4K BSチューナー内蔵テレビはどこでも作れるみたい [AV機器]
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BSデジタル放送や、地デジを内蔵したテレビは、放送が始まった当初は、いわゆる大手家電メーカーしか作ることができず、そのためもあって、製品価格は最初は高めで、徐々に値下がりしていった。
大手家電メーカー以外が、内蔵テレビを発売できるようになったのは、放送が始まって数年経ってからだった。
これは、技術がコモデティ化したことで、大手家電メーカーが、SoCや基板、ファームウェアなどを、外販し始め、それをHISENSEなどの中国家電メーカーなどにも販売し始めた、それを利用した中国メーカーが日本でテレビを販売し始めたことや、FUNAIやPIXELAなどのように、元々、大手家電メーカーのデジタルチューナーの開発を請け負っていた会社が、自社ブランドでの販売を始めたことによる。
実は身近なBS 4K。開始まで半年「新4K8K衛星放送」の注意点 - AV Watch
2018年12月1日にスタートした4K BS放送については、大手家電メーカーに該当する東芝、三菱電機が積極的にフルラインナップを取りそろえる一方、パナソニック、ソニーは製品発売に慎重で、これでは、4K BSチューナー内蔵テレビは遅くなりそうだな、と思えた。
ここに予想外だったのが、大手家電メーカー以外からも、早くも4K BSチューナー内蔵テレビが早々と登場していること。
新4K衛星放送チューナー内蔵!テレビ番組もネット動画もとことん楽しむ!これが新しいテレビのスタイル 4Kチューナー内蔵テレビ「PIXELA 4K Smart TV(PIX-43VP100 / PIX-55VP100)」 | 株式会社ピクセラ
パナソニックに4K BSチューナーをOEM供給しているピクセラは、いち早く4K BSチューナー内蔵テレビを発売してきた。
ピクセラ自体は、パソコン向けのデジタルチューナーの開発や、デジタルテレビの委託開発などでは実績が多く、今回も放送開始早々に発売した4K BSチューナのリソースを生かして、テレビも開発したと思われる。
4K/HDR対応の液晶パネルを採用し、Android TVも搭載し、外付けHDDに裏録画もできる55型が10万円を切るという安さも魅力だ。
BS/CS 4Kチューナー内蔵、レグザエンジンNEO搭載の4K対応スマートテレヒ?”50A6800″、”43A6800″登場! | ハイセンスジャパン株式会社
続いて、中国のハイセンスからも、東芝のチューナーボードを搭載したテレビが発売された。
こちらも、4K/HDR対応の液晶パネルを採用し、外付けHDDに裏録画もできる。Android TVは搭載しないが、YouTube、Netflix、TSUTAYA TV、スカパー! オンデマンド、クランクインビデオ、DMM.com、U-NEXT、アクトビラ、ひかりTV 4K、dTV、DAZNに対応するそうなのでかなり頑張っている(おそらく東芝と同じなのだろう)。
価格も、50型で10万円を切っており、大手家電メーカーに比べれば安い。
有機ELテレビ 2019年ラインアップ全4シリーズ9モデルを4月25日(木)より順次発売 | プレスリリース | LGエレクトロニクス・ジャパン
韓国LGエレクトロニクスからも、4K BSチューナーを搭載した有機ELテレビが発売になった。
LGは、以前から日本向けのテレビを独自開発しており、今回も完全な自社開発とみられる。
価格はOLED 55B9PJA(55型)が、既に20万円を切る価格となっており、これは、大手家電メーカーに比べると安い。
そもそも、4K BS放送は、技術的に見れば、変復調方式とコーデックは新しいが、これは対応するチューナーLSIちSoCを搭載すればどこでも対応できるし、SI/EPGなどのソフト面では、従来のデジタル放送とほとんど変わっておらず、大手家電メーカー以外でも対応は難しくなかったのだと思われる。
ということで、4K BSチューナー内蔵テレビについては、大手家電メーカー以外が、素早く製品を出してきたことで、地デジなどの時に比べれば、思ったより早く価格の下落が進みそうだ。
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BSデジタル放送や、地デジを内蔵したテレビは、放送が始まった当初は、いわゆる大手家電メーカーしか作ることができず、そのためもあって、製品価格は最初は高めで、徐々に値下がりしていった。
大手家電メーカー以外が、内蔵テレビを発売できるようになったのは、放送が始まって数年経ってからだった。
これは、技術がコモデティ化したことで、大手家電メーカーが、SoCや基板、ファームウェアなどを、外販し始め、それをHISENSEなどの中国家電メーカーなどにも販売し始めた、それを利用した中国メーカーが日本でテレビを販売し始めたことや、FUNAIやPIXELAなどのように、元々、大手家電メーカーのデジタルチューナーの開発を請け負っていた会社が、自社ブランドでの販売を始めたことによる。
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ここに予想外だったのが、大手家電メーカー以外からも、早くも4K BSチューナー内蔵テレビが早々と登場していること。
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ピクセラ自体は、パソコン向けのデジタルチューナーの開発や、デジタルテレビの委託開発などでは実績が多く、今回も放送開始早々に発売した4K BSチューナのリソースを生かして、テレビも開発したと思われる。
4K/HDR対応の液晶パネルを採用し、Android TVも搭載し、外付けHDDに裏録画もできる55型が10万円を切るという安さも魅力だ。
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続いて、中国のハイセンスからも、東芝のチューナーボードを搭載したテレビが発売された。
こちらも、4K/HDR対応の液晶パネルを採用し、外付けHDDに裏録画もできる。Android TVは搭載しないが、YouTube、Netflix、TSUTAYA TV、スカパー! オンデマンド、クランクインビデオ、DMM.com、U-NEXT、アクトビラ、ひかりTV 4K、dTV、DAZNに対応するそうなのでかなり頑張っている(おそらく東芝と同じなのだろう)。
価格も、50型で10万円を切っており、大手家電メーカーに比べれば安い。
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韓国LGエレクトロニクスからも、4K BSチューナーを搭載した有機ELテレビが発売になった。
LGは、以前から日本向けのテレビを独自開発しており、今回も完全な自社開発とみられる。
価格はOLED 55B9PJA(55型)が、既に20万円を切る価格となっており、これは、大手家電メーカーに比べると安い。
そもそも、4K BS放送は、技術的に見れば、変復調方式とコーデックは新しいが、これは対応するチューナーLSIちSoCを搭載すればどこでも対応できるし、SI/EPGなどのソフト面では、従来のデジタル放送とほとんど変わっておらず、大手家電メーカー以外でも対応は難しくなかったのだと思われる。
ということで、4K BSチューナー内蔵テレビについては、大手家電メーカー以外が、素早く製品を出してきたことで、地デジなどの時に比べれば、思ったより早く価格の下落が進みそうだ。
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