
「K-TOUCH i9」は「Melrose 2019」と別物? [スマートフォン]
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3.5インチ小型スマホ「K-TOUCH i9」 - ヴェルテ
Anicaというメーカーから「K-TOUCH i9」という超小型スマホが発売されたのだが、パッと見に800x340ピクセルの超縦長画面や曲面フロントガラスのデザインが「Melrose 2019」にそっくりで、どうせ同一スペックのOEM製品だろうと思っていたのだが、詳しいスペックを見比べると、何か違う。
それを明確にするために、比較表を起こしてみた。
「K-TOUCH i9」のRAMが2GB、内蔵ストレージが16GBで、「Melrose 2019」の倍になっていたり、カメラの画素数が、フロントもリアも「K-TOUCH i9」の方が高いのは、それだけであれば、同一ハードベースのバリエーションモデルとも取れる。
「K-TOUCH i9」の方が、画面サイズが0.1インチ大きいのも同様で、画面解像度が同じなので、同じパネルを使っていて、計測誤差の範囲かなとも思える。
しかし、本体サイズが三辺ともが、有効桁数の範囲を超えて違うのは、単なる計測誤差とは思いがたい。
また、SIMカードスロットが、「Melrose 2019」がnanoSIMスロットを2個搭載するるのに対し、「Melrose 2019」はnanoSIM+microSIMの構成となっており、明らかに基板から設計が違う。
さらに、「K-TOUCH i9」の付属品の写真を見ると、USBケーブルの端子形状がUSB Typ-Cに見える。これは、micro USBだという「Melrose 2019」と異なる。
リアカメラ周りの写真も、「K-TOUCH i9」にはカメラとフラッシュらしき丸いモノが2つ見えるのに対し、「Melrose 2019」には、さらにもう一つ何か丸いモノ(なんだこれ?)が写っており、外観にも明らかな違いがある。
スペック表と写真から分かる、これらの違いを信じれば、おそらく「K-TOUCH i9」と「Melrose 2019」は、一見デザインは似ているものの、設計から全く別の製品だと思われる。
おそらく、同じディスプレイをベースに新製品の設計をし始め、iPhone Xsっぽいデザインを狙ったら、結果として似たような製品になってしまったのではないだろうか。
一方、「K-TOUCH i9」を販売しているサイトをいくつか見ていて、同じサイト内に、フロントカメラが200万画素と書かれた表もあれば、500万画素と書かれた表があったり、外部インタフェースがmicro USBだと書かれているサイトもある。
RAM3GB/ROM32GBのモデルもあるかのような記述もあったりして、いまひとつどこの情報を信用していいのか、さっぱり分からない。
そもそも、この本体サイズで、バッテリー容量が2,000mAh(2,200mAhと書かれたサイトもある)もあるというのが、それだけで信じられない。
SoCのクロック周波数が2.4GHzと書かれているサイトもあるが、発熱を考えれば信じ難いし、そもそも別のサイトに書いてあった搭載SoC・MediaTek MT6739のスペックとも異なる。
ただ、「K-TOUCH i9」のスペック表が誤りだらけだったとしても、もし、RAMが2GB、内蔵ストレージが16GBという点だけでも正しければ、もはや「Melrose 2019」を選ぶ理由はどこにもないだろう。
価格は、発売直後なので、AliExpressでも90ドルを切るぐらいで若干割高だが、これは今後下がっていくのは間違いない。
なお、中華端末の場合、正しいスペックは、実際に手に入れてみないと確定的なことは言えないため、今後、他の方の人柱レポートなどで情報収集を続けて、比較表の精度を上げていきたいと思う。
コメントで皆様の情報をお待ちしています。
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3.5インチ小型スマホ「K-TOUCH i9」 - ヴェルテ
Anicaというメーカーから「K-TOUCH i9」という超小型スマホが発売されたのだが、パッと見に800x340ピクセルの超縦長画面や曲面フロントガラスのデザインが「Melrose 2019」にそっくりで、どうせ同一スペックのOEM製品だろうと思っていたのだが、詳しいスペックを見比べると、何か違う。
それを明確にするために、比較表を起こしてみた。
比較項目 | Melrose 2019 | K-TOUCH i9 |
---|---|---|
メーカー | Melrose | Anica |
サイズ | 100(H)x45(W)x8.8(D)mm | 101.6(H)x44(W)x8.1(D)mm |
重量 | (不明) | 90g |
カラー | ブラック/ホワイト/ブルー | ブラック/ホワイト/ブルー /グリーン/イエロー |
画面サイズ | 3.4インチ | 3.5インチ |
画面解像度 | 800x340ピクセル | 800x340ピクセル |
バッテリー容量 | 2,000mAh | 2,000mAh |
SoC | MediaTek MT6739V/WA(Quad Core,CortexA53 1.28GHz) | MediaTek MT6739(Quad Core, 2.4GHz, 詳細不明) |
RAM容量 | 1GB | 2GB |
内蔵ストレージ容量 | 8GB | 16GB |
microSDカードスロット | ○(SIMカードとの2択) | ○(SIMカードとの2択) |
モバイル通信対応 | GSM/WCDMA/LTE対応(4G B1/B3/B38/B39/B40/B41) |
