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「Soyes XS」のバッテリーの持ちが思ったよりいい [スマートフォン]

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「Soyes XS」のバッテリーの実用量は860mAhだということが判明していたので、バッテリーの持ちには不安を持っていたのだが、実際に使い始めてみて、思ったより悪くないことの気付いた。
しかも、この製品、残量が1~2%になってからの粘りが凄いのだ。

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リチウムイオン電池の内部抵抗分離解析|株式会社コベルコ科研

リチウムイオンバッテリーの放電特性は、残量が減るにつれ、なだらかに電圧が低下するが、残量が10%を切るあたりから急激に電圧が低下する。

中華端末の場合、単純にこの電圧低下を検知して残量を表示しているケースも多いらしく、バッテリーが10~20%ぐらいまで減ってから、急激に残量の減りが早くなり、予想外に早くバッテリーが切れる端末が多い。

ちゃんとしたメーカーであれば、放電特性の非線形性に対して補正を施して、バッテリーの残量がリニアに減っているかのように感じるよう%表示を行っているし、アップルやレノボなどの一流メーカーだと、さらにバッテリーの個体差や、放充電回数に応じて寿命が短くなる症状などを学習して、補正係数をさらに補正して、バッテリーの寿命が短くなっても、正しいバッテリー残量表示を行っている。

「Soyes XS」は、中華端末にしては、その補正がしっかりしているらしく(あるいは過剰?)、バッテリー残量が10%を切っても、かなりの長時間使える。

先日も、帰宅途中に残量が1%となったのだが、切れるまでこのままラジオ番組の録音を聴き続けようと思って、充電せず、ディスプレイはオフにしてそのまま使っていたら、帰宅するまでの30分間、番組を聴き続けることができた。

帰宅して、電源ボタンを押して、ディスプレイがオンになった途端、シャットダウンし始めたので、Bluetoothでのオーディオ再生のみという比較的消費電力が少ない状態だから、ではあったとは思うが、中華端末にしては優秀だと思う。

バッテリーの実用量は860mAhしかないらしいが、実際のバッテリーの持ちは、SoCなどの消費電力の大きさとのバランスで決まるし、ソフト的な省電力制御も影響するので、カタログの容量だけで決まるものではない。

私の実感としては、ポータブルオーディオプレーヤーとして使うなら、バッテリーの実質的な持ちは「Jelly Pro」よりいいかもしれない、と感じている。

【追記】
一点だけ困っていることがあって、パソコンとUSB接続したときに表示される「USBの使用方法」のデフォルトが「充電」になるのだが、これを、他の用途、例えば、「ファイル転送」に変更しようとしても、選べなくなることが多々あるのだ。起動直後は、大抵選べる気がするので、バグのような気がする。

関連記事:
「Soyes XS」の防塵仕様の謎:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ





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まろん

OTGは対応していますか?
by まろん (2019-04-12 23:05) 

naniwa48

まろん さん、こんにちは。
全く考えていなかったの、試したことがありません。
今週末時間があれば試してみますね。
ところで、何を繋ぎたいのでしょうか?
特に希望がなければ、とりあえず、マウスを繋いでみますが。
by naniwa48 (2019-04-13 00:17) 

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