンテナケーブル類の付属機器も全て4K対応品にしないと、本当の意味での4K 品質が見えないようですね。
このあたりの点も4K BS普及の障害なのでしょう。
by まっくんち (2018-10-08 11:16)
まっくんちさん、こんにちは。
チューナー以外の必要設備については、
https://content.blog.so-net.ne.jp/2017-01-21
にも書きましたが、実は、既にBSで放送を行っているNHKや民放系放送事業者のチャンネルは、従来のBSアンテナやケーブルでも、4K放送が見られるはずなんですよね。
NHK以外には、放送にお金を払っていない我が家としては、もし4Kテレビを導入するにしても、この範囲が見られれば、とりあえず十分かなと思っています。
by naniwa48 (2018-10-08 19:53)