GSM/WCDMA/LTE対応 (詳細不明) |
SIMカード対応 | DSDS(nanoSIMx2) | DSDS (nanoSIM+microSIM) |
Wi-Fi | ○(詳細不明) | ○(詳細不明) |
Bluetooth | ○(詳細不明) | ○(詳細不明) |
防水・防塵仕様 | × | × |
指紋センサー | ○(なしモデルもあり) | × |
Face ID(顔認証) | × | ○ |
リアカメラ | 500万画素 | 800万画素 |
フロントカメラ | 200万画素 | 500万画素 |
フラッシュ | ○(リア) | ○?(リア) |
GPS | ○ | ○ |
Gセンサー | ○ | (不明) |
光センサー | ○ | (不明) |
近接センサー | ○ | (不明) |
FMラジオ | ○(日本バンド対応不明) | (不明) |
ヘッドホン端子 | (不明) | (不明) |
充電・通信インタフェース | micro USB | USB Type-C ? |
ストラップホール | (不明) | (不明) |
付属品 | (不明) | 充電ケーブル, 保護フィルム, ケース, SIMイジェクトピン |
OS | Android 8.1 | Android 8.1 |
日本語対応 | 〇 | 〇 |
Google Play対応 | × | × |
実売価格(1/末) | 68ドル台(AliExpress) | 88ドル台(AliExpress) |
「K-TOUCH i9」のRAMが2GB、内蔵ストレージが16GBで、「Melrose 2019」の倍になっていたり、カメラの画素数が、フロントもリアも「K-TOUCH i9」の方が高いのは、それだけであれば、同一ハードベースのバリエーションモデルとも取れる。
「K-TOUCH i9」の方が、画面サイズが0.1インチ大きいのも同様で、画面解像度が同じなので、同じパネルを使っていて、計測誤差の範囲かなとも思える。
しかし、本体サイズが三辺ともが、有効桁数の範囲を超えて違うのは、単なる計測誤差とは思いがたい。
また、SIMカードスロットが、「Melrose 2019」がnanoSIMスロットを2個搭載するるのに対し、「Melrose 2019」はnanoSIM+microSIMの構成となっており、明らかに基板から設計が違う。
さらに、「K-TOUCH i9」の付属品の写真を見ると、USBケーブルの端子形状がUSB Typ-Cに見える。これは、micro USBだという「Melrose 2019」と異なる。
リアカメラ周りの写真も、「K-TOUCH i9」にはカメラとフラッシュらしき丸いモノが2つ見えるのに対し、「Melrose 2019」には、さらにもう一つ何か丸いモノ(なんだこれ?)が写っており、外観にも明らかな違いがある。
スペック表と写真から分かる、これらの違いを信じれば、おそらく「K-TOUCH i9」と「Melrose 2019」は、一見デザインは似ているものの、設計から全く別の製品だと思われる。
おそらく、同じディスプレイをベースに新製品の設計をし始め、iPhone Xsっぽいデザインを狙ったら、結果として似たような製品になってしまったのではないだろうか。
一方、「K-TOUCH i9」を販売しているサイトをいくつか見ていて、同じサイト内に、フロントカメラが200万画素と書かれた表もあれば、500万画素と書かれた表があったり、外部インタフェースがmicro USBだと書かれているサイトもある。
RAM3GB/ROM32GBのモデルもあるかのような記述もあったりして、いまひとつどこの情報を信用していいのか、さっぱり分からない。
そもそも、この本体サイズで、バッテリー容量が2,000mAh(2,200mAhと書かれたサイトもある)もあるというのが、それだけで信じられない。
SoCのクロック周波数が2.4GHzと書かれているサイトもあるが、発熱を考えれば信じ難いし、そもそも別のサイトに書いてあった搭載SoC・MediaTek MT6739のスペックとも異なる。
ただ、「K-TOUCH i9」のスペック表が誤りだらけだったとしても、もし、RAMが2GB、内蔵ストレージが16GBという点だけでも正しければ、もはや「Melrose 2019」を選ぶ理由はどこにもないだろう。
価格は、発売直後なので、AliExpressでも90ドルを切るぐらいで若干割高だが、これは今後下がっていくのは間違いない。
なお、中華端末の場合、正しいスペックは、実際に手に入れてみないと確定的なことは言えないため、今後、他の方の人柱レポートなどで情報収集を続けて、比較表の精度を上げていきたいと思う。
コメントで皆様の情報をお待ちしています。
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こんな記事を発見
[手のひらサイズのミニスマホ「Palm」をアメリカで買ってみた]
https://japanese.engadget.com/2019/01/29/palm/
まだ、手に入れることは困難でしょうが、昔懐かしいPalm保有していたので、欲しい。
もちろん、中身はAndroidになっていますが。
by まっくんち (2019-01-31 06:22)
まっくんち さん、こんにちは。
Palm Phoneは存在は知っていましたが、ベライゾンのスマホとペアでないと使えないとのことだったので興味なかったのですが、そうではなかったんですね。
ただ、バッテリーが小さすぎるのと、高すぎるので、ちょっと手が出ないですね。ディスプレイはちょうどいいんですが。
by naniwa48 (2019-01-31 07:58)