とうとう1TBのmicroSDXCカードが発売されたらしい [スマートフォン]
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世界初の容量1TBのmicroSDカードをサンディスクとMicronが同時発表 - GIGAZINE
今年の2月頃、スペイン・バルセロナで開催されているMWC Barcelona 2019の中で、SanDiskとMicronが、それぞれUHS-I対応の世界初となる容量1TBのmicroSDXCカードを発表した。
Micronが発表した「Micron c200 1TB microSDカード」は、先進的な96層3Dクワッドレベルセル(QLC)NANDテクノロジーを活用したものとのこと。
東芝がQLCの3D NANDを試作、96層プロセスの開発も - EE Times Japan
おそらく、こちらの東芝のチップを使用したもので、これまで512GBが最大だったmicroSDXCカードのメモリチップが、多値多重積層化の製造プロセスの進化で倍密度化でき、あの小さなmicroSDカードに、2倍の1TBを収めることが可能となったのだと思われる。
4Kムービーや大量の写真、VRゲームなどに向けた製品とのことで、最大読み込み速度が100MB/s、最大書き込み速度が95MB/sと、読み書きも高速化されている。
SanDiskも、同時に1TBのmicroSDXCカードを発表したが、最大読み込み速度が160MB/s、最大書き込み速度が90MB/sと、読み込み速度は、Micronを大幅に上回るようだ。
もう一つ重要なのは、1TBのメモリチップを使った、同じシリーズの512GBのmicroSDXCカードも発売になることだ。
旧来のメモリチップを使った512GBのmicroSDXCカードより、読み書きが速く、コストも下がるはず。
それは、旧来タイプの512GBのmicroSDXCカードの値下がりも期待できるという意味で、とても重要だ。
1秒約1GBの高速転送がmicroSDカードで可能になる新規格「microSD Express」が発表、8KムービーやVRコンテンツにも対応可能 - GIGAZINE
同時に、SDアソシエーションから、最大転送速度が985MB/sまで引き上げられた新規格「microSD Express」が発表された。
「microSD Express」では、2列目のピンに標準のPCIe 3.1仕様とNVMe Rev.1.3仕様を採用しているそうで、だとすると、SSDなんかと接続方法はほぼ同じ。
microSDカードサイズで、1Gbps近い転送速度も実現できるとなると、SSDではなく、microSDカードをシステムドライブに使った超小型パソコンなんかも、今後出てきそうだ。
SanDiskとMicronが発表した1TBのmicroSDXCカードが、この規格に準拠している訳ではないようだが、今後対応したカードが出てくるものと思われる。
さて、発表後、米国では4月頃から、SanDisk製の1TBのmicroSDXCカードが、わずかに市場に出回り始めていたようで、販売価格は449.99ドル(約5万円)とのこと。
1TBのmicroSDカード日本発売 Sandisk - ITmedia NEWS
一方、ようやく、日本でも8月から、SanDisk製の1TBのmicroSDXCカードが発売になることが発表された。
実売予想価格は10万円前後(税別)とのことで、実際に、10万円を超える価格で予約を受け付けているショップも出始めた。
ただ、米国では449.99ドルで販売すると言っているのに対し、日本でこの値段は馬鹿にしているとしか思えない。
早いところ、Micronにも1TBを発売してもらい、価格競争をして値段を引き下げて欲しいところだ。
一方、一足先の6月には、1TBと同じメモリチップを使った512GBのmicroSDXCカードが発売されるそうなので、この価格設定次第では、旧モデルの512GBのmicroSDXCカードも、一気に値下がりする可能性がありそうだ。
むしろ、実利的には、こちらの方が期待が大きいかもしれないな。
関連記事:
512GBのmicroSDXCカードに値ごろ感が出てきた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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世界初の容量1TBのmicroSDカードをサンディスクとMicronが同時発表 - GIGAZINE
今年の2月頃、スペイン・バルセロナで開催されているMWC Barcelona 2019の中で、SanDiskとMicronが、それぞれUHS-I対応の世界初となる容量1TBのmicroSDXCカードを発表した。
Micronが発表した「Micron c200 1TB microSDカード」は、先進的な96層3Dクワッドレベルセル(QLC)NANDテクノロジーを活用したものとのこと。
東芝がQLCの3D NANDを試作、96層プロセスの開発も - EE Times Japan
おそらく、こちらの東芝のチップを使用したもので、これまで512GBが最大だったmicroSDXCカードのメモリチップが、多値多重積層化の製造プロセスの進化で倍密度化でき、あの小さなmicroSDカードに、2倍の1TBを収めることが可能となったのだと思われる。
4Kムービーや大量の写真、VRゲームなどに向けた製品とのことで、最大読み込み速度が100MB/s、最大書き込み速度が95MB/sと、読み書きも高速化されている。
SanDiskも、同時に1TBのmicroSDXCカードを発表したが、最大読み込み速度が160MB/s、最大書き込み速度が90MB/sと、読み込み速度は、Micronを大幅に上回るようだ。
もう一つ重要なのは、1TBのメモリチップを使った、同じシリーズの512GBのmicroSDXCカードも発売になることだ。
旧来のメモリチップを使った512GBのmicroSDXCカードより、読み書きが速く、コストも下がるはず。
それは、旧来タイプの512GBのmicroSDXCカードの値下がりも期待できるという意味で、とても重要だ。
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同時に、SDアソシエーションから、最大転送速度が985MB/sまで引き上げられた新規格「microSD Express」が発表された。
「microSD Express」では、2列目のピンに標準のPCIe 3.1仕様とNVMe Rev.1.3仕様を採用しているそうで、だとすると、SSDなんかと接続方法はほぼ同じ。
microSDカードサイズで、1Gbps近い転送速度も実現できるとなると、SSDではなく、microSDカードをシステムドライブに使った超小型パソコンなんかも、今後出てきそうだ。
SanDiskとMicronが発表した1TBのmicroSDXCカードが、この規格に準拠している訳ではないようだが、今後対応したカードが出てくるものと思われる。
さて、発表後、米国では4月頃から、SanDisk製の1TBのmicroSDXCカードが、わずかに市場に出回り始めていたようで、販売価格は449.99ドル(約5万円)とのこと。
1TBのmicroSDカード日本発売 Sandisk - ITmedia NEWS
一方、ようやく、日本でも8月から、SanDisk製の1TBのmicroSDXCカードが発売になることが発表された。
実売予想価格は10万円前後(税別)とのことで、実際に、10万円を超える価格で予約を受け付けているショップも出始めた。
ただ、米国では449.99ドルで販売すると言っているのに対し、日本でこの値段は馬鹿にしているとしか思えない。
早いところ、Micronにも1TBを発売してもらい、価格競争をして値段を引き下げて欲しいところだ。
一方、一足先の6月には、1TBと同じメモリチップを使った512GBのmicroSDXCカードが発売されるそうなので、この価格設定次第では、旧モデルの512GBのmicroSDXCカードも、一気に値下がりする可能性がありそうだ。
むしろ、実利的には、こちらの方が期待が大きいかもしれないな。
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2019-06-23 00:00
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